インドのどこでも見られる普通の風景です。牛糞です。(2006年6月26日の再録)
ヒンドゥー教では牛の糞は、非常に聖なるもので、穢れを取り除く力があるとされます。したがって家の壁に貼り付けているのは魔よけのためです。その後燃料になります。
同じヒンドゥー教国のネパールでは、食後の土間をきれいにするのに牛糞を使うそうです。床に散らばった食べかすなど牛糞でえぐりだすようにして包み込んでふき取っていくということです。(「ネパール紀行」p190三瓶清朝著)
以上の文章にインド長期の旅をされたnonbeywa-tomyさん(https://blog.goo.ne.jp/nonbeywa_tomy)から以下のようなコメントをいただきました。
「 神の使徒なんですね
雄牛は荷役や畑作業を行い
雌牛は大切なミルクを提供してくれます
落し物は日常に必要な燃料となる
インド人は生きた木を切って燃料としない
もしそうしたら砂漠化することを
知っているんでしょう
落し物は大切な肥料なんですがそれもしない
必要順位として燃料となる そう思います」
雄牛は荷役や畑作業を行い
雌牛は大切なミルクを提供してくれます
落し物は日常に必要な燃料となる
インド人は生きた木を切って燃料としない
もしそうしたら砂漠化することを
知っているんでしょう
落し物は大切な肥料なんですがそれもしない
必要順位として燃料となる そう思います」
私は、スリナガールからバスでカシミールのレーに向かいました。山登りです。2018年のことこの地区が解放されて間もない頃でしたが、まだ印パ紛争に決着つかず国境沿いに両軍相対峙するという状況でした。道中、家々の壁に牛糞が張り付けられている光景をよく目にしたものです。
世界中旅されているようでうらやましいです。