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フィレンツェ Ⅰ

2006-07-21 22:52:53 | イタリア
フィレンツェを表す言葉を捜していた。
あまりに暑く、小さい街のくせしてあまりにも車が多く、
そして観光名所はごった返していた。
今やっと思いついた、石焼きビビンバだ。

観光中はもうやだ~と思っていたが、しはらく経ってみると
フィレンツェってやっぱりすごいと感嘆のため息状態。
今回もメディチ家礼拝堂とサンタ・クローチェ教会は
ぜったい行くと堅く決心していた。

「メディチ家礼拝堂」も修復中。
礼拝堂の天井画は美しく、
華やかな色とりどりの石細工は実にフィレンツェらしい。
新聖具室のミケランジェロの彫刻「夜」「昼」「曙」「黄昏」
つややかな石のすべりがなんとも魅力的。
その上に座っている石像が
「ヌムール公ジュリアーノ・デ・メディチ」ナムールって読んじゃだめよん。
「ウルビーノ公ロレンツォ・デ・メディチ」
どちらも、肉体派の隊長だが、帽子が似合うロレンツォがいい。

次は、隣の「サン・ロレンツォ聖堂」
入ってびっくり外壁と大違いで、とても明るくうつくしく揃った円柱の数々。
織りなす巨大な絵画と彫刻がすばらしい。
作者がフィリッポ・リッピとあった。
百合の花を持った天使が描かれていたので「受胎告知」だ。
もっとみんなよく見ようよ~もったいないよ~~。
見事な彫刻の細かいの四角い箱、ガイドブックには説教壇とあった。
2つのドナテッロ傑作の周りを何回も回る。

その次は、「パッラツォ メディチ リッカルディ」
階段で上に行ったら普通に賃貸しているようだった。


この建物では、ローマ時代の彫刻展をやっていた。
東京でやっていたらずっと見ていたいほどのもの、もったいない。
迷ってやっと捜した小さな部屋の壁画
ベノツォ・ゴツォーリのフレスコ画「東方の三博士の礼拝」
若い時の騎乗のロレンツォやジュリアーノだ。うひゃひゃもの。
騎乗のジュリアーノの後と下には、姿勢のよい豹がいた。

階段の踊り場の彫刻のバランスの良さ。


メディチ家にはコジモ、ジュリアーノ、ロレンツォとか
同じ名前が出てくるが、実際現場にゆくと
もっと訳が分からなくなる・・・。
メディチ好きにはたまらん~~~。



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