2022.08.20撮影
けもの道であります。ケモノが何度も通って、踏みかためた道でありまする。ここを通っているケモノは、何? というか、だれ?
わたしのうちは、カナダのブリティッシュ・コロンビア州、バンクーバーの街の中心からやや離れた住宅地にあります。シカやクマは出てきませんが、出没する動物や鳥は結構います。
現行犯で目視しないことには、どの動物が通っているのかは、わかりません。この道の幅と、地面の固まり具合から、大体の憶測はつきますが・・・
見てくださいよう〜〜(泣、泣)、クサキョウチクトウ(フロックス)の茎が踏み倒されているんですよう〜〜。フロックスの茎は硬いので、これをやられると、根本で折れてその茎は根から取れてしまうんです。救いようがないんです。
季節が早ければ、他の芽が出てくるんでしょうけど、成長した茎が根元から折られると、回復しません。その年の成長と開花は、それでなくなってしまいます。折れている茎(要するに、全草)があると、わたしは、その茎を拾い上げてコンポストにするしかなかったんです。
ああ、それで、わたしの大事にしてきたフロックスの園芸種 ‘Franz Schubert’「フランツ・シューベルト」も咲かなかったのかな? わたしの大事なフランツさま。こよなく愛してきましたのに。
わたしの「フランツ・シューベルト」がどんな花か、次で見てやってくださいね。今年でもうダメになってしまったかも・・・樹木が大きくなってしまって陽が十分届いていない、ということもあって・・・
シューベルトは、お好き?
上の画像のケモノ道は、次の画像のように続いていきます。フロックスの林を縫っていきます。その辺に何種類もフロックスがあるのよ。(グスン、グスン)
2022.08.20撮影
その林を出ると(以下、画像)、数種類のワスレグサ(忘れ草 Hemerocallis fulva)(別名:キスゲ、カンゾウ)の植わっている・・・あ、あ、あ、平地になっているではないか・・・。
今年はバンクーバー市では厳しい散水制限で庭に水やりが十分できていず、花が終わった植物の葉が早々に茶色くなっていきました。画像の手前はやや陰になっているので、まだ緑ですが。
このワスレグサの枯れ葉のベッドで、おくつろぎして、日光浴をしてくれたのね。うわあ〜〜、だれだ〜〜。
ワスレグサ
2022.08.20撮影
今度は、このケモノ道を抜け切って後ろを振り返ってみる(次の画像)と、先のケモノ道に対して、三角形の長い方の2辺のように元へ戻っていく道もあります。この道の両側にも、前の道と同じようにフロックスがあります。
そこ〜〜、禿げているじゃないですか、そこにもフロックスがあったはずなんですよ! ワスレグサの葉が勢いよく茂っている時には、目線がその葉で覆われていたので、こんなになっているとは気づかなかったのね。
2022.08.28撮影
今日お見せしている画像は、この「あるケモノ」さんと庭で直近で遭遇してしまった後、撮ったものです。今夏の例年よりきついバンクーバー市の散水制限で、今、庭の植物はほぼカラカラ状態。そんな植物の間を縫って作られているケモノ道を確認するのは、容易でした。
このガッチンこで出くわしたケモノさんと同じ種類のケモノさん(同一個体ではないようです)が庭にお越しであることは、前から知っていたんですが・・・植物が青々としていた時には、わからなかったのよね、ケモノ道。それにしても、ここまで道をつけてくれているのは、よほどしげしげと通っていたのよね。数個体が出入りしているのかも。
庭を仔細に眺めてみると、ケモノ道は他にも数本ありました。
次の画像(撮影日は別の日ですが)は、ケモノさんがご休憩なさった場所です。そこに尻餅をついて、しれっとしているのを、目で見ました! あのね〜〜、そこまで植物をぺったんこにしなくてもいいでしょ〜〜。どいてくれる〜〜?
2022.09.28撮影
明日は、このケモノさんにご登場願います。
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