羽ばたき飛行機製作工房

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デルタ・ツイスターに超小型遊星ギアを搭載(続報)

2013-01-22 00:34:47 | 製作記事(羽ばたき機)

前の記事で製作した超小型遊星ギア搭載デルタ・ツイスターの飛行ぶりがちょいパワー不足気味だったので、遊星ギアはそのままに、抵抗値のもっと低いモーターに換装した。使ったのはトイRCから取り出したもので、外形はMk06-4.5と同寸だが、抵抗値が2.7オームと、Mk06-4.5の半分近い。その分大きな電流が流せてパワーが出る理屈。

テスト結果は期待通りで、ハーフスロットル程度でも軽々と飛行する。試作機なのでコントロールはスロットルのみで、操舵機構は搭載していない。

今回、受信機は、外形が小さくボディーの8mm径ストローの中にすっぽり収まるIRX262を使用した。こうなってくると、ボディーの外にはみ出ている50mAhLi-poバッテリーが邪魔な感じ。以前はチューブ型のLi-poバッテリーが販売されていたが最近は見かけない。機体の外形をゴム動力版と変わらない位シンプルにしたいのだが、どうしたものだろうか。

2013/01/23追記:
ネットで調べてみると、8mmストローの中に収まるような細いスティック状のLi-poバッテリーもあるにはあるらしい。が入手のメドが立たないのと、放電レートもあまり高くなさそう。というわけで、製品版デルタ・ツイスターに敬意を表して?キットに付属しているスーパー・キャパシタを使うことにした。結果は以下の画像の通り。ボディーの内部にすっぽり収まって、コンセプト・デザイン通りの外形になった。スーパー・キャパシタは、キット仕様の1個ではややパンチに欠けるため、2個並列で使っている。Li-poと比べれば容量ははるかに少なく、また電圧降下も早いので、勢いよく飛ぶ時間は10秒にも満たないが、ともかくも当初イメージしていたデザインが実現できててうれしい。(ちなみにスーパー・キャパシタの良いところは充電時間が10~20秒と短いこと)