Casiopea feat. 和田アキラ、森園勝敏 - Lady Violetta (1980/04/02)
1970年代中頃のバンド少年というのは、ハードロックを聴くと思えば、プログレも聴くし、ブルースも聴くし、クロスオーバー(のちにフュージョン)も聴くという雑食系が多かった。私もその一人。
この曲は、1974年頃、日本のバンド少年に絶大な人気を得ていたプログレッシブ・ロック・バンド「四人囃子」の名曲である。
バンドの曲の中で最もジャージーで、イージーリスニング風の曲であったのだが、作曲者のギタリスト森園勝敏氏が四人囃子脱退後に参加したプリズムでも演奏して、さらに80年代の日本のスーパー・フュージョン・バンド、カシオベアとも演奏してしまったというのだからすごい。
インストだが、味のある曲である。この曲を全盛期のカシオペアに和田アキラ氏と森園氏が加わり、一緒に演奏しているのだから、信じられない。まさに夢の競演である。