ミュウのCLASSIC ROCK LOVE

70年代、80年代のロックとその周辺の音楽について気の向くままつぶやきます♪最近のロックも取り上げます。

ノルウェーのAORを知りました。Westpoint です。

2021-05-30 15:05:22 | AOR

AORを続けます。このバンドはレアですねー。

 

Westpoint - 1983 - Face To The Sea

Westpoint - Joanie (1983)

前回の213で、PRESERVATION RECORDS を調べてたら、こんなバンドを見つけたんです。

1983年の作品です。ノルウェーでもアメリカ西海岸風の音楽が流行っていたんですね。意外です。

やや、本家に比べて、線が細いんですが、悪くもない。アルバムは一枚しか出してないようです。

ネット時代だと、新たな出会いがありますね。

 

Westpoint-My Dream ( Rare West Coast )

これは、しっとりした感じで、夜の都会の雰囲気。

ノルウェーとは思えません。アメリカの空気を感じてしまいます。ここまでアメリカの音を再現することに驚きます。

世界は狭いですね。

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AORの最高峰のサウンドに酔ってしまう! Three Little Words | 213

2021-05-30 14:31:30 | AOR

Three Little Words | 213

キーボード・プレイヤーのビル・メイヤーズとギタリストのガイ・トーマスのユニットによる1981年のアルバムです。

この二人は、当時の売れっ子スターとの共演(前者はジノ・ヴァレリ、ボズ・スキャッグス、EW&F、後者はマイケル・マクドナルド、ジャクソン・ブラウン)がけっこうあって、知る人ぞ知る才能の持ち主のようです。

どうも、お蔵入りになっていた作品をノルウェーのPreservationレコードが2020年?に発表してくれました。

なぜ、アメリカ西海岸のミュージシャンの80年代の作品を、21世紀になってノルウェーの会社が音源化してくれたのかよくわからないのですが、グローバルな時代としか言いようがありません。

参加ミュージシャンはニール・ステューベンハウス(b)、カルロス・リオス(g)、ヴィニー・カリウタ(ds)、ジェフ・ポーカロ(ds)ということらしいです。

まあ、音を聴けば、見事なAORで、こりゃ、聴かなきゃ損!

お蔵入りした理由がよくわかりません。音がものすごくクリアなのも気持ちいい。

敢えていうならば、あんまり個性はないかな?典型的なAOR過ぎるかもしれません。みんな同じ曲に聞えるという意見もあるかも。

 

2曲目、3曲目も聴きましょう。

213 - Oh Me, Oh My [parts:eNozsjJkhIPUZENDA6NkM/+0jNR8C2MTD99sJjMTAyZjMwMmAyYEcHBwAAACjAic

213 - Three little words - Under her spell

 

ついでに7曲目も。この曲は実に音がクリアで気持ちいい。極上の音に、極上の声。

まさにAORの最高峰。

惜しむべきはメロディラインにキラー・メロディがないので、イージー・リスニング的になってしまうかな。そこがAORらしいといえばらしいんですが・・・。

でも、好きですねー。

213 - Three little words - Ohio

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エリック・カズ特集⑪ 最終回 「41年目の再会」は珠玉の作品集 Just Wanna Be Home - Eric Kaz

2021-05-23 15:57:18 | シンガーソングライター

Just Wanna Be Home - Eric Kaz

延び延びになってましたが、最終回です。

現時点でのエリック・カズのラスト・アルバム。2015年6月に日本発売となっています。英語のタイトルはシンプルに「ERIC KAZ」ですが、ソロ・アルバムとしては、「CUL-DE-SAC」以来41年ぶりということで、この邦題になったもようです。

8曲収録ですが、同じ曲のヴァージョンがあり、新曲は7曲です。

内容は、とにかく素晴らしいの一言。1曲目の「Just Wanna Be Home」を聴くために、このアルバムを購入しても後悔しない感じです。

この曲はピアノが実に美しい。心に染み入る歌というのはこういう曲のことですね。

そのほかの曲もシンプルではありますが、聴きこみがいのある曲ばかり。私の愛聴盤です。

 

I Remember - Eric Kaz

まるで、サイモンとガーファンクルの曲のような雰囲気をもつバラードです。心が震えてしまいそうな名曲です。ゆったりとした曲の流れに身を任せたくなります。

 

Eric Kaz - SANCTUARY

この曲はウエスト・コースト・サウンドっぽいバラードですね。何となく、西海岸の雰囲気がして、同じバラードでも上の2曲と趣が違います。

ストリングスでの盛り上げと、女性ヴォーカルのコーラスが違った深みをつくりだしています。

 

以上、エリック・カズの特集でした。

全部で11回にわたり、取り上げましたが、興味のある人は最初から見てくださいね。素晴らしいアーティストなので。

 

 

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オジサン殺しの2012年デビューのバンド。Greta Van Fleet - Built By Nations (Official Live)

2021-05-23 09:40:51 | ブルースロック

Greta Van Fleet - Built By Nations (Official Live)

レッド・ツェッペリンを真似たバンドは山ほどある。

有名なのは、1980年代のキングダム・カムとグレイト・ホワイト。キングダム・カムは「ツェッペリン・クローン」論争を起こし、かなり批判の的になった。

ゼップのファンはけっこう厳しい。商業的成功は収めたものの、彼らは幸せな気分にはなれなかったと思う。

 

時は移ろい、2012年にデビューし、活躍しているGreta Van Fleetの中心人物である二人、双子のキスカ兄弟は現在31才くらい。ゼップの孫世代と言ってもいいだろう。

彼らの場合は、批判されることはない。ロバート・プラントも好意的な発言をしている。かなり若い世代なのに、1960年代から1970年代にかけてのクラシック・ロックの

息吹を単に表面的な音だけでなく、かなり深いところまで理解し再現している。これは、当時の音を知る人間にとってはかなり嬉しいことだ。

 

彼らの音を聴いて、50代~60代のツェッペリン・ファンはどう思うか?

この世代のロック・ファンはけっこう頑固で、「ツェッペリンのパクリだな!本気で聴こうとは思わない。」と一刀両断する人も多かろう。私は、このblogをやっていて、クラシック・ロック・ファン(ロックおじさん)の習性はやや理解している(つもり)。ネット社会になり、1960年代~1980年代のロックを聴きまくり始めると、きりがなくなり、現代ロックを聴こうと思わなくなる傾向がある。それだけ、あの時代は深いし、ロックの創造期がもつエネルギーは、たまらなく魅力的だ。

といいつつも、Greta Van Fleetの音を聴いて、「確かに、昔のロックの真似だけど・・・いいんじゃない。俺、この音と声、曲、好きだよ。」と言ってしまうオジサンも一定数いると思う。私も、この曲を聴くと、うーん、音の間とか、リフとか、ブルージーなところとか、ツボにはまってしまう。

こうやって、ビデオをみると、容姿がツェッペリンと全く違うのには驚きます・・・

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イギリスのロックの香り。Atomic Rooster - Breaktrough (1971)

2021-05-16 20:30:23 | ブリティッシュロック

Atomic Rooster - Breaktrough (1971)

エマーソン・レイク&パーマーのカール・パーマーが在籍していたことで知られる。アトミック・ルースター。

この作品を出した時はすでに、カール・パーマーはいません。

キーボード主体のロックで、EL&Pに通じるところはあるが、リーダーで、キーボード担当のヴィンセント・クレイン はそんなにテクニカルではなく、抑え気味のプレイとなっている。とはいえ、イギリスの香り漂うクールなところは何気にかっこいい。

このバンド、ヴィンセント・クレインが1989年に死去するも、未だに存在しています。面白いものです。

1970年代のイギリスのロックの深淵に入っていくと、面白い発見がいくらでもあります。

Atomic Rooster - Black Snake

Atomic Rooster - Decision/Indecision

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