ミュウのCLASSIC ROCK LOVE

70年代、80年代のロックとその周辺の音楽について気の向くままつぶやきます♪最近のロックも取り上げます。

レジェンドたちの素晴らしさ! Bon JoviとSebastian Bachの新曲を聴こう!

2024-06-08 06:24:56 | HARD ROCK




やはり20世紀に伝説をつくったロッカーの作品は心に響いてきます。
年をとっても、名曲を作ってくれるというのは実にうれしい。

まずはボン・ジョビ。前作『2020』から4年ぶりとなるニュー・アルバム『Forever』を6月7日リリースです。その中から素晴らしく明るい曲「 Legendary 」 を聴きましょう。
これは、フジテレビのドラマにもあっという間に採用されました。
やはり、テレビ局のお偉方の年齢層も50代から60代であるわけで、ボン・ジョビの新曲がリリースされれば使いたいのでしょうね。若者の視聴率を気にするならば、ここはボン・ジョビではなく、韓流とかなのかなとは疑問に思うのですけど。
そんな疑問はさておき、ポジティブで明るいこの曲はやはり名曲だと思います。リッチー・サンボラがいないのが残念ですが、ボン・ジョビらしさはたっぷりあります。


Bon Jovi - Legendary (Official Music Video)


そして、セバスチャン・バック。あのスキッド・ロウの初期フロントマンで通称「バズ」。アクが強いけれども、強烈な個性を振りまいて聴き手を圧倒するのは先輩のデビッド・リー・ロス同様で、魅力的なヴォーカリストです。
彼も5月10日にニュー・アルバム「CHILD WITHIN THE MAN」をリリース。
アルバム最後を飾る「To Live Again」は素晴らしいパワー・バラード。これも名曲!
人を感動させるパワーとオーラがすごい。
もちろん、脇を固める人が超一流というのもあります。

SEBASTIAN BACH - "To Live Again" (OFFICIAL AUDIO)   


しばらく、この2曲がヘビロテになりそう。
中高年ロック・ファンにとっては、嬉しい2人の活躍です。

コメント (2)
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Moon Safari Japan Tour 2024  at CLUB CITTA'(川崎)2024.5.27(月)LIVEレポート

2024-06-01 09:03:35 | ライブ・レポート
現代プログレ・バンドの中でも、ポップなコーラスにより日本で絶大な人気を誇るスウェーデンのムーン・サファリの公演に行ってきました。




この日のライブはチケットがソールド・アウトになったようで、何よりです。

まずは、チケットの入手の話ですが、このバンドは幸いなことに有料会員による先行予約ということはありませんでした(最近の人気バンドはこれが多くて疲れます)。普通にイープラスに申し込んで入手できました。人気はあるけど、チケット争奪戦というところまではいかないようです。

18時開場ですが、念のために、17時にチッタに到着。そしたら並んでいる人は3人のみ。安心しました。
並ばず、近くのバーガーキングでお腹を満たして、17時35分に戻ると列が20人ほどになっていました。これなら大丈夫と並びます。
席が決まっているのになぜそんなに早い時間から並ぶのか?というと、グッズ購入のためです。
入場してからグッズを買うので、そこで待たされるのは嫌なのです。
18時入場すると、すぐにグッズ購入。待ち時間はなく、実に痛快です。ライブハウスの条件であるドリンクもすぐに飲みます。いつも通りハイネケン(笑)。開演まで1時間あるので、トイレに直前に行けば心配なし。
ちなみに、遅く来るとグッズ売り場には50人くらい並んでいます。ドリンク提供カウンターも30人くらい並びます。

客層はやはり50代から60代の男性が圧倒的に多かったですね。
バンドは21世紀のバンドだから、若い人が多い可能性があるかもとちょっと思いましたが、プログレファンの基本が50代、60代なので、バンドが若いのは関係ないですね。ファンは年寄り(笑)でバンドメンバーより年上ばかりでした。
たまに、30代、40代の男女がいたり、子どもを連れてきた親もいたりしましたけど、少数派です。
まあ、70年代、80年代のバンドのライブよりは少しだけ観客の年齢にばらつきがあり、女性が多いかも・・・という印象です。

座席が満たされたのは、開演直前でした。
なぜかというと、グッズ売り場に開演時間ギリギリまで並んでいる人が多かったのが一因。Tシャツのデザインは2つあったのですが、一つは売り切れていました。
また、仕事帰りの人はギリギリに着いたっぽい。平日のライブならではの現象ですね。

1曲目はこの曲。
ヴァン・ヘイレンの「ジャンプ」をオマージュしたようなイントロが印象的です。

198X (Heaven Hill)

プログレのライブということで、座席があるのが、中高年にとっては嬉しいですね。
しかも、みんな座ったままで鑑賞。総立ちになったのは、最後の方だけでした。リード・ヴォーカルのペターは「立ってくれよ」と最初から望んでいるような雰囲気はありましたけど・・・

セットリストは
198X(ヒムラバッケンvol.2収録)
Too Young to say goodbye(ヒムラバッケンvol.1収録)
Heartland(ラバーズ・エンド収録)
Between the devil and me(ヒムラバッケンvol.2収録)
Blood moon(Johan Sang)(ヒムラバッケンvol.2収録)
A Lifetime to Learn How to Love(ヒムラバッケンvol.2収録)
Foever For You(ヒムラバッケンvol.2収録)
Emma,Come On(ヒムラバッケンvol.2収録)
Mega Moon(ヒムラバッケンvol.1収録)
Teen Angel Meets the Apocalypse(ヒムラバッケンvol.2収録)

アンコール
A Kid Called Panic(ラバーズ・エンド収録)



ラストの
A Kid Called Panic
は一番盛り上がりましたね。なんて言ったって、日本での人気を決定づけた「ラバーズ・エンド」の曲ですからね。

Moon Safari - A Kid Called Panic

なお、終演後、着替え終わったメンバーが会場の入り口に出てきて、アカペラをやったみたいです。これは、出待ちしてた人がラッキーしたようですね。
前回の来日の時も、同様のことがあったようです。覚えておきたいです。

演奏時間は合計1時間50分。20時50分に終わりました。
やや短い感じですが、19時開始だと、こうなるのかな?1曲が長くて複雑ですから、こんなところかもしれませんね。

あと、感想です。
・やはりコーラス力がすごいバンドですね。主要なコーラスはメイン・ヴォーカルのペター、キーボードのサイモン、ギターのポンタスの3人でやりますが、時々ベースのヨハンも参加します。で、この4人すべてが演奏しながらリード・ヴォーカルをとれる能力があります。主要な3人に至ってはみんなハイトーンが出ます。コーラスは時にはビートルズ風、時にはクイーン風と、すごい才能です。Mega Moonという曲では、クイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」のようなコーラスを生でやってました!
もちろん、ビーチボーイズ風、ビージーズ風もあります。
・ポンタスのギター・テクは見事です。たぶん、スペアのギターを使わず、一本のギターで全部通したと思います。エフェクターの力も使って、いろんな音を出してましたし、ネオクラシカル風の演奏やライトハンド奏法も披露してました。
・サイモンのキーボードは非常にシンプルなセットで、キーボード2台のみの使用でした。昔のリック・ウエイクマンやキース・エマーソンと違ってシンプルなのに当時以上の厚く多彩な音が出せるのですから、技術の進歩を感じました。高音を出せる方なので、ペターに次いでリード・ヴォーカルをとってました。前回のライブに参加した人の話では、加齢のためか高音が苦しそうだったということでしたが、私は気になりませんでした。
ちなみに、ロングヘアはサイモンだけです。
・ドラムのミカエルの演奏はけっこうパワフルでした。シングル・バス・ドラムでしたが、ツイン・バスなみの音数を感じました。
・ベースのヨハンはでかくて迫力ありました。
・事前に勉強して、ライブに参加しましたが、全部の曲を覚えていなかったようで、終演後、同じライブに参加した人に「知らない曲がありました。」と言ってしまって後悔。どうも、長い曲は全部覚えてなかったりするので、あれ知らない曲かな?と感じたようです。
・今回のライブでは、メンバーの一人のセバスチャンが別のバンドに参加するために一時脱退しているため、パワー不足が心配されましたが、それは杞憂に終わりました。十分分厚いコーラスを披露してました。

月曜のライブで、翌日仕事だと思いながらも、十分楽しむことができました。
とにかく、コーラスとメロディの波に圧倒されます。
しかも、演奏が複雑でありながらも耳に馴染むというのが素晴らしい。
ポップすぎて、わかりやすすぎるという、プログレ原理主義者からの意見もありますが、私は好きです(笑)。

LIVEの後は、新橋の「童夢」にお邪魔してきました。
そこで、前述した同じライブに参加した人と、ライブの余韻に浸ることができました。
やはりロック好きとの酒飲みは最高です。
コメント (2)
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