ミュウのCLASSIC ROCK LOVE

70年代、80年代のロックとその周辺の音楽について気の向くままつぶやきます♪最近のロックも取り上げます。

AWB誕生前は・・・? Forever More - Back In The States Again (1970)

2021-06-30 22:15:08 | ブリティッシュロック

Forever More - Back In The States Again (1970)

何と、アヴェレイジ・ホワイト・バンドのアラン・ゴリーとオニー・マッキンタイヤーが1970年に結成していたバンド、Forever More の音が聴けるとは!

ホントに、ネットの時代はすごい。

Forever More - Yours (1970)

Forever More - 8 O' Clock & All's Well (1970)

混沌としたサウンドのため、プログレッシブ・ロックという見方もあるし、イギリスっぽいメロディもけっこうあるが、後のAWBにつながるファンキーな曲調もある。

完成されたAWBになる前の若さいっぱいで、遊び心いっぱいの音を楽しむのも一興だ。

このバンドはスコットランドの、ホップスコッチというバンドを母体にロンドンで結成された。上記2名以外はスチュワート・フランシス、ミック・トラヴィスで4人組。

イギリスのロックシーンは凄かったんだなと思ってしまうバンド。

 

 

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他人が歌うと全然変わります。Allen Toussaint - Southern Nights

2021-06-26 22:11:18 | ポップ・ロック

Allen Toussaint - Southern Nights

Allen Toussaint - Southern Nights

プロデューサーとして有名なアラン・トゥーサンです。惜しくも2015年に77才で逝去。偉大なる音楽家です。

 

ここのところ、ジャンルの振れ幅が大きい私のブログですが、まあ、いろんな音楽があるもんだと楽しんでいただけるといいと思います。

 

この曲は、たぶん、彼が自分で歌った曲では、一番のヒット曲ではないでしょうか?

ピアノの伴奏というか、メロディになんとなく中華風味を感じてしまいます。

じわじわ来るタイプの曲で、静かに聴きたいですね。

これが、グレン・キャンベルのカバーだと、完全に、明るいアメリカン・ポップスになってしまいます。こっちは全米一位ですね。全然違う曲のようです。

Glen Campbell - Southern Nights (Live)

 

Allen Toussaint - Yes We Can Can

こちらは、ザ・ピアノマンという感じの弾き語りで、渋い感じですね。

これをポインター・シスターズがカバーすると・・・

✿ THE POINTER SISTERS - Yes We Can Can (1973) ✿

こちらも渋い感じですが、全米11位! シンプルなドラムとベースの繰り返しが続くので、ある意味地味。

この渋さでよくヒットしたなあって思います。彼女たちの歌唱力が際立つ曲ではあります。ダンス・ミュージックとしてはいいのかな?

アランのオリジナルの弾き語りの方が、味があると思います。

 

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変態的なジャズ・ロックを楽しもう!Five G - Bill Bruford / Allan Holdsworth / Jeff Berlin / Dave Stewart

2021-06-25 22:30:39 | クロスオーバー

Five G - Bill Bruford / Allan Holdsworth / Jeff Berlin / Dave Stewart

たぶん、UKから離れたビル・ブラッフォードがアラン・ホールズワースなどと「ブラッフォード」を結成したころのビデオである。1979年ごろ?

みんな、若い!こんなビデオが残っていて、見ることができるなんて、幸せだ。

当時、リアルタイムで見たら、当時のプログレファンは狂喜したと思う。

ジェフ・バーリンは恐ろしく手が大きい怪物だなんて、学生時代よく話をしたものだ。

 

それにしても、テクニシャンがそろった恐ろしいバンドだ。

UKの歌指向、メロディ指向より、演奏における緊迫感をビルもアランも求めたのでしょうね。

UKのファーストの世界をもっと鋭利にして、テクニカルにした印象です。

やはり、ジェフ・バーリンが凄まじい。みんなテクニシャンだけど、存在感がすごい。

作品は、フュージョンというより、テクニカルなジャズ・ロックです。ポップとは言い難い。ちょっと変態的な感じ?

とにかく、当時のスーパーテクニシャンの夢の組み合わせである。

凄まじいサウンドをお楽しみあれ!

整然とした感じの、スタジオ盤も聴きましょう。こちらは、こちらで、凄いですよ。

Bill Bruford Five G

 

ついでに、ジャコ・パストリアスとジェフ・バーリンという二大変態ベーシストの競演(共演)ビデオを見つけました。こちらも観てください。

面白いですよ。

Jeff Berlin & Jaco Pastorius

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ということで、AORの名作を! Bill Hughes / Catch me smilin'

2021-06-23 21:34:53 | AOR

Bill Hughes / Catch me smilin'

ラザルスつながりで、ビル・ヒューズです。

彼が1978年に発表した「Dream master」、実に名作です。

まず、この声にやられてしまいますね。

AORといっても、徹底的にソフトな声は、フォーキーなラザルス時代に通じる優しさに包まれていて、実に癒されます。

 

Bill Hughes / Waiting For You To Fly

この曲のイメージはAORというより、ラザルスっぽいかも。

キラキラしてますね。このアルバムで、バックを固めるのはジェフ・ポーカロ(ds)、ジェイ・グレイドン(g)、アーニー・ワッツ(sax)、
ウィルトン・フェルダー(B)、ヴィクター・フェルドマン、ラス・カンケル(ds)などなど。この声に、最強のバッキングなら悪いわけがないですね。

Bill Hughes - Dreams Come True (1979)

この曲もオシャレ。最高ですね。

 

おまけで、Bille Hughes 名義の「とどかぬ想い」も行きましょうか?これはドラマ「もう誰も愛さない」の主題歌だったようです。

この曲は1991年にヒットしたようですが、私は「Dream master」の曲の方がいいな。

Welcome to the edge [Lyrics] Billie Hughes

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これは掘り出し物です。Lazarus: Whatever Happened

2021-06-23 21:13:55 | フォークロック

Lazarus: Whatever Happened

Lazarus Doncha Cry.wmv cover

"Warmth Of Your Eyes" ~Lazarus

1971年の作品。CCM系のフォークです。PP&Mのピーター・ヤーローのプロデュースでビアズヴァイル・レーベルから2枚のアルバムをリリースしたラザルスの1枚目からのご紹介です。ただのフォークとは違って、色気があって、「メロウ・フォーク」なんて書いている人もいます。

どうも、コード進行にジャズのエッセンスを用いたり、ソフト・ロックに通じる斬新な和音構成を使うことで、洗練された作品に仕上げているようですね。

元々はテキサスで活動していたようですがピーター・ポール&マリーのピーター・ヤーロウに認められて、ウッドストックに活動拠点を移してデビューしたという経過らしいです。

このバンドはAORファンなら必聴?

なぜなら、Bill hughesが実質的にリーダーだったからということなんですが・・・

とにかく気持ちいい音楽ということでよいのでは?

サイモンとガーファンクルやCSN&Yが好きな人なら、イケますよ。

 

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