ミュウのCLASSIC ROCK LOVE

70年代、80年代のロックとその周辺の音楽について気の向くままつぶやきます♪最近のロックも取り上げます。

他人が歌うと全然変わります。Allen Toussaint - Southern Nights

2021-06-26 22:11:18 | ポップ・ロック

Allen Toussaint - Southern Nights

Allen Toussaint - Southern Nights

プロデューサーとして有名なアラン・トゥーサンです。惜しくも2015年に77才で逝去。偉大なる音楽家です。

 

ここのところ、ジャンルの振れ幅が大きい私のブログですが、まあ、いろんな音楽があるもんだと楽しんでいただけるといいと思います。

 

この曲は、たぶん、彼が自分で歌った曲では、一番のヒット曲ではないでしょうか?

ピアノの伴奏というか、メロディになんとなく中華風味を感じてしまいます。

じわじわ来るタイプの曲で、静かに聴きたいですね。

これが、グレン・キャンベルのカバーだと、完全に、明るいアメリカン・ポップスになってしまいます。こっちは全米一位ですね。全然違う曲のようです。

Glen Campbell - Southern Nights (Live)

 

Allen Toussaint - Yes We Can Can

こちらは、ザ・ピアノマンという感じの弾き語りで、渋い感じですね。

これをポインター・シスターズがカバーすると・・・

✿ THE POINTER SISTERS - Yes We Can Can (1973) ✿

こちらも渋い感じですが、全米11位! シンプルなドラムとベースの繰り返しが続くので、ある意味地味。

この渋さでよくヒットしたなあって思います。彼女たちの歌唱力が際立つ曲ではあります。ダンス・ミュージックとしてはいいのかな?

アランのオリジナルの弾き語りの方が、味があると思います。

 

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1960年代末の輝くポップロック! The Association

2021-06-22 20:18:39 | ポップ・ロック

NEW ° The Association — Windy ᴴᴰ (Stereo)

1960年代末と言えば、歴史に残る新興のロックが次々と出てきた時期である。

ポップなロックは、目立たなかったかもしれないが、ちゃんと王道のポップ・ロックバンドがいた。

それが The Association 。1965年結成で、あのモントレー・ポップ・フェスティバルのトップ・バッターだったらしい。

1967年に全米一位を獲得したこの曲はイントロのベースが始まった時は、ポップな曲が始まると思えないのだが、どんどんポップな展開になってくる。

当然、コーラスは素晴らしい。

 

Association - Never My Love (1967)

全米2位のこの曲はしっとりとした曲で、対照的だ。邦題は「かなわぬ恋」。ビージーズのように、日本人に知られていないバンドだが、見事なコーラスとメロディはさすがだと思う。

 

Association - Everything That Touches You (1968)

全米10位。洗練された感じに変化している。ドラムの音に時代を感じてしまうが、曲の構成の素晴らしさには息を飲む。

 

The Association - Time For Livin' (1968)

全米39位。10年ほど前だったら、「古くさい音だなー」と思ってたかもしれないが、最近は録音の古さも楽しめるようになってきた。

このコーラスとアレンジの素晴らしさは普遍的な魅力がある。

 

ちなみにこのバンド、まだ存在している。オリジナル・メンバーが1名残っている!すごい!

ヴォーカル兼リード・ギターのJules Alexander 77才だ。 

初期のメンバーも1名残っている。ほぼ、オリジナル・メンバーと言ってもいいヴォーカル兼ギター兼キーボード担当の Jim Yester 81才!

2018年の映像をお楽しみください!

The Association Live! 2018

 

 

 

 

 

 

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このサビの部分はクセになる! Harpers Bizarre - The 59th Street Bridge Song (Feelin'Groovy)

2020-09-08 21:19:13 | ポップ・ロック

Harpers Bizarre - The 59th Street Bridge Song (Feelin'Groovy)

1967年の作品だから、私はリアルタイムでは知らない。

でも、小学生の頃、やたらとこの曲を耳にした。

そして、知らず知らずのうちに口ずさんでいた。

色んなところで流れたんだろうなー。

サイモン&ガーファンクルが歌っていたからかな?

サイモンとガーファンクルがオリジナル(1966年)で、それをカバーしてヒットしたらしい。クールなS&Gヴァージョンと比べるとものすごくメルヘンっぽく甘い。

しかし、このバンド、そしてバンド名は知らなかった。

私のように、この曲はものすごく知ってるけど、このバンドは知らないっていう人、多いんじゃないかな?

実はこの曲、カバー曲なのにグラミー賞のソング・オブ・ザ・イヤーに輝いているようだ。

 

そして、

この曲なんかは、ビージーズの初期をさらに甘くしたような曲だ。

甘美なトロトロのメロディアス・ポップスだと思う。クセになりそう!サイケデリックが吹き荒れた時代にこんなにスイートなアメリカン・ポップスもあったのです。

Harpers Bizarre / The Drifter

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Dreamtime Daryl Hall NYE 2015 Party LFDH

2020-07-13 21:32:19 | ポップ・ロック

Dreamtime Daryl Hall NYE 2015 Party LFDH

1986年10月、全米5位に輝いたダリル・ホールのソロでの最大のヒット曲である。

彼は、現在73才。この動画は2015年と書かれているので、5年前、68才の頃の演奏だと思われる。

偉大なシンガーが年齢を重ねても、元気に歌っている姿を見ると嬉しくなる。

若い時の雄姿も見ておこう。

Wogan - Daryl Hall - "Dreamtime" (1986)

 

ところで、ネットでは、日本のポップス作品、1993年の「負けないで」と1988年の「グローリー・デイズ」がいかに似ているかということが取りざたされている。曲自体は全く違う作品だと思うが、問題はアレンジだ。かなり確信的にアイディアを拝借している(2曲のアレンジャーは違う編曲家)。2曲ともいい曲で名曲だと思うので、アレンジのことで、いろいろ言われるのはちょっと辛い。当時は、洋楽の真似をするのが許される時代であり、アレンジャー、レコード会社、リスナーも抵抗がなかったのだろう。インターネットの時代になり、こんなに比較されるとは思いもしなかったに違いない。佐野元春と浜田省吾の洋楽のアイディア拝借の件も当時は、それほど指摘されなかった。時代により感覚は変化するのである。

負けないで (What a beautiful memory 〜forever you〜)

GLORY DAYS / 大江千里

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若き日のトレヴァー・ラビン!Rabbitt- "Morning Light" 1977

2020-07-11 12:23:43 | ポップ・ロック

Rabbitt- "Morning Light" 1977

イエス復活劇の立役者で、現在も、ジョン・アンダーソン、リック・ウエイクマンと活動を共にするマルチ・ミュージシャン、トレヴァー・ラビン。

彼は南アフリカ出身で、70年代は地元で、ややアイドルっぽいポップ・ロックをやっていたそうです。

それが、このバンド。

アルバム2枚を出した後は、ソロに転向し、イギリスに渡って、天才マルチ・ミュージシャンとして、有名になります。

私も、70年代、雑誌等で彼の名前は知ってました。音は知らなかったけど。

それが、ロンリー・ハート・イエスで一気にブレイク。

新生イエスの頭脳となったわけです。

イエスのギターといえば、スティーブ・ハウですが、総合的なテクニックと音楽的素養で言えば、この人、スティーブの倍以上のものを持ってます。でも、悲しいかな、この人は単独だと、イマイチ面白みがない。やはり、イエスのメンバーになって、輝いたということでしょうね。

あ、スティーブ・ハウはトレヴァーほど上手ではないし、ミスは多いし、リズムは悪いけど、彼にしかない強烈な個性があります。変態ギターです。それが、全盛期のイエスを面白くしたのは間違いありません。音楽を面白くするという点では、トレヴァー以上でしょう。トレヴァーはお利口さん的なきれいな音が多いです。

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