高校時代の友人でかつバンド仲間のK君からリクエストがありました。
今回はTasteです。
リクエストありがとうございます。
Tasteと言えば、ロリー・ギャラガーの最初のバンド、そしてワイト島のライブが有名です。
でも、個人的には聴いていませんでした。
そこで、聴いてみました。
もう、この時代から、弾きまくりですね。
よく、クリームと比較されますけど、もっと荒々しい感じです。
火を吹くブルースギターという感じで、ブルースといいながらロックの荒々しさが溢れています。
クラプトンのようなきれいなフレーズではなく、感情の赴くままのプレイで、
粗削りなブルースですね。ハード・ロックのギターに近いかな?
この時代のあるあるですが、ライブだとソロがかなり長い。
ギター好きにはたまらない感じでしょうか?
選曲をK君に任せていただいたので、
1曲目はファースト・アルバム(1969年)からヒットしたと言われるBlister On The Moonを選びました。この曲はイントロがかっこいい。ちょっとパンキッシュですが、ギターソロが入ると、60年代末期特有の空気になります。ロックに原始的なエネルギーが溢れていた時の匂いがします。
Blister On The Moon
2曲目はワイト島のライブからこれです。I Feel So Good。
この曲はライブでノリノリだったでしょうね。
ロック好きなら、かぶりつきで見たくなるなギタープレイです。
I Feel So Good (Live)
この曲も人気のようですね。同じくワイト島のライブからWhat’s Going On。
感情移入のあるギタープレイに色気があります。
Taste - What’s Going On - Live At The Isle Of Wight Festival / 1970
最後にこんな曲も。セカンドアルバム収録のIf The Day Was Any Longer (1970)です。ちょっと違う雰囲気を味わえます。
Taste (feat. Rory Gallagher) - If The Day Was Any Longer (1970)
1995年、わずか47歳の若さでこの世を去ったロリー・ギャラガーの鮮烈なデビュー時期の記録。それがTasteというバンドが残した音源ですね。
この時期はロックの草創期ということで、よりエネルギーを感じてしまいます。