AC/DC (Paris 1979) [16]. Whole Lotta Rosie
U2で2014年を締めようかと思ったけど、もう一曲。
AC/DCが超巨大な存在となる前のバンドの立役者で、あまりにもロックな死に方をしてしまったボン・スコットに想いを馳せて、この曲を聴きたくなりました。
ハードロックというのは若者の暴力衝動を音楽で表現するものと、1974年か1975年ごろにかの渋谷陽一氏が当時NHKのAMラジオ番組「若いこだま」で語っていたと記憶しています。
この曲はまさにそんなハードロックの特徴を持った激しい曲。ボンの激情が伝わってくる。
今では、パワーがないボーカルをヘヴィな演奏に乗せるというのはごく普通の手法となっているが1970年代はハードでヘヴィなサウンドには激しいボーカルを乗せるのが当たり前だった。それがハードロックだった。
ボン・スコットよ、永遠に。この曲は強烈な一発だ。