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空気消費量Part 2 水深40m・バディと二人・残圧30!

2007-11-27 13:42:01 | ダイビング講座
11月2日のブログで映画・海猿でのミナモト教官の命題
「水深40m。バディと二人取り残された。残圧は30。使えるタンクは1本。お前ならどうする?」
にからんで、空気消費量について書いてみました。
さて、この命題を検証してみましょうか。

空気消費量の計算式は
(使用前の圧力ー終了時の圧力)X タンク容量 ÷ 潜水時間 ÷ 平均水深の絶対圧

という事で、空気消費量は水深によって変ってくるので、水深40mからの浮上においては仮に
平均水深を20mとして計算してみましょう。
男性の場合の空気消費量はだいたい12~15リットル/分位の方が多いと思います。
これも仮に15リットル/分という前提でやってみると....。



通常の10リットルタンクで残圧30だとするとタンクの中には 10 x 30 = 300リットルの空気が
残っている事になります。

平均水深20mだと絶対圧は3気圧になるので 300 ÷ 3 = 100リットルの空気が吸える事になります。
二人なので一人分は50リットルですね。

空気消費量が 15リットル/分 なら 50 ÷ 15 = 約3.33分
水面まで浮上するのに3.33分かけられる事になります。

NAUIでは、推奨浮上速度は 9m/分 なので 3.33 X 9 = 約30m
あと10mのところでエア切れになってしまいますねぇ。惜しいっ!


9m/分 という推奨浮上速度は安全率を見込んでかなり遅めのスピードになっているので
(と、勝手に決めて)非常時なので 浮上速度を12m/分 にすると、なんとか足ります。
水深が深いところでは早めに、浅くなるに従って遅くしていくというのもアリですね。

浮上速度がちょい早く、安全停止や減圧停止も出来ないので減圧症のリスクは高まりますが
とりあえず上がってくる事は出来そうです。


「水深40m。バディと二人取り残された。残圧は30。使えるタンクは1本。お前ならどうする?」
さて、どうしましょう?



◆前回までの関連記事

空気消費量Part1

適正ウエイト量 Part4~ドライスーツ
適正ウエイト量 Part3~スーツ
適正ウエイト量 Part2~タンク
適正ウエイト量 Part1~浮力