大空を見上げて

日頃感じていること

サイパン島

2011-02-12 | Weblog
                                 

 昨日 朝から雪が舞い寒い一日だった。
以前より見たい映画「太平洋の奇跡」が全国で封切られたので妻を誘って行って来た。
この映画は実話でサイパンで凄まじい戦いをし、最後まで日本人の魂と誇りを失わなかった軍人の映画だった。最後は胸に込み上げるものがあった。
アメリカ軍の幾度もの説得により、最後の投降シーンは日の丸を先頭に堂々と隊列を組み軍歌「歩兵の本領」全員で合唱しながら山を下って来る場面は感動で涙した。
     ♪万朶(ばんだ)の桜か衿の色 花は吉野にあらし吹く
      やまとおのこと生まれては  散兵線の花と散れ・・・♪
             
                 
           (大和魂を受け継いだ!空挺レンジャー)
*空挺隊員時代、厳しい夜間演習を終了したあと隊列組んで、この歌を全員で合唱しながら帰隊した。
民家に近づくと迷惑がかかるので隊長の合図で全員口笛行進に変えた事を思い出す。
                 

 15年位前観光旅行でサイパンに行った。
旧日本軍が玉砕した場所など悲痛な気持ちで島を回った事を思い出す。
サイパン島のエメラルドゲリーンの海また遊覧船での夕日は美しく今でも目に焼き付いている。
サイパン攻防戦で日本軍が民間人を含め4000名、米軍2000名戦死との事。
玉砕した日本軍又民間人はアメリカが進行してくる前、この素晴らしい景色を毎日眺めながら祖国日本に望郷の念にひたっていたと思うと、やり切れない気持ちになった事を思い出す。
コメント (2)
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