私は昔から人の背中にその人の人生観を感じます。よく顔の皺一本一本にその人のいろいろな人生経験の年輪を感じると言われますが、私はその人の首筋から肩そして背中などに、その人の歩んで来た人生のいろいろな重みを感じると共に、背中の全般的な感じが年齢を増す人ほどそれぞれ違い、とても何とも言えない哀愁や寂しさ等感じ共感を覚えます。
昨日４月３０日は妻の誕生日で仕事を午後２時で切り上げ、東京ドームへ巨人対広島戦を観戦する為自宅を午後４時に出た。船橋のデパ地下で弁当を買って５時頃ドームへ着いた。年に２～３回位のわりあいでドームに来ているが、いつも素晴らしい建物に感心させられる。これと同じドームが札幌、福岡、大阪、名古屋にもあると思うと日本の経済の発展に昔の時代を知っている我々年配者には驚きである。
夫婦共に巨人ファンであるが、いつも私が観戦に来ると不思議に負ける。今回も４－３で巨人が負けた。妻は貴方が来たからまた負けたと言う。私はふて腐れ、どうせ電柱が高いのもポストが赤いのもすべて俺が悪いと開き直っている。
妻の誕生日祝いは前もって電子辞書を本人が希望したので渡してある。（英語と韓国語のもの）ドームから帰宅途中後ろ姿を見ながら心の中で、年を重ねる妻に誕生日おめでとう、いつまでも元気で身体に気を付けてと祈りながらこの有意義な日を感謝し帰途に着いた。