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山の春夏秋冬

たまの休日に野山へ出かけたとき目に留まった生き物や風景の紹介

初日の出

2007年01月01日 | 風景
 今年こそ初日の出を見ようと、久しぶりに夜更かししてしまいました。寝てしまっては、まず起きられません。朝風呂も入って、ぽかぽか気分で用意万端。三脚担いでいざ出発、とはいっても近所へ歩いていくだけですが。三脚を立てていると、もう陽が頭を出しました。初日の出を見ると言っても、見られるのは頭を覗かしたときくらいです。それ以後はまぶしくて見ていられません。見る見る陽は昇っていきました。

2007年1月1日 京都府乙訓郡大山崎町

 山が基準になっているせいか、太陽がとても早く動いていくように感じます。少し雲が多くて太陽もすっきり丸くは写りませんでしたが、鳥が一羽画面に入ってくれて少しは絵になりました。しかし、夕暮のように見えてしまうのも問題です。


御嶽山(その3)

2006年12月28日 | 風景

 御岳スカイラインを登りつめると七合目、田野原です。広い駐車場があって、多くの人はここに車を停めて登っていきます。よく見かけるのはお遍路さん。大勢でバスで乗り付けて、白いお遍路姿で登っていきます。私は登山する時間も無かったので、このあたりでうろうろです。森があるのはこのあたりまで。ここから上はハイマツのような背の低い植物ばかりでした

19??年??月??日 御嶽山田野原

 記録を紛失したのでいつ撮影したものかわからなくなってしまいましたが、目の前に雲があってそこからのぞく澄んだ青空が印象的だったのを覚えています。ハイマツを見ると、いま自分が随分高い所に居ることをあらためて感じます。
 御嶽山に行って驚くことと言えば、水がとても冷たいことです。まるで氷水です。四国で一度風穴というのに入ったことがあるのですが、その中は夏でも10℃以下でした。詳しい仕組みは知らないのですが、地熱との関係で冷蔵庫と同じような効果で冷えるのだと聞いたように思います。たぶん御嶽山も火山なので、地下水も同じような仕組みで冷えているのではないかと勝手に思っています。

1992年7月22 八海山付近

 日も暮れてきて今日はどこで寝ようかと考えているときに見た御岳の夕焼けです。とても印象的な赤紫の夕焼けでした。うちの近所では御岳のような夕焼けの色にはなりません。見るものが何でも新鮮に感じました。


御嶽山(その2)

2006年12月27日 | 風景

 だいたい御嶽山へ行くときは、名神・中央道を夜中に走って、恵那峡SAで一眠りして朝早く向かうか、停まらずにまっすぐ向かって御岳に着いてから一眠りするかでした。そんな調子ですから、旅館にゆっくり泊まってとかいうようなことがありませんでした。
 中津川で高速を降りて、19号線をひたすら木曽福島の方へ走ります。木曽川沿いで、ほとんど信号も無い気持ちの良い道でした。木曽福島の町の手前で左に折れて、木曽川を渡っていよいよ御嶽山へ向かう路です。
 また渓谷沿いをひたすら走って三合目。旅館などが多い大又というところです。ここから林道黒石線に入るわけですが、以前はここに料金所があって有料道路でした。その料金所もいつの間にか無くなっていましたが。今の地図を見るとこの路は「御岳スカイライン」となっています。
 樹林を見ながら登ってまた旅館などが多い五合目、八海山付近。もうすでに標高1600mくらいまで来ています。四合目あたりから七合目あたりまで、森が切り開かれてスキー場になっていました。とはいっても私が行く頃は雪もないので草原になっていますが。



1994年5月28日 八海山付近

 八海山のあたりから御嶽山を見たところです。切り開かれているとは言ってもそこから先は広大な自然林です。関西には無い標高ですし、目にする植物や昆虫などは目新しいものばかりでした。

1994年5月28日 御嶽山

 車で行ける最終地点田野原に近付いてきました。一部山が崩れていますが、二十数年前の地震のときに崩れたようです。
 
路から見える森も針葉樹が多くなっていますが、コメツガやシラビソと言ったマツ類の自然林なので、植林されたスギやヒノキの多い関西の森ばかりを見ている私にとってはとても新鮮でした。


柳谷観音(楊谷寺)

2006年12月23日 | 風景

 久しぶりに出掛けてみました。前日までの疲れでなかなか起きられずに、出掛けたのは昼前になってしまいました。あまり遠くへ行く時間もないので、近くの柳谷へカメラを車に積んで出掛けました。
 
柳谷観音の辺りをぶらぶらすることにして、境内へ続く急な階段を上りました。山門の前まで来ると正面に本堂が現れます。

2006年12月23日 京都府長岡京市柳谷

 何の意味かは知りませんが、よく大きなお寺の本堂にぶら下がっている大きな赤い提灯がここでもぶら下がっています。ここは交通も不便な山寺なので観光客が頻繁に訪れるようなこともなく、静かな所です。よく訪れるのは登山やハイキングの人たちのようです。
 境内に何やら竹を組み合わせて作ったトンネルの様なものが置いてありました。

2006年12月23日 京都府長岡京市柳谷

 建築家の日詰明男氏の作品のようです。と言っても建築や芸術の方面は疎いので日詰氏がどのような方なのかは知りません。しかし別の世界に続くトンネル、と言った雰囲気が伝わってくるようで、なかなかのものです。
 故人の供養、良き極楽での往生をお願いするときはこちら側から、現世の幸せをお願いするときはあちら側からくぐると良いそうです。ただしお賽銭は忘れずに。観音様にも生活があります。
 


御嶽山(その1)

2006年12月20日 | 風景

冬の間は古い写真でも載せていこうかと思って、久しぶりにポジフイルムをスキャナーに掛けてみました。スキャナーの精度はいいのですが、思った以上にフイルムの画質が荒く感じました。粒状性ではどうしてもデジタル写真に負けます。おまけにスキャナーの癖のせいもあって、かなりカラーバランスを調整しなければなりませんでした。明部・中間部・暗部のカラーバランスを別々にレタッチしなければ思うような色にならないので難儀します。そんなわけでとても時間が掛かるので、ここにどんどん画像を貼り付けると言うわけにも行かず今日は1枚だけ。

1995年5月27日 御嶽山

木曽福島から地蔵峠を越えて開田高原へぬける途中で撮影したものです。この頃はよく夜中に車を飛ばして、片道400キロ近い御嶽山まで行きました。たいがい日帰りのハードスケジュールでした。それでも私にとっては、なんとか行くことのできる信州です。この雄大な風景を見ると、しんどい思いをして来た甲斐があったと思ったものです。


大原野の田園風景

2006年12月18日 | 風景

2006年11月8日 京都市西京区大原野石作町

大原野から亀岡市の方へぬける峠へ向かって車を走らせていると、竹林の間から急に田園風景が目の前に広がります。とてものどかな所なので一度ゆっくり歩いてみたいと思うのですが、農道の入り口には「関係者以外立ち入り禁止」の看板があって行きづらいので、まだ歩いたことがありません。この頃はハイカーのマナーの悪さからか地元の人が私有地への立ち入りを禁止していることが多くて、ちょっとカメラを下げて野を歩く場所がとても少なくなりました。


羽束山(三田市)

2006年12月18日 | 風景

2006年11月8日 兵庫県三田市木器

三田市にある伊丹市野外活動センター付近から見た羽束山。別にこの山がどうのと言うわけではないのですが、ドライブがてら立ち寄ったので。山頂には羽束神社があるそうですが、一度登ってみようと思いながらまだ挑戦していません。このあたりは何度も来るほどの所ではないのですが、ちょっとぶらぶら散策して歩くのには手軽で良いところかも知れません。前日は木枯らしが吹いて、この日もだいぶ強い風が残っていましたが、それでもなかなか良い天気でした。町ではまだ青いプラタナスの葉も、すっかり色付いていました。


快晴

2006年12月18日 | 風景

2006年11月8日 兵庫県三田市木器

朝は暗い内に出勤して暗くなってから帰宅する、そんな毎日のサラリーマンなので、こんな青空を見るととても新鮮に感じます。休日以外は陽に当たることがほとんどないので、休日に雨や曇りの天気ならば、すぐに二週間くらいまともに陽を見ることがありません。二週間も経てば野山の様子はがらりと変わります。幾度もそういう悲しい思いをしているサラリーマンです。


大原野の原っぱ

2006年12月17日 | 風景

2006年10月9日 京都市西京区大原野南春日町

この日はとてもすがすがしい秋の空。天気が良すぎて少し暑くもありましたが。この時期にはおおかた草刈りが済んで殺風景になるのですが、このあたりだけは幸いいつも放置してあるので自然な風景を楽しめます。しかしいつまで楽しめることか。この目の前に高速道路が通る予定だそうです。失うものがあまりに大きすぎることを、失ってからでないと分からない人が多いんでしょうね。


山崎聖天(観音寺)

2006年12月17日 | 風景

2006年10月9日 京都府乙訓郡大山崎町白味才

途中、山崎聖天さんに寄ってみました。かなり高い位置にあるので、歩いて登るとすればとても急な階段を汗をかきながら登ることになります。近所にはいろいろ歴史的な場所があるのですが、今まであまり訪れていませんでした。本堂の後ろの山は天王山で、山そのものが歴史の一部といった感じです。周りにはとても古い建造物などがいくつもあって、このお寺も平安時代に建てられたもので千年以上の歴史があります。一度火事に会って、今あるのは明治時代に建て直されたものですが。そういった古いお寺などがあるせいか、シイなどの森もわりと残されていて、夜にはフクロウがゴロスケホーと鳴きます。