感動と興奮の「平成15年史」？PART.1

この年末は、さすがに最後というだけあって、平成30年を振り返る特番が各局で放送されています。



‥なので、私もちょっとそれに便乗して「平成とアダルト系ＴＳＦ30年」ｗみたいに、歩みを振り返ってみようと思ったのですが、よくよく考えたら、ここ10年‥長く見積もっても15年くらいなんですよね。珠玉の作品が頻繁に市場に出回るようになったのは。
平成初期の頃なんて、まだＶＨＳが主流でしたし（笑）、案外歴史は浅い。

時間を持て余していた病気療養中は、昔のＴＳＦをけっこう視聴していました。
一例を挙げるなら【男女入れ替わりカメラ】。アレの発売が2008年でしたから、ちょうど10年前‥‥。
新海誠先生も今ほど有名ではありませんでしたｗ
該当作品のリリースが年間10本以上は当たり前となって、当時あたりが「第一次ブーム」だったような気もしています。
起点になった年やポイントとなった作品を独自の見解で回想する、平成版「実写」ＴＳＦエッセイ？を、ここからどうぞｗ



《序章》有名女優の参戦

松野ゆいを皮切り、アイドル的な人気を誇っていた有名女優が続々と登場してきたのは2006年ごろ。
よって、女優を前面を押し出した「単体モノ」が目立ち、あくまで映画版【転校生】を模倣した♂♀入れ替わり作品がメイン。
あの当時は「憑依」だなんのの、シャレたＴＳＦは、まだほとんどなかったような。
‥読者方は是非、下の画像に注目してみてほしい。


もう「作品」の中でしか逢えない彼女たち――

（上：ＤＶＤ）芸能人 範田紗々 芸能人初！カラダ入れ替わり


ＢＢＳで大反響！

そんな文字が躍っているのを、少し分かりづらいですが、肉眼でもご確認いただけると思います。
今では日常的となった、当時でいう匿名掲示板、すなわち「ネット」に書き込まれた意見や個人の要望が、作品に反映されるようになりました。
ＴＳＦとネットの連動‥‥元年に当たるのがこの時代。

ノーマルなアダルト作品とちがい、人並み以上の「妄想力」「発想力」を必要とするＴＳＦ。
様々な（変）人たちが行き交うネット文化と至極相性が良かったのは、ＴＳＦも例外ではありませんでした。


以後につづく快進撃‥‥。止まない「男女入れ替わり旋風」は、あらゆる方向に枝を広げていくことに。
【転校生】の深淵をもっと覗いてみたい（要は放送禁止な部分ｗ） そう長年願っていた私の夢は“とりあえず”この時点で叶えられた。
（次回に続く）

あの名作とともに振り返る？TSF.2018大回顧vol.3

今年はまだ終わっていませんし、私もすべての作品に目を通したわけではないのですが、2018年、あえてナンバーワンＴＳＦ（動画）を挙げるとすれば.....


【せっかく女になったのに‥不完全な女体化で下半身はふたなり！？2 男子禁制シェアハウス編】 になりますでしょうか。

想いを寄せる娘に近づくため、男子禁制のシェアハウスに、女の子に変身して潜入。この着目点。
ハラハラドキドキ、でもやっぱりどこか“ぎこちない”成りすまし具合が、かえってリアル。
『自分がオカズ』という新たな名言？を生み出し、ストーリー性、仕掛け、女優陣のルックス演技も申し分なし。
まさか、老舗のＢＪ以外のシリーズから、これほどの名作が生まれるとは思ってもみませんでした。※拙攻レビューはコチラ！


って、さすがに持ち上げすぎたかｗｗ
筆者は、けっこうハマりましたけどねぇ。今年、皆さまのＭＹベストは何でしたか（＾＾）


しかしながら、特撮作品などでも多く見られる「潜入モノ」‥と呼んでいいのか分かりませんが、いくつになっても好きですねぇ。あの緊張感がたまりませんｗ
ましてＴＳＦの場合、女子高あるいは女子寮であったりだとか、普段の男性の姿では絶対立ち入れないところに足を踏み入れるわけですから。
『決してバレないように』そんな極限状況下のなかで味わう興奮は、筆者がかつて『女装士だったから』という理由だけでもないと思われます（笑）


そこで今回フォーカスしてみるのは、あの国民的ゲーム（アニメ）の中のワンシーン。
敵のアジトに潜入し、見事な演技でオトコを欺き魅了した、化けるが十八番の大魔法使いｖｅｒ.....


本当にエグかったのはここからだったり‥‥

（Ｃ）ドラゴンクエスト―ダイの大冒険 (13) (ジャンプ・コミックス)帰ってきたマァム‥!⁉の巻


【ドラゴンクエスト―ダイの大冒険―】より。
ありがちな「ターゲットに近づくため」とか「情報を盗むため」といった、生ぬるいＴＳＦではありません。こちらはもっと壮大。
ダイ一行を全滅させることが目的で、まず見張りの任務にあたっていたポップ（↑男の方）を陥れるために、このプリチーな女の子に変身したのです。


また、これにいとも簡単に引っ掛かるオトコｗｗ


‥それもそのはずで、魔法使いはザボエラという、元が爺さんキャラにもかかわらず、妙に乙女な芝居がお上手ｗ
姿形、声まで似せられて、その上こんな上目づかいで見つめられたら、そりゃ彼でなくとも大抵の♂は引っ掛かってしまうでしょうｗ

これぞ元祖 ＴＳＦ版ハニートラップ？

しかし、この技‥‥もといこの演技力。爺さん一体どこで身につけてきたのでしょうね（＾＾；


‥それに‥‥
もう少しこのままでいたい

とりわけ、この間なんか、最高ですよね。ソッと彼の小指を包み込むように握りながら（笑）

偶然この近くにいたポップの仲間が、どことなく女の異変に気づいていたし、まったく隙を見せていなかったわけでもないんですけどね。
ポップはこのあと『洞察力が足りない証拠だ！』なんて、師匠に説教をくらっていたのは言うまでもありませんｗ


《関連》
■せっかく女になったのに…不完全な女体化で下半身はふたなり！？2 男子禁制シェアハウス編

あの名作とともに振り返る？TSF.2018大回顧vol.2

死ぬまでに、一遍どうしても言ってみたい「セリフ」が私にはありましてね。
それは、こういうやつ......


もう好きすぎて、僕は、いっそ君になりたいんだ！！


なんて言われたら、向こうはどのようなリアクションをするのかなと。
『やだ！嘘！嬉しい♪』‥とはならずに、『何それ？マジありえないんだけど。気持ちワル～（＞＜）』 みたいな展開に、やっぱりなってしまうのでしょうか（＾＾；

でも、実際気になりませんか。貴女になってみたい！って言われた人の、そのときのリアルな反応？
先のＤＬ作品【ノットリ】が、これと少し似た内容だったけれど、所詮創作ですしね。
だから今度、機会があったらガチに試してみたいと思っているのですが、そこまで親しくない嬢にコレを言ったらおそらくドン引きされるので（笑）、一段ハードルを下げて......


君が好きすぎで、昨夜、君になった夢を見たよ


あたりにしてみようと。これならば、聞こえ様によっては若干ロマンチックだしｗｗ
女の子の反応に、乞うご期待？です。


さて、今年発売されたＴＳＦの中に、憧れのマドンナ・ナースになったという作品がありました。
それは入れ替わりでも、憑依でもなく、まったく同じ姿形をした女性が、結果この世にふたり存在してしまうというトランスバージョン。

‥同じ人間がいたら周りもパニックだし、戦隊モノよろしく『どっちが本物？』だなんて、いろいろ困ったことも起きそうですｗ
ただ、『ホンモノとニセモノの絡みがあったら、面白そう』 そんな類のレビューを書きましたら、意外にも賛同してくださった方もいまして。

同じ姿形をした人同士の、肉体的な部分での絡みは、さすがに今の映像技術を持ってしても難しいかもしれませんが、いや、もっと普通の絡みだっていいわけですよ。
たとえば、こういうやつ？？


服まで一緒の「完コピ」は希少

（Ｃ）桃色サバス（10） (ヤングキングコミックス) vol.86


シャツに「王吉」（本名は玉吉）と描かれたこの女性が元♂で、隣にいる“本物”に片思い中。
マンガの世界によくありがちな？アクシデントによって、愛しの嬢に変身してしまった直後の模様。

んで‥この後、一緒にご飯を食べたりだとか、ふたりでお風呂に入ったりするのですが、絵面的にはそれだけでも、けっこう萌えましたけどね。よさげ◎
これは当然、実写ではめったに観られないパターンで、過去、わずかに着ぐるみ系の作品で類似な描写があったような。

できるならば、もうちょっと本格的な同じＤＮＡを持った者同士の絡み？
そういったＴＳＦも、一遍くらい拝んでみたいんですけどね（笑）

あの名作とともに振り返る？TSF.2018大回顧vol.1

2018年も残すところあとわずか。


今年は実写も大いに盛り上がった一年だったけれど、漫画界から本格派？ＴＳＦ【ジャガーン】の参入は大きかった！
‥最近ご無沙汰しておりますがｗ
実写と漫画、今後もこうして双方から攻めてきてもらえると、こちらとしてもネタが増えてありがたい。

以前にもＴＳＦを題材とした漫画はありました。
が、スポット的にくる「該当話」というのも私はわりと好きで、情報を漁っていた時代が懐かしいです。
前々回くらいにここで少し触れた【まじかるタルるート君】とか、けっこう多かったですよね。
いわゆる魔法でＴＳできちゃう、お手軽な感じの（笑）

今記事では趣向を変えて、そんな筆者がかつて夢中になった？漫画たちと、今年発売された実写作品との「融合系」エントリーを目指してみますｗ


3月リリースの出演、三原ほのか他【ボディジャックＸ ブレーンハッカーズ】
ＤＶＤのパッケージに描かれた文言は『ターゲットの頭脳をハッキングして記憶や行動を操る「乗っ取り憑依」サイバーストーリー」』
※拙稿レビューはコチラ！

‥この説明を見ると、なんだかやたら小難しそうな印象を受けますが、内容は、ほぼほぼいつも通りのボディジャックｗ
記憶を読み取るといっても、ターゲットの身体自体乗っ取っているわけで。映像、演出面は凝っていたかな。
ＴＳＦで「ハッキング」というと、筆者は【こち亀】の両さんを“トラウマ的”に思い出してしまいます。


おい左の婦警、あんた大丈夫か‥‥ｗ

（Ｃ）こちら葛飾区亀有公園前派出所 119 (ジャンプコミックスDIGITAL) カトリーヌ勘吉⁉の巻


このときの両さんが凄かったのは、自らが麗子なのだと同僚たちに主張し、それで通しきっていたこと。
‥つまり、本当は入れ替わっていないのに、麗子と身体が入れ替わったことに、ムリヤリしていたのです。ある反則技を用いてｗ
どう見ても趣味の悪い、ただの女装なんですけどねぇ（笑）

そこで、入れ替わりの真実味をより持たせるため、事前に麗子のマイパソコン（マンガでは電子手帳にも見える）を盗み見、予め情報を得ていました。

‥‥どうです？ これこそがハッキングでしょう。いささか時代遅れな。
まぁ破天荒な両さんだから成せた業ですけど、個人情報を知っていたくらいで中身が麗子なのだと、信じる方も信じる方ですよね（＾＾；


とはいえ、【こち亀】には歴とした該当話が他にも、やはりスポット的に存在していて、ガチ入れ替わりした回も、実はあります。
ギャップの大きすぎるオッサンと美女の“笑える”入れ替わりは、コミックマンガなどとも相性抜群の好素材！

そういえば、そもそも登場人物の中に、ＴＳなキャラ（麻里愛）がいましたしね。
あらためて振り返ってみると、作者・秋本治氏にも確実に、その“嗜好”はあったと見ていいでしょうｗ

あなたは「憑依」にいくらまで出せますか￥

各々こだわりを持つ、半ば変態的なＴＳ願望を募るのもいいけれど....


各種「小説サイト」を参考にするのも、面白いかもしれませんね。
あぁいったところには、けっこうプロットもしっかりしている作品も多いですし、大いに参考になるのでは。
もちろん、オールコピーなら作者の許可をきちんともらって‥ということになるでしょうが、私も“実写”で拝んでみたい作品がチラホラあります。


そんな想いに至ったのは、先日配信されたばかりの新作 【ノットリＴＶ】を観て。
まず“ビジネス”として、女性の側が希望する男に、時間限定で「カラダを貸す」という発想にやられました。

いいじゃないですかコレ。援交でもなし。憑依も、決して強制ではなく円満？ 誠に ウィンウィンな関係で（笑）
‥んで、最後は借りたカラダを『もう返さねーよ』的な、“ブラックオチ”の創作を、昔、いくつか読んだ憶えがあります。
意表を突く「承認型ＴＳ」。どこか懐かしかったですねｗ


驚異のオプション付きｗ

（Ｃ）憑依オプション付き 円光少女「ねえおじさん。今から私の体を3時間だけ貸したげるね。」


本作の設定では、3時間100万円 でしたか‥。
高いっちゃ高いけど、これは捉え方次第。
たった3時間でも『ＪＫになったみたい』という人なら、惜しみなく100万でも200万円でも差し出すのだろうし。

さて、皆さまは幾らくらいまでなら出せるでしょうか。本作でいう 「憑依代金」を。
そうだなぁ‥‥筆者は10万円程度なら、わりとガチで検討しちゃうかも。
ただ、その程度の額だと、やはり“その程度のカラダ”にしか憑依できなかったりしてｗｗ（劇中では一体につき一律100万円ぽい）

だいぶ強気な金額を打ち出してきているだけに、とりわけ前半に登場してくる女学生役の女優は、素晴らしい↑
キュートな容姿もさることながら、ＴＳ前の素の感じが「不思議ちゃん」のようでいて、若干メンヘラ気味（笑）
‥もちろん、これも嬢の演技ですが、何かいかにも、そういう怪しいサイトがあったら登録していそうな、尋常ではない感じで。奇妙にリアルでした（＾＾；


熟練な筆者がおもわず唸ってしまったのは「取扱説明書」演出。
憑依後のカラダを取り扱い方を、事前に録っておいた専用の動画で、嬢みずから説明を行ってくれるという。
これが何を意味するかというと、その動画に映っている主の姿に、今、まさに自分がなっている......


いーい？あなたは今この格好なのよ

（Ｃ）同上


動画を視ながら興奮し、眼下にあるカラダを観て、また興奮。
機材や描写の違いはあれど、実はこれも以前の創作小説などでよく見受けられた手法のひとつ。

アイデア賞を贈りたかったですね。カノジョを眺めながら、カノジョ自身を愛でる、もう一方の自分‥‥
その模様を傍から見ていると、たしかに若干滑稽にも映るのですが、そこがまた変態的で良い（笑）


わずかにマイナスな意見を挙げるとすれば、前後編とも男の側の本来の憑依目的がエロではなかったようなので、エロ以外の要素も頂きたかったところ？
実際、嬢プロデュースの「取扱説明書」の中にもあった、人目のつくところで“生まれ変わった”新しい自分の姿を色んな人に見てもらう‥‥
そういったメルヘンな演出等も加わっていたなら、もっと×2名作になりそうな雰囲気がにじみ出てましたけど。

でも、全体的には愉しかったですね。我々の豊かな想像力を掻き立てさせてくれる一本ｗ


《俺評価》★★★★☆

実はネ申 「装備品」だった？我々がいつも目近にしていたアレ

ボコボコだった顔の腫れも引き、ようやく主治医から外界住人との接触が許可されましたｗ
週明けくらいから通常通りの生活を送ることができそうです。
しかし、この齢になって、まさか水ぼうそうとはねぇ‥。
どうせなら学生の頃に発症してくれれば、堂々と学校を休むこともできたのに、なんて（笑）


気づけば、もう12月‥。2018年シーズンも実にさまざまなＴＳＦが世に送り出されました。
通常のＤＶＤと合わせ、ダウンロード専用作品まで登場してきて、筆者も、さすがに全ては押さえられていません。
一つ一つカウントはしてませんが、ちょっとした該当作品までも加えたら、けっこう膨大な数です。

そんな中、あらたに台頭してきたのが、不完全女体化シリーズ。
俗にいう「ふたなり」旋風が吹き荒れた年でもありました。

ここまでブーム？になるとはねぇ（＾＾；
なれるものなら誰だって、完全女体化の方がいいはずなのに、でもやっぱり、男のシンボルだけは失いたくない（？）
‥つくづく「ＴＳ人」の心理・思考って、繊細。 だから、おもしろい。





これってオトコ特有の発想というか、性癖なのでしょうかねぇ。
今もって面と向かって尋ねたことはありませんけれど、女性にも『たまには♂の側になって、ヤリて～』とか、あるのですかね？
‥そうそう、今度こういった作品がお目見えします。


◇友達同士の女の子がTSFふたなり体験2 （ＤＶＤ）


女の子のオトコ体験。‥‥なら、普通にありそうだけど、女の子の「ふたなり体験」って、ナニ？？ｗ
なんか、色々アベコベ。ちょっと無理やりＴＳに結び付けた感は、正直ありますかね（＾＾；

にしても、どのような人がコレを好んで見るんでしょうか。
まぁ十中八九男性そうですが、なかには女性同士で、あらたな“愛し方”を模索するために‥‥そんな「活用法」もなきにしもあらず？？
発想としては ♂♀「役割」のチェンジ、です。


現実、本作品がパート2。
初代はまったく存じていなかったのですが、やはり、どこかしらから需要はあるようです。
ただし、ＴＳＦファン目線とすれば、どうしても購入は慎重に、と言わざるを得ない.....

ウイルス男もおもわずたじろぐ？超異色作の巻

秋なのに食欲も‥性欲もあまりない今日この頃。

でも、病によって時間は有り余っていることだし、果敢にアソコを奮い立たせて未視聴だった作品にトライｗ
新作情報と併せて。


ダウンロード専用作品 【ノットリ12】の方は観ましたよ。
前編と後編の2本立てでタイトルの通り、ＴＳ目的に「復讐」を求めたという、ダークテイスト.....



（Ｃ）ノットリ12 ノットリリベンジ、むかつくあの女たちに憑依し、復讐！


なんだけれども、最初のは若干“やりすぎ”な感が否めず、女の子が不気味、怖い（苦笑）
一転、後半の姉のカラダに憑依した方はわりとポップで、個人的にはこちらのテイの方が好きでした↑

変態水着？を着させたい弟。そんなの着てくれるわけがない、イケイケな姉....

だったら、姉に憑依して俺自身が着てやろう！

う～ん、非常に解りやすい動機ｗ理にかなってます。
‥ただ、よりリアルさを追求するのであれば、もっとノーマルな水着でも良かったし、普通にオシャレな洋服とかでも別に問題はなかったと思いますけどね。

『（一緒にお風呂に入っていた）小5ぶりに裸を見たから感動』 等のセリフも、けっこうツボでしたねぇｗ
対象が身内や幼馴染のときにありがちな照れ、いささかの戸惑いといった感情が巧く表現されていました。
あいかわらず演者（女）は秀逸で、感度良好◎　前後編とも、ストーリー性は薄。



来月6日リリースの【会社一男気のある課長が実は女体化したことを知ってしまった部下ＯＬの私】。
タイトルというより、もはや「あらすじ」といった感じですが、この作品、パッケージを覗くと、革命的？な一文が‥‥


女のカラダになって嬉しいではなく 嫌だ！というＴＳＦストーリー


こと私たちのような種族に至っては、思いもよりませんでしたけど、たしかに、中にはこういった方もいらっしゃるかもしれませんね。
現実問題、いろいろ不都合が生じるコトも多いですし‥。

そこで本作の場合は「女性化のち男装」を試みるようなのですが、これがまさかの オッサン男装！
当然、かわいくはないのだな‥‥致命的に（苦笑）



（Ｃ）今井ゆあ インスタグラムより


何から何まで前代未聞。
ぜひ病気がちな筆者に代わって失敗も恐れぬ？勇敢なＴＳＦチャレンジャー様に、コレを望むｗｗ

『TSFふたなり潜入捜査官』 感想・見どころレビュー☆

アニメなどでよく見受けられる、一見は（パーフェクトな）女性‥‥しかし「声だけ男」というのも、わりと乙ですね。
最近、こうした“古風な”演出が用いられなかったから、逆に新鮮に映った可能性もありますが。


古かったのはソコだけ。新時代を描いた【ＴＳＦふたなり潜入捜査官】を視聴。
この作品、別の意味で驚きました。こと映像の「かっこよさ」では、ちょっと他の追随を許しません....



（Ｃ）TSFふたなり潜入捜査官 三原ほのか 吉川あいみ 石川祐奈


刑事ドラマよろしくのオープニング。
それもそのはずで、女性にしか入れない『ＴＳＦカンパニー』（なんと都会に自社ビルを構える）に自ら女体化して潜り込むという、緊迫なストーリー。
無事♀化を果たした主人公・三原ほのかが巨大組織に単独で立ち向かいます。

だなんて、毎度趣向を変えた作品をリリースし続けるＳＯＤ発のＴＳＦ版「ふたなりシリーズ」、マジで凄すぎ。
今回はいつにも増して、非日常。
ただ一貫して言えるのは何かをやり遂げるための“目標”があり、きちんと意思を持って女体化している点。
それから、基本、女性しか立ち入れないような場所に踏み込んでいっている作風も、非常に好印象ですねぇ。
オンナだらけの空間への適応可否‥。成りすましの観点からいっても、この手法はけっこうドキドキさせられます。

第一関門のボディチェックは、セキュリティ係の女（新垣智江）に怪しまれながらも何とか突破。
ただし「不完全」というのが“お決まり”。
今までのとは若干違い、最初は完全体を成し遂げるも、薬の効き目が薄くてアソコが次第にニョキニョキとｗパターン。


もう少しだけ「完全体」のままいって余韻を愉しみたかったのですが、ふたなりを早々に露呈した結果、あってならぬ♂の侵入が発覚してしまい囚われ、組織のボス（吉川あいみ）から相応な制裁を受けます。
傍からはただひたすらに長いレズプレイが続くあと、形勢逆転の機転を利かせたのは主人公。
“性転換クスリ”を強制的に飲ませ、♀⇒♂“男性化”を始めたボスとの「ふたなり対決」が、新たな見所となりましたでしょうか。

その終盤の展開しかり、まぁ新作は今まで以上に過激というか絡みが濃厚でしたので、ＴＳに重きを置く、人によって受け付けないかもしれませんが。
もちろん、ストーリー序盤の方には三原嬢の女体化開始後からひとりＨまでを収めている章も、一応ございますので安心ください？


にしても！ 自社ビルを持っていたことにも驚きましたけど、最後の最後に、わざわざこんなモノまで作っていらしたとは....



（Ｃ）同上


だいぶ異世界が舞台設定となっていた本作品‥。
それなのにオチへの持っていき方といい「ＴＳＦ」の出来栄えとしても、意外に高かったように思えます。


《俺評価》★★★☆☆

『ボディジャック RE:0から始める憑依のススメ』 感想・見どころレビュー☆

台湾の有名女優に似ているとかで、アジア圏全域で波多野結衣の知名度は相当高いんですって.....


いや～すごいっすね。文字通り、“身一つで”彼女が掴んだ チャイナドリーム？
たぶん、そこら辺のアイドルとか女優よりも今人気があるんじゃないかな。

そんな「国際派女優」もご出演された最新ＴＳＦ【ボディジャックRE:0から始める憑依のススメ】を視聴。
もはやレギュラー化しつつある波多野嬢のＴＳ市場参戦により、女体憑依を熱望する、何億もの男たちが今後続出してしまう？

デンジャラス！！



（Ｃ）ボディジャック RE:0から始める憑依のススメ


さすがは日本が誇る大女優様であります‥‥。
憑依希望者の的を射た超長ゼリフを情感を込めて、たっぷりと。女優というか「女王」の貫禄ｗ

ＤＶＤで彼女の名より先にクレジットされている女優がいたので、今作では一応、主演扱いではなかったのかもしれないが、まさに主役を食う存在感を放たれておりました。
先述のように、嬢はこれまで多くのＴＳＦにご出演されているので「男演技」もお手の物。
“未経験”だったと思しき主演女優との演技力の差は歴然としていて、よけいに波多野嬢の巧さが際立ちます。


作品の流れとすれば、憑依に至った電車内でのソフトなプレイから、駅のトイレで“自分堪能”。
ここまで波多野嬢の独擅場。

カノジョの記憶を頼りに、勤務していた下着メーカーにそのまま出社。
上司という立場を生かして、あること画策したのが上のシーン。からの、部下（君島みお）に憑依。
‥‥ことＴＳ界においては秀逸な演者がやたら多かっただけに、ひっさびさに棒読み女優を見た思い（苦笑）
そのボディで男子禁制？の高級エステに潜り込んだはいいが、ここでは“ほぼほぼオンナ”に戻っていて没入感は乏しく‥。


中盤戦以降は「憑依要員」として、もうひとり別の男が加わります。
最近よく見られるこの展開。個人的にあまり好みではないのだけれど、意のままに他人の体を‥の「魂吹き込み・あやつり」に近い要素もあって、たしかに勝手は良いのかも。

男たちは波多野嬢と君島嬢、それぞれのカラダに憑依して、やってきた取引先の男性にハニートラップを仕掛ける！という展開‥だったはずも、最終的に何がしたかったのか不明。ＴＳＦあるある（笑）

下着メーカーの若手社員役として、こちらも「常連」のエース・小谷みのり。エステ嬢に扮したが、新鋭・加藤あやの。
いずれの嬢も以前出演した作品では筋の良いところを見せてくれていただけに、もう少し形の違った絡みで拝んでみたかったかも。


総じてコメディ色が強かった、今回のＢＪ。
波多野嬢なら、もっとリアルガチな？本格派ＴＳＦでも、十分それに応えることができるのでは。
女王の再戦、お待ちしておりますｗ


《俺評価》★★★☆☆

その歩みを振り返る！実写系ＴＳ「Ｆ」？.......vol.2

この前久しぶりに見返していたのが【深町君シリーズ】って呼ばれてた作品群。
‥もう10年も前になるのですね。【赤い糸シリーズ】とＴＳ・ＡＶ二強だった時代が懐かしいｗ


さすがに昨今の実写系ＴＳＦと比べるとだいぶ雑なつくりをしているのだけど、注目すべきなのは扱っていたそのテーマ。
筆者が知るかぎり、ＯＬにナース、女性教師にＪＫものが2本‥‥。
これらをオムニバスではない、すべて「単体」で制作されていましたからね。
同シリーズが今日のＴＳＦの礎を築いたといっても、決して過言ではありませぬ。


ターゲットの身体を乗っ取る呪文は『ナイノナイノミー』ｗ



「ナース」は、ＴＳの対象としてわりと現在でも人気の高い職業ですね。
一方、深町君の頃は大勢を占めていた学生（ＪＫ）、教師といった学校関係者は減少傾向にあり、変わりに台頭してきたのがＯＬ。
ＴＳＦも「時代を映す鏡」‥となるのでしょうか。一口にＯＬといってもこれが実に多岐にわたっていて、普通のオフィスレディからレースクイーンやモデルといった芸能人系、最近だとユーチューバー、さらにはデリヘル嬢ｗまでもが対象となったケースもありました。

みんなマニアックすぎるよー （笑）

しかし、この長きにわたってのブームは皆さまのＴＳにかける情熱、飽くなき探求心があってこそ。
次はどんなバージョンが愉しいかなぁ‥興奮するのかなぁと、私もまいにち各所でアンテナを張り巡らしているのですが、ただ、どうなんでしょう‥。
さすがに、こと対象の職業にかんしては“出尽くした感”があります。


11月発売のボディジャックの新作（※1）は、嬢が「下着メーカー」勤務らしい。
下着‥‥メーカーか。開発のほうに携わっている感じの方々なのでしょうか。
まだ詳細は分かりませんが、アパレル関連なら、ショップ店員へのＴＳ劇も面白そうでしたけどね。
店内にあるかわいい服を勝手に着まくったり‥は、自分だったら間違いなくやるでしょうし（笑）、またその逆の発想で、いつも着飾っているカリスマ店員のような人が、カラダ乗っ取られてから一気にダサくなってしまう様とかも愉しそう。

あと、仕事ではないけれど『女の子になってナンパされたい』、金を稼ぐために身体を張ってひたすら「パパ活」に勤しむ人のＴＳＦ‥なんかも見てみたいけど、ここまでくるとマニア色濃くてＤＬ向きな作品になってしまうか（＾＾；
何か面白いシチュエーション、画期的なアイディアをお持ちの方がいらしたら是非私めに教えてくださいｗ


《関連》
（※1）ボディジャック RE:0から始めるオフィス憑依のススメ （ＤＶＤ 11/8）