『ＴＨＥボディジャック ＲＥＢＯＲＮ～エロくて楽しい幽体離脱』 感想・見どころレビュー☆

コメント欄で先日、ある方と『ＴＳって遺伝？』なんて“いかにも”らしいやり取りをさせてもらったのですが‥‥
けっこう自分も頷けるところはあったんですよね。思い返せば、うちの父親もニューハーフ系統の番組（つまり♂→♀）を好んで視てましたしｗ
あるいは、受け継がれる部分もあるのかもしれません。皆さまはどうでしょうか。


さて、最新実写ＴＳＦの ボディジャック・リボーン！視ましたよ～
‥唐突ですが、ＴＳＦ「あるある」。

“抜きドコロ”をどこにすべきか、どのシーンにフォーカスすれば“自分的に”ベストなのか、判断に迷う---

通常のエーブイとは趣が異なり、それはより顕著で、千差万別。人と「まったく一緒」というのは、ことＴＳＦにおいては、あまり見られません。
本作品は自分探しの旅‥ならぬ、さながら「“抜きドコロ”探しの旅」に出たといった感じでしょうか。
せっかく身銭きって買ったのだからと、最近落ちてきた体力を奮い勃たせ、中年筆者は頑張りました。




THEボディジャック REBORNより


私でいえば「ツボ」となるのは、ＴＳ直後の困惑した様、さらには“次第に”興奮にしてゆく様、あわよくば「なりきり」要素など頂ければ、もう申し分なしですｗ
そこへパッケージ裏に書かれた 【憑依した女に「なりきる派」の主人子、悪友は自分を貫く「非なりきり派」】。 否が応でも期待が高まりました。


憑依後の同級生（♀）との絡みのシーンのことを、主に指しているのだと思いますが、努力の跡は‥窺えたかな。「なりきり」な？
完璧ではなかったし、求めるものには程遠かったけれど（笑）。部屋の中にいる一人の時も、憧れの同級生になりきる画をもらえたなら、もっと嬉しかった。
したがって、画像にある広瀬うみ嬢の鏡を使ったなりきりシーン（時間が短いが）は、高評価ｗ

アクセントを効かす？電車内での演出。
発想は良かったけど、ココこそ「なりきり」を導入して、痴漢で困惑したり、逆に興奮してしまったりといったのがあれば、面白かったと思うのですが‥‥ちょっとぶっ飛びすぎちゃったかな（笑）。プレイに走りすぎてしまったというか。

それと、女ばかりの基本「レズ」です。もはや本シリーズの伝統とはいえ、ここも好みが分かれるところでしょうね。※自分の抜け殻とのありえないアレで（笑）絡み自体は♂ともあります。

「ＲｅＢＯＲＮ」というわりには、目新しい表現方法はさしてなく、まぁ王道的。ＴＳ直後の一人Ｈからテンポよく、女教師を交えた交互憑依？の流れへと展開していきます。
予想どおり、出演女優陣は綺麗どころが多かったですし、演技も及第点だったでしょうか（特にＪＫ役のヤングふたりは健闘）。

『安心してください。抜けます』そんな断言まではできませんが‥‥筆者は抜けましたｗ

パパムス・リアル版？

ある書籍に目を通していたのがキッカケで、これは筆者も初めて知ったのですが....


津田塾大学女装替え玉受験事件？

なんでも今から41年前の、津田塾大学の入学試験当日。
50代と思しき男性が、本来受験に臨むはずだった実の娘に成り変わり、あろうことか女子高生風の女装を施して「替え玉」になったという、ウソのようなホントの話。

この父親は学校の先生をされていたそうで、もしかしたら試験にはパスしていたかもしれませんが、さすがに“顔面オヤジ”の外見では、周囲を欺くことができず‥‥。
「愉快犯」の類ではなく、当人はいたって“ガチ”。無論、すべては愛娘のために。

現代ならＢ級な記事として扱われそうだけど‥イイ話じゃないですか。
「父性愛」 に溢れた、父親の果敢なチャレンジに、当時もわりと好意的に受けた止めた人がいたのだとか。
たしかにこういったオヤジは、第三者的にも応援したくなる。‥‥けれども「ＪＫ女装」は、いくらなんでも無謀だろうと（＾＾；


私たちが住む「ＴＳ」の世界。‥ＴＳＦの在り方とすれば、上のようなシチュエーションは、極めて有効的であります。
たとえば、こんなふうに。


娘 『ねぇお父さん、ちょっと代わりに受験行ってきてよー』

オヤジ 『しょうがないなぁ。じゃあ私にそのカラダ、貸しなさい』


みたいなやつね（笑）
社会通念上、あるいはＤＮＡの関係で？「肉親限定」とかの“縛り”が仮にあったとしても、それなりに需要はありそうな気がします。

‥もし、自分がパパだったら 『娘になってみたい！』なんて願望をいだくことも、ときにはあったりするのでしょうかねぇ。
この道30年近い私でも、そこだけは、本当に未知の領域なんであります....


≪参考≫
■津田塾大学女装替え玉受験事件　試験日2日目に父の女装発覚 （ＮＥＷＳポストセブン）
■戦後ニッポン犯罪史

いつかマイケルになる日？

週刊新潮 7/7号にあった【没後7周年にＭ・ジャクソン 悪趣味動画の災難】なる記事‥‥。
それは、こんな書き出しから始まります。

凡愚の悪夢の一つは死後に悪趣味な個人的蒐集物--

記事によると「命日6月25日を目前に、マイケル・ジャクソンに関する地元検察の資料映像と内部文書が流出、ある芸能サイトで立て続けに公開された」とあり、その内部文書では、見るからに“いかがわしい”ブツの数々を豪邸の一室から押収したと、記されていたそうです。
それらは他人様には、到底明かすのできぬような、生前のマイケルの「性癖」を指し示す、怪しいブツであったのだとか‥。
まぁどこまで真実なのか、当該記事だけは判りませんでしたけど（＾＾；


しかしながら、人間『明日は我が身』です。なにも準備（後処理）ができないまま、突然、あの世に逝ってしまうケースだって、考えられなくはありません。
ちょっと自分の場合を想像してみましたら、「ＴＳＦ関連グッズ」 が山のように置いてあるこの部屋を見、遺族？たちはどう思うのかなってｗｗ
在庫としてもっとも数が多いＤＶＤソフトの“傾向”を知れば『女装ともニューハーフとも、また違う。他人への変身願望‥‥故人にはいささか特異な趣味があった』 などと、色眼鏡で見られてしまうのでしょうか（苦笑）

ただ、このケースならまだいいと思うんです。死んでから言われる分ならいくらでも。
‥といいますのは、引っ越しまたは家出ｗ、また、結婚までいかないまでも恋人と同棲なんかした場合、これらのブツをどう隠し通せばいいのだろうかという（＾＾；

私は幸いにもまだそういった経験がないので、想像の域を出ませんけれど、もし‥恋人や身内にこの趣味が発覚したら、かなり気まずくならないですかね？
エロ本とはまた種類の違う‥何か“後ろめたさ”のようなものがありませんか。
男でもそうなのに、ましてや異性となれば「ＴＳ欲」を理解をしてもらうまでに、なかなか時間を要する気がいたします。

『俺は昔から、転校生みたいなシチュエーションに憧れていた』 ‥こう胸を張って言えばいいんですかね。
いくらなんでも数多すぎなーい？なんて類のツッコミは、かならず浴びそうだけど（笑）


現代ならパソコンに取り込むとか「在庫」をかかえない方法は、探せばいくらでもありそうですが、生粋の面倒臭がりやでメカオンチの筆者。
5年近く経った今でも、さしてあの頃と状況は変わっていなかったり....

錯覚ではない 「まりやの真実」

実に奇妙な「トライアングル」を、経験しました。


先日のプロ野球、福岡ソフトバンク対千葉ロッテ戦の始球式に、ひとりのギャルが登場（結果は大暴投ｗ）。
ドームに集まった中年オヤジたちが、投球よりも、キュートなポニーテール姿と、美脚っぷりに目を奪われていた、そのお嬢……西内まりやでした。


あれ、ＮＩＳＨＩＵＣＨＩ ＭＡＲＩＹＡて、昨年のレコード大賞で「ありがとうForever...」を歌唱していた、あの西内まりや？！
一瞬、私の頭の中は“メダパニ状態”となりました。
情感を込こめて、なにかシットリと同曲を歌い上げる“大人な”彼女の記憶が、鮮烈だったのです。


振り返ればレコード大賞の際も、今回と同様な事態に陥った筆者。
目の前でピアノ弾き語りをしている「にしうち・まりや」なるミュージシャンと、白石うららが、なかなか一致しなかったのです。

『山田くんと7人の魔女』では、同級生の男の子と身体が入れ替わってしまう‥そんな難役にのぞんでいた彼女。
バラードという曲調、「山田くん」では、衣装やギャル風メイクなどの異なる要素がだいぶあったとはいえ、肉体ひとつで、実に様々な顔を覗かせてくれます。


「始球式」→「レコード大賞」→「男女入れ替わり」

‥逆行していった、西内まりやの華麗なる変遷ぶりに、時間差で‥私は舌を巻くのでした。

フォーエバー時とは同一人物とは思えない（＾＾；