T‐STYLE

ここは性転換、入れ替わり・憑依・変身モノ等を扱った作品を好む人達秘密の花園です☆
興味がある人は是非お立ち寄り下さい☆

究極のTS 【興奮】

2008-10-22 22:58:18 | 究極のTS【TS小説】
             《前回からの続き


時間は朝の9時を回ったところか・・。


通勤のピークを過ぎた頃ではあったがあえてこの人目に付きそうな時間帯を選んだのは理由があった。
ある程度、人が多い方が雑踏に紛れ逆に目立たないと思ったし何より気持ちが楽だった。

それと今日この日、実行しなきゃいけないのがこの時間帯だったのだ。
そう、【オンナの時間】を満喫する為に・・・。


ボクは駅に向かって歩いていた。
駅は自宅のあるマンションから歩いて10分くらいのところだ。

【変身】したこの姿となっては日ごろ通いなれたこの道もチョットした
スリリングな冒険となる。

通りゆくサラリーマン達が早歩きで駅に向かう
ヘッドホン耳にどこか不機嫌そうな女子学生風の女の子・・・


【今ボクはどうゆう目で見られているんだろう・・】


不思議と気にすれば気にするほど大衆の視線がこちらに向けられているかのような気がしてくる。
ボクは人と目が会うた度に胸が張り裂けそうなくらい、ドキドキしていた。


【落ち着け~さっき管理人に見られた時は大丈夫だったじゃないか
それに今更ビビってどうするもう後戻りはできないんだもっと自分に自信を持て


ボクはカバンの中から手鏡を出し再度自分の顔を確認し心を落ち着けた。


しばらくして駅に到着した。
切符を買って電車に乗る為の準備をする。
そして僕はホームの端へと急いだ

それは電車の先頭車両を位置する


そこは女性専用車両なのだ


専用車両は時間限定。だからボクはあえてこの時間を選んだ。


そして意図するコトはひとつ


この『空間』に【オンナ】として同じ時間を共有し何事もなく無事通過できればパス!
すなわちボクは【一人のオンナ】として認められたコトになるからだ。


電車が来るのを待つ。ボクはとりあえずチョット生真面目そうな眼鏡を掛けた女の子の後ろに並んだ。


電車がきた・・


ここでボクの緊張はピークに達していた。


『プシュー』


電車の扉が開く。


ボクは人の流れのままに電車の中へと乗りこんだ。


【やっべぇ女の人しかいねぇ・・。ま、当然か


それなりに人がいたので座れなかった。
ただボクはその方が良かった。
座席に座ると目の前に座る人と正対し目のやり場に困るからだ。


【でもボクは今はオンナなんだからそんなの気にしなくたっていいのかな・・】


それにしたってまだまだ混雑する『普通』の車両を尻目に人口密度はだいぶ余裕がある。
【女性専用車両・・・つくづくオイシイ制度ができたもんだなオンナには】

こころなし、匂いも違うような気がする・・。


【イイ香りだ


特に若い娘はいい香りを発している。
さながら女子高にでも潜入したような気分か!
そうボクは心の中で笑っていた。

今のところ怪しまれているような形跡はない。
こうなるとボクの気持ちもだいぶ落ち着いてきて若干の余裕すらでてきた。


【ボクがこのオンナの人達と『一体している』】


そう考えるとボクは無性に興奮してきた。

女の人に対してヤラシイ好奇な思いを抱くよりはどちらかと言えば
【オンナ】として見られ扱われるコトに異常なまでにボクは『エクスタシー』を感じるのだ。

【マ、マズイ

ボクの男としての『名残』が硬直を始めだしてきていた。
今はスカートは履いているのに・・。

【これじゃ目立っちゃうよ

オンナの人のあの部分が出っ張ってきてしまっていては非常にマズイ!
ボクはたまらずバッグでカモフラージュした。


そして目の前にはカワイイ制服に身を包んだ女子高生の姿があった・・。


                               【続く】

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究極のTS 【扉の先】

2008-10-18 12:59:34 | 究極のTS【TS小説】
ボクにはどうしても試してみたいコトがあった。


『オンナ』として女の人として見られ女の人にしか行けないような所に行き
女の人として振る舞う。


これがボクの念願であり夢でもあった。


部屋で身支度を整え『オンナ』としての外出を心待ちにする。


【でもホントに大丈夫だろうか・・・バレはしないか・・
ボクは単なる女装趣味ではない。だから自己満足の世界だけに浸る訳にはいかない!
完璧な女性として世に認知されなきゃいけないんだ】

それに下手な所に行けば『本物の女性』から変態扱いされてしまう・・・。


【いや、でも大丈夫だ!今のボクはどこからどう見ても完璧なオンナなんだから!】


ボクはそう自分に言い聞かせ微かな不安が脳裏をよぎりながらも玄関の前に立ちボクは決心した。
この扉を開ければ男の時だった自分とはまた別世界の景色が拡がっているだろう。


【よしっ行こう!】


ボクはとりあえず扉ののぞき穴から周りに誰もいない事を確認すると
勢いよく扉を開け玄関を出た。


【う~ん・・女性モノの靴って歩きにくいなぁ】


考えてみたらこの姿で外出すること自体、初めてな訳で思わぬところで
いきなり障害にぶつかってしまった。


たどたどしい歩きながらも『コツッコツッ』っと少しだけ【オンナ】を酔いしれながら自宅マンションの通路に歩を進める。


【でもどう思うだろうなぁ・・普段この部屋からは男しか出てこないのに
こんな綺麗な女性が突然部屋から出てきたら! ・・アハ自分で言ってしまった!
まだまだ油断は禁物なのに


幸いマンションの住人とは会わずに・・・



と思いきやいきなりボクに試練が訪れた


管理人だ


エントランス付近に管理人がいたのだ!
履き掃除でもしているのだろう。

管理人はこのマンションに住む40代くらいのオバサンだ。


【いやっ!ここで引き返す訳にはいかないっ。かえって怪しまれる。
よし!ここは目を合わさずに当たり障りのないよう行ってみよう!】


挨拶する訳にもいかない。声でバレてしまうからだ!


ボクは軽く会釈をしてその場を何とか逃れた。
管理人も会釈していたように気配でボクは感じた。


ふと後ろを振り返ってみる。管理人は何事もなかったように掃除を続けている。


【ふぅ~危なかった!でもあの管理人どう思っていたんだろう・・・
本物の女性と思っていてくれたのかな。誰かの彼女とかって思ってたりして


人とは時に自分の都合のいいように勝手に解釈してしまう生き物なのだ


でも少なくとも不審者扱いの目で見たりボクだと気づいているよう素振りは全くな
かったと言ってもいい。


バレてないっ】安堵感がでてきた。

この調子でいけばなんとかなるだろう。


少しだけ自信をもったボクは更に街の中へと繰り出していくのだった


                                 【続く


※【予告】女性専用車両編、お楽しみ下さい
※【お知らせ】この作品は女装モノとしてではなく『変身モノ』として読んで頂ければ
TS愛好者としてはありがたく思います
  
これからもご愛顧の程、よろしくお願い致します



コメント (3)
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究極のTS 【旅立ち】

2008-09-26 14:07:32 | 究極のTS【TS小説】
化粧の仕方も独自で研究しそれなりにカタチにはなってきた。
女性誌、グラビア誌等で必死に『女顔』を学び
今のところは仕方がなく100均の安い化粧品で一通り買い揃えた。


【よし!パーフェクト】






しかしもう一つ問題がある。服だ!
さすがにまだ店で女性モノの洋服を買う勇気は持ち合わせておらず
かと言って女装専門店で購入すると値段がバカ高い。

どうしたものか・・・

そこで私は一つの名案を思い付いた。

『通販』だ!

この方法なら人目も憚らず堂々と吟味しながら
女性モノの洋服を購入する事ができる。
まぁいささか実際に手に取ってみないと不安ではあるが
幸い男としてもカナリ細見であった次第、大抵のサイズなら問題はないだろう。

そして洋服のセレクト。
今流行りのモノを取り入れながら決して目立ち過ぎてはいけない!
派手な柄のモノは避けそして体のラインが出すぎるパツンパツンしてるのもNG!
内っ側から女性になったとはいえまだ【本家】の女性に比べたら
ボディラインも心許ないからのだから。

ポイントはボトムよりスカート。ズボンはボディラインが出やすい。
夏場以外ならこのスカートにロングブーツなどを組み合わせる事に
よりだいぶカバーすることができる。
そこでTS化した男性が初めてスカートを履き

『なんか下半身がスースーする』的な感銘を受ける訳だが・・w

上半身は無難にキャミソールにデニムを羽織る感じで合わせてみた。

そして・・変身した『ボク』を姿見に移してみる
(お~!完璧だ!これはどこからどう見ても本物のオンナ・・)

しばらく『ボク』はすっかり別人になった自分に酔いしれていた。

どこか確信にも似た妙な自信感を覚えた『ボク』はどこか余裕すら感じられていた。

しかしここで踏みとどまればまだ自己満足の世界。TSの領域には達してはいない。
しかも自信はあれど周りからはどう見られるかなんて分からないのだ。

でも【女の人】になったこの姿を見てもらいたい・・

怖さもあるが今は期待に胸を膨らませている気持ちの方が勝っていた。
外に出てみたい!

こうして『ボク』は禁断の冒険を始めてみるのだった・・・
                               【続く】
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究極のTS 【華麗なる変身】

2008-09-24 10:54:56 | 究極のTS【TS小説】
そして・・
ホルモン療法による肉体の変化はすぐに現れた

まず見た目の一番の変化は胸が出てくることだろう
大きさはホルモンのバランス等で個人差はあるのだが成長する人は
それなりの大きさになると言う

そして髪質の変化、元来、私は天然の癖毛ではあったのだが
投与して以降、ストレートに近くなった気がする

それとやはり肌質の変化だろう
徐々にではあるが女性特有の丸みを帯びた肉体へと変貌していく様が
目に見えて分かるようになってきた

一番期待していたTSFでも重要なファクターのひとつ、
『声』の部分はさほど変化は期待できなかった

『喉ぼとけ』はさほど出ている訳ではなかったがへこむ訳でもなく
後に知り合いから聞いた話、首より上の部分ではあまり
『女性化』は望まない方がいいようだ

まぁ顔の部分は元々女性顔であるがゆえ、化粧を施していけば、
後は何とかごまかしが効くだろう

それより自身の身体の肉体改造、すなわち女性化させていく事が
優先なのだ
それだけはごまかしが効かないのだから・・



それから半年後・・
ホルモン治療と飲み薬による【変身】は更に凄みを増し、
時に苦痛を伴う副作用とも闘いながら
『完成体』に近づきつつあった

効果は的面!見事なまでの別人の身体を作り上げる事に成功した
しかし首から上はスッピンではまだ心許ない
化粧の仕方も少しずつ覚え更なる
パーフェクトな女性になる為に目指した

次なる行動へ移すために・・・

                              【続く】

コメント (2)
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究極のTS 【目覚め】

2008-09-11 11:57:56 | 究極のTS【TS小説】
ゲイではなく女装好きとゆう訳でもない

かと言って女として生まれ変わってみたいのかと問われると
『?』なカンジ!

さしづめ、他人に、他の女の人になってみたいとゆう事なんでしょうか!

ある種の変身願望、
自分じゃない自分になってみたい、
味わってみたい、

きっかけはそんなところからでした


でもそれは当然だけど叶わない夢・・

そこでワタシの中で一つの欲望が芽生えた

入れ替わったり憑依する事は出来ないけれど
自分がオンナの子になってしまおう・・・

女装とかでなくちゃんと女の子そのものになるんです。
TSファンなら誰しもが一度は夢見るけどやはり将来を考えると
すべてを棒に振る訳でなかなか勇気がいりますよね

でもこの際限のない欲望の渦が頭の中を支配し始め
ホルモン治療を始める事にしたんです

                                 【続く】
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