ひげ坊主の散漫な日常

アラ還オヤジのとりとめない日々を、独断と偏見のみで、気ままに書きます。なので、すべて個人的感想です。万端、悪しからず。

室見川の彼岸

2009年09月23日 | 雑感
連休の最終日。

お彼岸です。

昼飯は、訳もなく娘の石垣土産の「沖縄ソーキそば」。



いや~、はっきり言って、まずい(すまん、娘!)

とんこつ風のような、鶏がらのような、塩のような、はっきりしない、あんまり工夫もされてないようなスープ。

きしめん風の麺も、ただ単に「麺です。それが何か?」とでも言いそうな感じで。

最悪なのが、ソーキ(沖縄風焼き豚?)。煮込んでもない、焼いてもない、これもただ単に「豚肉を調理しましたが、何か?」とでも言いそうで。

これを称して「素朴な」と言ってしまえば、世の手抜き料理はすべて「素朴な郷土料理」に格上げされる。

沖縄の料理が、すべてこんなんとは思いたくないけど、実際、私も何度も沖縄には行きましたが、「これは旨い!」と言う料理に出会ったことがないのも事実で。
唯一印象に残ってるのは、「ゆし豆腐」と言う、豆腐の出来損ない、と言って悪ければ、豆腐の作りかけ(あんまり変わらんか)のようなものくらい。

夜TVQでやってた、「世界のウルトラ民族」と言う番組でも、アマゾンの土人さんたちは、タランチュラやら山猫やらを毛のついたまま焼いて召し上がってたし、マレーシアのジャングルに住む移動民族(普通、こういう人々を、日本では「ホームレス」と言いますが)の皆さんの主食は、そこら辺の木を切り倒して、中の柔らかいところを引っ掻き出してつぶして粉にして、水で溶いたベチョべチョの澱粉のかたまりだったし。

南方では、あんまり食い物、というか食えるものに困らないから、何と言う工夫もしない事が身についているんだろうか。

それが、ある種の「たくましさ」に繋がるんだろうか。

先の大戦で、南方のジャングルにさまよい、餓死なさった兵隊の皆さんのご苦労が、改めて偲ばれます。
蛇を食った話なんかは聞いたことがありますが、まさかタランチュラは食えんよな~。

お彼岸に、ちょっと考えてみました。

で、腹ごなしにわが愛車「レッド・アロー号」を駆って出かけてみました。

室見川近辺。
うららかな初秋の昼下がり。

土手には色鮮やかな彼岸花。

娘の小さい頃は、ここで一緒にスケッチなんかもしたな~。

運動公園の近くには、小さな新しい橋が。
ちょっと前までは、今にも朽ち果てそうな、危なっかしい木の橋で、それはそれで趣があったものでしたが、さすがにネ~。

このあたりでは、みんなでバーベキューなんかもしたっけな~。

なんて、妙にキョーシューに浸りながら対岸へ渡ると、

なんじゃこれは!

何でこんなところに線路が!?

と、一瞬別の場所にワープしてしまったような感覚に陥る。

よく考えると、地下鉄3号線が出来て以来、この辺には来てなかったな~。
親しんだ場所に新しい建物が出来る、のは馴れっこなんだけど、

「線路」ッちゅーのは妙にインパクトあるわ~。

なんかカワイイ感じの3号線車両。
きちんと整列。

なんか、「基地」と言う字は威圧感があるな~。

有為転変。諸行無常。

知らんうちに、結構身近な場所も変わっていくんだな~と、改めて思ったお彼岸の一日でした。


さ、今日は久しぶりに家族4人で外食。と言っても「スシロー」だけどね~
束の間の団欒を、束の間だからこそ大事にしようか。

※お断り:文中、今日からすると差別的表現ないしは差別的表現ととられかねない箇所があります。しかし、作者に差別を助長する意図がないことは、賢明な方なら明白であります。

皆様のご理解をお願いいたします。


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