ひげ坊主の散漫な日常

アラ還オヤジのとりとめない日々を、独断と偏見のみで、気ままに書きます。なので、すべて個人的感想です。万端、悪しからず。

鬼面人を驚かす!だけじゃない!「大地のうどん」(西区・上山門)

2009年10月07日 | 食べ歩き・酒
平日休みの本日。

散歩がてら、いつもの愛車「レッド・アロー号」を駆って颯爽と(?)昼飯へ。

前から、行列ができたりしてて、気になってたここへ初見参!


何の予備知識もなく、本日の気分は、「コッテリ、だけどアッサリ」という、相矛盾するもの。
と、なると。赤坂の「松島」でいつもやってた、あの手しかない。

肉ごぼううどん(640円)!

アンド、いなり寿司(2個で130円)!
ところが、「いなりはあと一個しかないんです~。」との事で、やむをえん。

平日の午後3時ごろ、ということで、さしもの人気店も、お客はサラリーマン風2人組と、親子連れの3人のみ。

店内を見渡すと、「豊前裏打ち会免状」やらいうものが麗々しく飾ってあったりして、店員もバンダナにTシャツで、なんとなく私の嫌いな「企画モノ」的臭いがする。
しかし、行列が出来るからには、「何か」があるはず。


期待と不安に苛まれながら、待つこと10分。

結構時間がかかった末に、

出てきました。



肉ごぼううどん!なんじゃこれは!!

「ごぼ天」が、肉うどんを襲ってる!
ようにも、
「鬼の面」のようにも見える!

思わず、「うわっ!すごいね、このごぼ天!」
と言うと、
お店のお姐さん、
「肉は隠れてまッス!」と、いたずらっぽい目をして、自信たっぷりに応える。

なんの、こんなコケオドシがこの俺様に通用するか!鬼退治じゃあ~!

「鬼の面」を箸でつかみ、かぶりつこうとするも、く、食いにくい!
衣が剥がれて、お盆に散乱する。

「うう~む、ならばこれでどうじゃ!」

おもむろに、そ奴を出汁に引きずり込む。と、大輪の花が散るように、ごぼうが一枚一枚剥がれていくではないか!

これで、おぬしを生かすも殺すも拙者次第。覚悟!!

刹那。

ウ、ウマア~!!

鬼の面、じゃなかった、ごぼ天のサクサク感、ごぼうそのものの歯ざわりと風味。こりゃきっと、新鮮なごぼうを使ってる。

細麺の、柔らかく、それでいて、なかなか噛み切れないような、「粘り腰」。

出汁も、わりと濃い目の甘辛。結構昆布が利いてる、と見た。

牛肉は、硬め。だが、その硬さがいやが応にも「闘志」の火を煽る!

ラーメン、とか、坦々面の類では、過去にもこのての「心の昂ぶり」を覚えたこともあるけど、うどんでは、これが初めて!

無我夢中のうちに、完食!☆☆☆☆☆

ところで、勘定は締めて、700円。

ということは、2個130円のいなり寿司が1個で60円!

まあ、たった5円だけど、その太っ腹さにも感服!

「後出しジャンケン」のセコイ食い物屋(これについては近々言及)が多い中、見
上げたもんだ!


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