ひげ坊主の散漫な日常

アラ還オヤジのとりとめない日々を、独断と偏見のみで、気ままに書きます。なので、すべて個人的感想です。万端、悪しからず。

たまには(?)ねっ!「照月庵」(福岡・赤坂)

2010年01月29日 | 食べ歩き・酒
そば屋で、昼から酒を飲む。

平日の昼飯時、サラリーマンの皆さんが忙しくかっ込む姿をよそ目に、ゆっくりと酒を飲む。

これぞ、「背徳の快楽」!

やっちゃいました。

「かもせいろ」(紹介済み)がとてもうまいこの店で。

何はなくとも、熱燗を一合。

キュッとやりながら、アテは、
出し巻き卵!

フワッとしつつ、しっかり巻かれた、熱々を。

さらに、
そばがき!

気のせいか、エロチックな感じで登場

実は、「そばがき」というのは、初めて。

池波先生なんかの文章でしかお目にかかったことがなくて、

なんとなく「かき餅みたいに、パリッとしたもの」をなぜか想像してましたが、

おおはずれ!

何かこう、ういろうの柔らかいの?とろろ芋の硬いの?

ねっとりと、独特の食感。

そうこうしてるうちに、お銚子が1本から2本・・・。


結局5本まで行っちゃったあ~

東海林さだおさんのエッセイなんかでは、「お店の人から冷たくあしらわれ、それも快感!」という「倒錯」した世界が「そば屋で酒」の味わい方とのことでしたが、なんのなんの。

お店の人の親切なこと!

お酒を1本ずつだらしなく、果てしなく頼み続ける私にも、いやな顔ひとつせず、

「これ、よかったら」なんて、大根の床漬け(これがまたうまい!)をサービスしてくれたり。


締めの「かもせいろ」をすすり込んで、人情にむせび泣きながら(?)、真っ昼間のビジネス街に、千鳥足を踏み出した私でありました。

このお店自体に、☆☆☆☆☆!!



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。