①と②に続く[朝日新聞GLOBE2月2日づけより]
アメリカ民主党は鉄道派
バイデン副大統領も、ワシントンとデラウェアを結ぶアムトラック「アセラ」で通勤していた=AP 勢いづく鉄道関係者が、さらに環境の好転を期待するのがオバマ政権の発足だ。労働組合を支持母体に抱える民主党は伝統的に鉄道支持者が多い。
副大統領に就任したバイデンの次男はアムトラックの役員だ。バイデン自身も上院議員時代は、地元デラウェア州から首都ワシントンまで1時間半かけてアムトラックで通勤した。下院運輸族のボスで、議会きっての「鉄道派」と目されるオーベルスターも民主党議員だ。
オバマも選挙中に発表した政策で、「アムトラックは国内の多くの地域で唯一の信頼できる交通体系だ。新政権は国内高速鉄道網の整備を進める。速くて安全な旅客鉄道は、環境面でも、都市計画の上でも大きな利点がある」と述べている。
「米国はいま社会が変わる潮目にいる」と運輸省のヤシュメッツは話す。「この仕事に就いて30年、変化は起きなかった。今回は違う。いま鉄道政策にかかわることができるのは、とてもエキサイティングだ」 (了)(左の写真はアムトラック)
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http://globe.asahi.com/feature/090202/
◆地球危機本格化?
ニュースでも盛んに報道されているようにオーストラリアの山火事による被害はかなりのものだ。死者は100人をかなり超えており、これは直接的には46度という異常高温がもたらしたものだが、この異常高温を地球温暖化の如実な表れと見做しても間違いでなかろう。
世間では軽々しく「地球温暖化防止」を口にしてレジ袋追放とかが盛んになっているが、未曾有の不況を更に倍加させるようなことになりかねないものの、脱クルマとりわけ脱マイカーこそが地球温暖化対策のの切り札なのであり、この意味でも鉄道重視を唱えた米国新政権の取組みが注目される。(火災の写真はYahooニュースより)
アメリカ民主党は鉄道派
バイデン副大統領も、ワシントンとデラウェアを結ぶアムトラック「アセラ」で通勤していた=AP 勢いづく鉄道関係者が、さらに環境の好転を期待するのがオバマ政権の発足だ。労働組合を支持母体に抱える民主党は伝統的に鉄道支持者が多い。
副大統領に就任したバイデンの次男はアムトラックの役員だ。バイデン自身も上院議員時代は、地元デラウェア州から首都ワシントンまで1時間半かけてアムトラックで通勤した。下院運輸族のボスで、議会きっての「鉄道派」と目されるオーベルスターも民主党議員だ。
オバマも選挙中に発表した政策で、「アムトラックは国内の多くの地域で唯一の信頼できる交通体系だ。新政権は国内高速鉄道網の整備を進める。速くて安全な旅客鉄道は、環境面でも、都市計画の上でも大きな利点がある」と述べている。
「米国はいま社会が変わる潮目にいる」と運輸省のヤシュメッツは話す。「この仕事に就いて30年、変化は起きなかった。今回は違う。いま鉄道政策にかかわることができるのは、とてもエキサイティングだ」 (了)(左の写真はアムトラック)
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◆地球危機本格化?
ニュースでも盛んに報道されているようにオーストラリアの山火事による被害はかなりのものだ。死者は100人をかなり超えており、これは直接的には46度という異常高温がもたらしたものだが、この異常高温を地球温暖化の如実な表れと見做しても間違いでなかろう。
世間では軽々しく「地球温暖化防止」を口にしてレジ袋追放とかが盛んになっているが、未曾有の不況を更に倍加させるようなことになりかねないものの、脱クルマとりわけ脱マイカーこそが地球温暖化対策のの切り札なのであり、この意味でも鉄道重視を唱えた米国新政権の取組みが注目される。(火災の写真はYahooニュースより)