島国ニッポンの山国から

地球温暖化、クルマ社会の諸問題、時評、街作り提言などを島国の中の四方を山で囲まれた山形盆地からのつぶやき

天高く◆◆肥ゆる春

2009-03-19 22:27:15 | 地球温暖化
 天高く・・・の最後尾の語は普通「秋」のはずだが、ここでは当然現在の季節に因み「春」となっている。
 でも、秋でも春でも、また夏でもよいのである。
 問題は◆◆にどんな語が入るかなのである。
 通常は「馬」であるが、ここではナント「二酸化炭素」ないしは「温室効果ガス」となり、結局は「天高く二酸化炭素肥ゆる春」となり、色気も何も皆無のまったく無粋も甚だしいものになる。
 先週の土曜日は夕方から降雪があり気温も3月としてはかなり厳しいものがあったが、それ以前も気温の乱高下があるものの、概して平均気温を上回る日がおおかった。
 それが昨日と今日は最高気温がそれぞれ21.6度と22度と3月としてはまさに異常高温。ところが、明日は一転低気温になるのだという。
 この気温の乱高下の繰り返しはまさしく地球温暖化の現れ以外の何物でもない。
 それにしても前回の記事でも言及したように、地球温暖化よりも優先すべきとされているのが「不況克服」のようであるが、背に腹はかえられないということか。
 これではますます「二酸化炭素は肥え行く」ばかりであり、高速道路料金の大幅値下げなどは恐るべき気象異変の襲来覚悟の景気浮揚政策と考えるべきであろう。