天地を 照らす日月の 極みなく あるべきものを 何をか思はむ 

わびぬれば 今はたおなじ 難波なる みをつくしても あはむとぞ思う

春はあけぼの

2011年02月22日 | 俳句・短歌

春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山際、少しあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。

「枕草子」清少納言より

 

梅一輪 一輪ほどの あたたかさ  服部嵐雪

 

むめが香に のつと日の出る 山路かな  芭蕉

處々に 雉子の啼たつ  野坡  (炭俵集)