天地を 照らす日月の 極みなく あるべきものを 何をか思はむ 

わびぬれば 今はたおなじ 難波なる みをつくしても あはむとぞ思う

若田光一

2009年08月02日 | Weblog
 「ハッチが開いて草の香りが入ってきた時、地球に優しく迎えられた気がした」と宇宙滞在を終え、地球に戻った若田光一さん。地球から長く離れたからこその言葉。

 95年に宇宙滞在したロシアのワレリー・ポリャコフ氏は、医師だけに、宇宙に抱かれていると、血流や心臓弁の開閉までを探りとれたという。自著によると、長期滞在を通じてより人間的になり、なぜか宇宙に関する夢をパタリと見なくなったとも。

 「宇宙から国境は見えない」は92年に飛んだ毛利衛さん。

 61年ガガーリンの「地球は青かった」以来、宇宙を知り、地球を知る。