7月2日の「みなさんのおかげでした」、番組の最後にマイケル・ジャクソン追悼のコーナーが放映されました。
とりあえず先に、これにふれておくことにしよう。
矢島大陸パートについては、後日ゆっくりと。
(とりあえず、「はまぐりボンバー」はマジ名曲!)
ところで、前回記事で「マイケルのショートフィルムがこんなに長く地上波で流れたのはめずらしいのでは」と書きましたが、例の悪名高い二時間追悼特番(フジテレビ)で「スリラー」全長版が放送されていたらしいですね。
失礼いたしました。
正直なところ、まさか「おかげでした」の番組内でこういうことをやるとは思ってもみなかったので、当日新聞のラテ欄を見て、おどろきました。
放送されたのは、まずノリさん扮するマイコー(真っ赤なジャケットの胸に手書きで「関西」と書いてある(笑)。たぶんノリさん直筆)が楽屋でファンにあいさつをしている場面。
でたらめ英語でしばし語った後、「バブルス!」
タカ・バブルスはつまらなそうに茶をすすっている。
マイコーがバブルスの頭をなでなでしながら「後ろ髪ながいですか?ポオーッ!!」などとひとりごと・・・
・・・考えてみたら、マイケルのことを「マイコー」って呼びはじめたのも、とんねるずが最初だったよなあ、たぶん。
ともかくこれがいつの放送か、どのコントの一部なのかはわかりません。
背景の壁にマイケルの主演映画『ムーンウォーカー』のポスターが貼ってあるので、1988年だろうと思われます。
コントで放映されたのはこれだけ。この間のBGMは「ヒール・ザ・ワールド」のイントロ~「ミュージック・アンド・ミー」でした。
あとは、とんねるずが作ったPVパロディのクリップがいくつか流れました。
「今夜はビート・イット」、「スリラー」、「Black or White」、「スムーズ・クリミナル」。
観ていると、はじめはかなりやっつけで作ってたパロディが、だんだん手がこんでいくのがよくわかりました。
バックダンサーのレベルも高くなっていくし、セットも豪華に。
そしてとんねるずのダンスも上手になっていってるのがわかった。
「Black or White」すごかったなあ。本物とほとんど違わぬものすごい立派なセットを建ててた。
ノリさんのダンスももはやパロディの域を超えて俄然かっこよい。
インド人女性とマイケルが道路のどまんなかで踊る場面も、ノリさんほんとにちゃんと外でロケしてました。
人の顔がどんどん変わってゆくモーフィング映像ももちろんコピー。
画面の右下にワイプで映される本物のほうも、もちろん楽しめます。
この本物の「Black or White」のショートフィルム、あくまで明るくておバカで観てるとワクワクしてきて、大好きです。マイケルの表情もすばらしい。
でも歌詞はメッセージ色があって、勇気づけられるんですよね。
ビデオの終盤には、監督のジョン・ランディスもちらりと顔を見せます。
そして最後に、マイケルへの敬意と追悼の意をこめて、視聴者からもっともたくさんリクエストされたパロディの完全版が放映される。
それは、もちろんあの「BAD」。
時間にして3分弱。
前に「とんねるずの実験精神」という記事でも書きましたが、これだけの長さをかけて、あの大傑作ミュージックビデオをコピーするということは、いったいどれほどの労力と時間と予算がかかったことでしょうか。
もちろんダンスは本家の足元どころか足跡にすらおよばないけれども、それでも振り付けは完璧に近いコピーをしています。
全員がバシッとポーズを決めるところとか、芸人さんがやってるパロディとは思えないようなカッコ良さで、いま観ても鳥肌たちました。
でもポイントポイントではちゃんと笑わせてくれる。
バックダンサーのなかにスティ-ビ-・ワンダーがいるのも、何度かくりかえし観て気づきました(笑)
あと、あのロッテの背番号5の選手、だれだったっけ?
ま、最高なのは結局ライオネル・リチ男なわけですが・・・
最初、すすーっと歩いて画面に映りこんでくる姿からしてもう爆笑。
ずーっとマイペースで「セイ・ユー、セイ・ミー」かなんかを歌ってるんだけど、全員がそろうダンスは真面目に踊ってるのが、また笑える・・・
へたしたら、振り付けはマイコーよりリチ男の方がちゃんと覚えてたりして、おもしろいんですよね。
和製マイコーことノリさんは、マイケルの動きを真似るのが本当にたいへんだったことでしょう。
コントとPVはちがうでしょうからね。
雰囲気は、こわいほどマイケルにくりそつだったよね。
野猿でバリバリ踊ってたころにパロディを作っていたら、どんなにすばらしいものができただろうかと、そんな想像までしてしまいました。
いや~・・・すごい。
ひさびさに爆笑して、そして泣きました。
ナレーションはいっさいなし。
マイケルへのあこがれと尊敬、そして追悼の想いのこもったテロップだけが流れ、最後は金色に輝く「FOREVER MICHAEL」のテロップが出て、番組は終わりました。
こんな瞬間なんです。
わたしがとんねるずを誇りに思うのは。
とんねるずのファンでいて本当に良かった、と思うのは。
このパロディを作り上げたスタッフのみなさんにも、心から敬意を表します。
そして、この追悼のコーナーを設けてくれた「おかげでした」スタッフのみなさん、本当にありがとうございました。
良いことをなさいましたね。
この映像は、マイケル・ジャクソンの思い出とともに、これからずーっと生き続けていくでしょう。
愛のこもったパロディを観て、泣いて、笑って、すこしだけ心が軽くなったような気がしました。
とりあえず先に、これにふれておくことにしよう。
矢島大陸パートについては、後日ゆっくりと。
(とりあえず、「はまぐりボンバー」はマジ名曲!)
ところで、前回記事で「マイケルのショートフィルムがこんなに長く地上波で流れたのはめずらしいのでは」と書きましたが、例の悪名高い二時間追悼特番(フジテレビ)で「スリラー」全長版が放送されていたらしいですね。
失礼いたしました。
正直なところ、まさか「おかげでした」の番組内でこういうことをやるとは思ってもみなかったので、当日新聞のラテ欄を見て、おどろきました。
放送されたのは、まずノリさん扮するマイコー(真っ赤なジャケットの胸に手書きで「関西」と書いてある(笑)。たぶんノリさん直筆)が楽屋でファンにあいさつをしている場面。
でたらめ英語でしばし語った後、「バブルス!」
タカ・バブルスはつまらなそうに茶をすすっている。
マイコーがバブルスの頭をなでなでしながら「後ろ髪ながいですか?ポオーッ!!」などとひとりごと・・・
・・・考えてみたら、マイケルのことを「マイコー」って呼びはじめたのも、とんねるずが最初だったよなあ、たぶん。
ともかくこれがいつの放送か、どのコントの一部なのかはわかりません。
背景の壁にマイケルの主演映画『ムーンウォーカー』のポスターが貼ってあるので、1988年だろうと思われます。
コントで放映されたのはこれだけ。この間のBGMは「ヒール・ザ・ワールド」のイントロ~「ミュージック・アンド・ミー」でした。
あとは、とんねるずが作ったPVパロディのクリップがいくつか流れました。
「今夜はビート・イット」、「スリラー」、「Black or White」、「スムーズ・クリミナル」。
観ていると、はじめはかなりやっつけで作ってたパロディが、だんだん手がこんでいくのがよくわかりました。
バックダンサーのレベルも高くなっていくし、セットも豪華に。
そしてとんねるずのダンスも上手になっていってるのがわかった。
「Black or White」すごかったなあ。本物とほとんど違わぬものすごい立派なセットを建ててた。
ノリさんのダンスももはやパロディの域を超えて俄然かっこよい。
インド人女性とマイケルが道路のどまんなかで踊る場面も、ノリさんほんとにちゃんと外でロケしてました。
人の顔がどんどん変わってゆくモーフィング映像ももちろんコピー。
画面の右下にワイプで映される本物のほうも、もちろん楽しめます。
この本物の「Black or White」のショートフィルム、あくまで明るくておバカで観てるとワクワクしてきて、大好きです。マイケルの表情もすばらしい。
でも歌詞はメッセージ色があって、勇気づけられるんですよね。
ビデオの終盤には、監督のジョン・ランディスもちらりと顔を見せます。
そして最後に、マイケルへの敬意と追悼の意をこめて、視聴者からもっともたくさんリクエストされたパロディの完全版が放映される。
それは、もちろんあの「BAD」。
時間にして3分弱。
前に「とんねるずの実験精神」という記事でも書きましたが、これだけの長さをかけて、あの大傑作ミュージックビデオをコピーするということは、いったいどれほどの労力と時間と予算がかかったことでしょうか。
もちろんダンスは本家の足元どころか足跡にすらおよばないけれども、それでも振り付けは完璧に近いコピーをしています。
全員がバシッとポーズを決めるところとか、芸人さんがやってるパロディとは思えないようなカッコ良さで、いま観ても鳥肌たちました。
でもポイントポイントではちゃんと笑わせてくれる。
バックダンサーのなかにスティ-ビ-・ワンダーがいるのも、何度かくりかえし観て気づきました(笑)
あと、あのロッテの背番号5の選手、だれだったっけ?
ま、最高なのは結局ライオネル・リチ男なわけですが・・・
最初、すすーっと歩いて画面に映りこんでくる姿からしてもう爆笑。
ずーっとマイペースで「セイ・ユー、セイ・ミー」かなんかを歌ってるんだけど、全員がそろうダンスは真面目に踊ってるのが、また笑える・・・
へたしたら、振り付けはマイコーよりリチ男の方がちゃんと覚えてたりして、おもしろいんですよね。
和製マイコーことノリさんは、マイケルの動きを真似るのが本当にたいへんだったことでしょう。
コントとPVはちがうでしょうからね。
雰囲気は、こわいほどマイケルにくりそつだったよね。
野猿でバリバリ踊ってたころにパロディを作っていたら、どんなにすばらしいものができただろうかと、そんな想像までしてしまいました。
いや~・・・すごい。
ひさびさに爆笑して、そして泣きました。
ナレーションはいっさいなし。
マイケルへのあこがれと尊敬、そして追悼の想いのこもったテロップだけが流れ、最後は金色に輝く「FOREVER MICHAEL」のテロップが出て、番組は終わりました。
こんな瞬間なんです。
わたしがとんねるずを誇りに思うのは。
とんねるずのファンでいて本当に良かった、と思うのは。
このパロディを作り上げたスタッフのみなさんにも、心から敬意を表します。
そして、この追悼のコーナーを設けてくれた「おかげでした」スタッフのみなさん、本当にありがとうございました。
良いことをなさいましたね。
この映像は、マイケル・ジャクソンの思い出とともに、これからずーっと生き続けていくでしょう。
愛のこもったパロディを観て、泣いて、笑って、すこしだけ心が軽くなったような気がしました。
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