とんねるず主義+

クラシック喜劇研究家/バディ映画愛好家/ライターの いいをじゅんこのブログ 

ほのちゃんにはがはえた。Disk1

2006年07月15日 13時57分39秒 | とんねるずの歌
1990年6月27日発売。

一時期ハマりにハマって、バカみたいに聴きまくっていた一枚。
すぐさま全曲感想へ行くっ!


「WOMAN WOMAN」

曲前というかイントロに、喜多郎のナイスなパロディがあるんですけどね。
いきなりこういう渋い一曲から入るところが、たまりません。
ちょっとジャジーな大人の雰囲気で、大好きな曲。
間奏でタカさんがバンドメンバーの紹介を(いきなり)しています。


「落葉よ」

ペリー・コモ?セルジュ・ゲンズブール?
相方が歌ってるバックで、もう1人がフランス語ぽいコメントをつぶやいてるのが爆笑!
タカさんのボーカルが最高!


「骨の髄までRock&Roll」

いまや大友康平ひとりとなってしまったハウンドドッグのパロ。
浮気なパレットキャット、フォルテシモ、なつかしいです!
ロックンロールの炎は消えてしまったのか・・・


「淋しい病気が止まらない」

「天使の恥骨」「愛の平家物語」などなど、とんねるちゃんのアイドルパロが大好き。
これはもちろんWinkの「淋しい熱帯魚」のパロディ曲です。
いっしょに歌うと楽しい!振り付けつきなら、なお楽しい!(笑)


「HEAVY」

タカさんソロ曲。
「骨の髄まで~」「かっとびたいぜHey Girl」と多少かぶるけど、もっとスピード感があって、クールな曲です。サビの「だってお前じゃなきゃNoNoNo♪」をタカさんと一緒に歌うとキモチいいの♪


「切なく純愛」

これが、また…(笑)
郷ひろみの「よろしく哀愁」パロ。オチがアブナイけど笑えます。ノリさんの歌声がこわいくらいに本家に似ている!我修院達也(元若人あきら)も真っ青(笑)

いまWikipediaで郷さんのプロフィールや近況を見てました。波乱万丈ながらも30年以上トップアーティストとして歌い続けているって、すごいことですね。彼はたいへんな努力家だと昔からよく聞きます。


「かっとびたいぜ Hey Girl」

東京ドームライブでは「Are You Ready?」というタイトルでクレジット。
会場大盛り上がりの一曲。ふたりのキレ具合がすごい!
もちろん部屋でひとりで聴いてても盛り上がるぜベイベー。
サビでハモるところも気持ちいいぜハニー。


「MOONLIGHT(君にはかなわない)」

ノリさんソロ曲。なぜか放送作家の遠藤察男氏による作詞。
ノリさんのソロは名曲揃いですが、これもいいんですよ~!やさしい感じがすっごく好きです。
メロディはマチャアキの曲っぽいね。
「フォーカスされたい」の間奏のセリフで、遠藤氏が「女が鍵をもって帰っちゃって困ってる」というのが出てきますが、それと関係あるのかな、この歌詞の内容?(笑)


「テレビジョンが僕達をダメにした」

テレビタレントでありながら、テレビジョンをどこか冷めた目で見ているとんねるずの(そして秋元康の)ユニークなありようが表現された一曲。
ワンフーに対しての強烈な風刺でもあります。
「ただついてくるだけじゃダメだ、自分達で何かやってみろ!」といつも言っていたとんねるずの強さが出ています。
とんねるずという「タレント」をもみずから風刺していて、はじめて聴いた時は結構衝撃受けました。こんな芸人さん、他にいないだろーな・・・。
曲中、仮面ノリダーの音声がかぶせられているのも、貴重。


「腰振る街角」

ぶっちゃけ、このDiskの中でいちばん好きかも(笑)曲前にショートコントが入っているし。
敏いとうとハッピー&ブルー「星降る街角」パロ。
「ウオンチュッ!」のコーラスはThe Blessin' Fourというグループがクレジットされてます。これ、内山田洋とクールファイブのコーラスのみなさんだと聞いたことがあるんだけど…ハッピー&ブルーのコーラスをクールファイブがやるわけない、という気もするし…どなたかご存じの方、教えて下さいませ!

コントは、男(ノリさん)が女(タカさん)の車にぶつけて(いわゆるカマ掘りをして)謝ってたら、女が追突の衝撃に性的昂奮を感じ(笑)、「もう一回!」。で、倒錯の世界にふたりでハマっていくという内容。
これ聞いて、デビッド・クローネンバーグ監督の『クラッシュ』を思い出しました。未見だけど、たしかそういう話だったと思うので(クローネンバーグは食わず嫌い)。ところが『クラッシュ』は1996年の映画なんですね。まさかクローネンバーグがこの曲を聴いて・・・!?(んなわけないな笑)


「青春~やっぱり大阪が好きやねん~」

タカさんソロ曲。Disk2にはノリさんソロで福岡編あり。
とんねるずって、結構上方芸人のものまねもやってたりするんですよね。
ヘンな関西弁なんだけど、不思議に違和感がない。
というか、とんねるずの関西弁、けっこう好き(笑)


作詞:
秋元康「落葉よ」「淋しい病気が止まらない」「切なく純愛」「テレビジョンが僕達をダメにした」「腰振る街角」
松井五郎「WOMAN WOMAN」「骨の髄までROCK&ROLL」「HEAVY」(with石橋貴明)「かっとびたいぜHey Girl」「青春~やっぱり大阪が好きやねん~」
遠藤察男「MOONLIGHT」
石橋貴明「HEAVY」(with松井五郎)

全曲作曲 後藤次利





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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (映画漬け)
2007-04-05 14:19:22

ぼくのブログ「映画情報てんこ盛り!」で
こちらの記事を紹介させて頂きましたので
ご連絡させて頂きました。

紹介記事は
http://movielovecyu.blog90.fc2.com/blog-entry-145.html
です。
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