~ いるかしあわせ宅配便 ~

ばあちゃんのひとりごと

ADHDって何?

2011-01-05 12:01:46 | いるかこもれび助産院
私たちの活動は、とめどなく継続しつつ多くの人たちに知っていただくのが目的です。
親子がそして取り巻く支援者たち皆が「よりよく生きるために」
しなければいけないことをご一緒に考えることが大事です。
与えらる喜びは小さく、自分自身がつかむ喜びは大きな希望に繋がります。

白川先生講座「愛着形成の重要性と未来への展望~支援者にいま必要なこと~」
2011年2月6日13時から17時まで
いるかくらぶにて開催します。

皆さまの活動はいかがでしたか。
昨年は児を置き去りにした悲惨事件がありました。
虐待など悲惨な事件も多く報道されていますが、
私たちの身近でも愛着形成に困難を感じている母子が多いことを日々感じます。
母子に寄り添う活動を行なっている私たちは、
この現状をよく認識し、これからの未来のために何をするべきかを学ぶ必要があるのではないでしょうか。
そこで、当協会理事である小児科医白川嘉継による研修会を行ないます。

白川先生は「ADHD]と診断され、ひとくくりにされている子どもたちがすべてADHDではないと言われます。
確かに、不適切な養育環境から多動性の子どもたちが増えていることは確かです。
  


今回は直接親子に関わる専門職の人たちにご参加願います。
当協会のインストラクターの皆さんだけではなく、助産師さんや保育士さん達にもご参加いただき、
親子に寄り添う側すべての人たちが考えていかなければいけないことだと感じています。

厳しい状況ですが、
気づいた人から始めていかなければと。

気づいた人たちが大きく熱い渦巻きをつくり無関心の方々や行政の方々をも巻き込む力が必要です。


おっぱいは足りています

2011-01-05 11:00:10 | いるかこもれび助産院
如何お過ごしですか。

いるかくらぶのお仲間たちも次々と赤ちゃんが産まれています。
おめでとうございます。


しかし、予定日も過ぎて焦っている妊婦さんもいらっしゃるかもしれませんね。
たかが人生・・・1・2日遅れたことが何で焦る必要があるでしょう。
この時こそ、落ち着きここに母の優しさ見せてあげてください・・・両手を広げていつでもおいで「愛する我が子よ」と待ってる心根が必要かもね。


産まれたお母さんは
ここのところの寒さで、赤ちゃんのご機嫌が悪いかもしれませんね。
5歳くらいまでは、なかなか外気温や気圧に適応できないようですよ。
まして産まれたばかりの赤ちゃんは無理ですね。
機嫌が悪いから、おっぱいが足りないと勘違いしていませんか?
2ヶ月くらいまでは、吸う力も弱いですし、乳首をくわえたら安心して眠ってしまいますよ。
そして、やっぱりお腹がすいていたことに気づき泣き出します。
ですから、泣いたらあげたらいいのですよ・・・ミルクを足せばミルクの方が吸う力がいらないのでおっぱいをいい加減に吸い、ミルクを待つようになります。
(ミルクに比べて、おっぱいは飲むとき強い力が必要ですからあごが発達します)


赤ちゃんは何も知らないのではなく、生きるために素晴らしい力を持っています。
ですから、お母さんは赤ちゃんのペースに巻き込まれないようにしてくださいね。
(巻き込まれるときは、心を静かにしてみてください・・・安心が蘇ります)


乳首に刺激を与えないとおっぱいの製造は始まらないのですよ。ミルクを足せばその分製造されません。
(心配なら近くの助産師さんか「いるかくらぶ」にご連絡ください。)

3ヶ月までの辛抱です・・・母の忍耐ですよ。


3ヶ月になれば、お腹がいっぱいになることが分かりかけますので、また、吸う時間が短くなったりして足りていないと思ったり不安になります。
手で遊んだり、光を見たり、お母さんの動きを追視したり、ひとりで遊ぶようになります。
(新生児から2ヶ月までに安心が獲得していれば、ひとり遊びが上手になり、お母さんがひと息着けますよ)


ですから、新生児から2ヶ月まではお母さんの温かい胸で抱っこがとても大事です。
(この時期は、お母さんができるだけ沢山抱いてあげてください。おばあちゃんじゃないよ・・・おばあちゃんとお母さんは臭いが違うから安心度は違うよ。)
すると、自然におっぱいも上手に吸ってくれるようになります。



肩の力を抜いて・・・赤ちゃんと共に過ごしましょう。
すべては「平等なるもの」なにひとつ心配はいりません・・・愛はすでに存在しているからです。
一緒に傍にいるだけでいいのですよ。