悠歩の管理人室

歩くことは、道具を使わずにできるので好きだ。ゆったりと、迷いながら、心ときめかせ、私の前に広がる道を歩いていきたい

島のチーム医療から学ぶこと

2017-08-08 21:42:41 | ウォーキング

昨日の朝、NHKラジオ第1でタイトルの放送を聞いた。(9月4日まで聞ける)
島根県隠岐郡西ノ島町にある病院には、8人の総合医がいる。人口3000人の小さな島だ。
カルテは、医師だけでなく、受付で聞いたことを事務職の担当も書きこむ。
総合医とは、特定の専門分野に片寄らず、すべての診療科目を診られる医師ということ。
特別な手術や、専門医による治療が必要な場合は、島外に移送し診療を受ける。
ほとんどの高齢者医療や生活習慣病は、総合医の診療で対応できるという見通しの上で、
診療を行なっている。この病院には、年間100人の研修医が学んでいるという。
病院では、医師だけでなく、看護師、理学療法士、事務職員などがチームとして情報を共有し、
診療にあたっているところが素晴らしい。

ひるがえって、ウォーキングクラブでもそのような対応ができればと思った。
とくに新入会員には、ウォーキングにはどんな世界が広がっているかを知らしめ、
ある程度慣れた人には、もっと先にあるウォーキングの世界を情報提供していく。
これらのことがチームとして対応できれば、良いと思う。
放っておいてほしい会員もいるだろうが、何も教えてくれないという声もよく聞く。
見捨てず、見守り、育てるという向き合い方がうまくできれば、と思う。

朝からたいした雨ではなかったがときどきぱらぱらと降っていたので、歩かなかった。