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『デジタル時代の基礎知識 SNSマーケティング』(林雅之著)

2018-10-28 10:20:19 | 書評
最近、やたらとLINE@やらFaceBookのマーケティング利用の提案を受けます。初心者向けの本を読んでおこう、と思って手に取った本ですが、とても分かりやすいです。この分野については、トレンドの変化、技術の進歩が著しいです。マーケティング分野でのSNSの重要性はどんどん高くなっていくと思います。

この本を読んでいただいた気づきは、
1.SNSがマーケティング上インパクトがある要因のひろつが、シェア機能による情報拡散能力にあること。

2.SNSを始める前に決める4大要素
(1)目標を設定しよう(KPI.KGI
(2)顧客はだれかを考えよう(ペルソナ
(3)SNSを選ぼう
(4)予期せぬ事態を想定しよう(運用ポリシー)

3.SNSの特徴
Facebook :ビジネスパーソン利用者多い。コンテンツ豊富、企業ページを活用できる、広告ターゲティング精度が高い
Twitter :リアルタイム性が高い。10代、20台の利用者がとても多い。ハッシュタグ、リツイート機能
Instagram:近年、著しい成長、女性利用者がおおい。写真メイン、ハッシュタグ
LINE :ユーザー数最大。どの世代も使っている。LINE@がお手頃。

4.最高のコンテンツに共通する5大要素
(1)タイムリーである
(2)親しみやすい
(3)共感できる
(4)役に立つ
(5)ユーザー参加型である

5.KPIとしてのエンゲージ率
エンゲージ率=(いいね数+リツイート数)÷フォロワー数

6.それぞれのSNSに分析ツールがあるので、マーケティングに活かされる

マーケティングに使用するための環境がどんどん整ってきたのだな、という感想を持ちました。また、これまでのマーケッターと全く違うスキルが必要になる、SNSマーケッターは各企業で需要がある仕事だな、と感じました。現時点では、外部の会社に委託する部分が多いと思いますが、今後、内製化していくと思います。


『セミナー講師の教科書』(立石剛著)を読んだ

2018-10-28 09:56:02 | 書評
今年の8月、セミナー講師によるセミナーに参加しました。すでにセミナー講師をしている人向けの内容だったので、初心者向けの本を読みたいと思って、手に取りました。初心者向けを狙って書いた本のようですが、考え方、テーマの選び方、シナリオ作り、話し方からビジネスモデルまで網羅した、とてもわかりやすい実務書です。

この本からいただいた「気づき」は、
1)長く講師を続けるには、「自分自身がテーマのことを好きで学び続ける」ことが必要(第1章)
⇒好きなことでないと学び続けられるません。仕事の必要から苦しみながら身についたことは、受講生に役立つ情報として提供できますが、それを学び続ける、ブラッシュアップは難しいと感じました。

2)あなたにふさわしいテーマは、⓵体験 ⓶強み ⓷情熱の3つの視点を大切にテーマを選ぶ(第2章)
⇒体験がないことに強みがある、というのは少ないと思うのですが、体験しても強みでないことはたくさんある。その両方を兼ね備えつつ、情熱もあるテーマを選ぶ、ということです。私はようやく、見つかってきました。

3)4つの視点(「誰に?」「どんな悩み?」「何を教える?」「どう変われる?」)をかけあわせるだけでテーマは無限に広がる (第2章)
⇒かけあわせで無限に広がる というのが、とても印象的で、この本を読んで得た、一番の気づきです。

4)8つのビジネスモデル 
⇒私は講師で儲けようと思っているわけではありませんが、「講師エージェントモデル」「オーディオ教材モデル」「勉強会主催者モデル」には興味を持ちました。いずれもちょっと先の話かな、という印象はあります。

講師セミナーにチャレンジされる方については、テーマ選びから長期的な方向性まで網羅した、とても分かりやすい本だと感じました。2年後にもう一度読んだら、また新しい気づきがあると思いました。