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映画『永い言い訳』(2016)

2018-10-03 08:47:05 | 映画評
西川美和監督、小説の映画化です。夫婦生活が長く、いろいろ複雑な感情を持った主人公が、妻の事故死に際しても泣けない自分を責めます。同じく事故で死んだ妻の親友の家族との交流、生活で変わって行く主人公。愛する人の死を乗り越えていく残された家族たちの姿が、現実的に映し出されます。

途中、見続けるのが苦しいな、と思えるシーンもありましたが、最終的にはハッピーエンドでよかったです。愛する人の死を乗り越えることは本当につらいことですが、苦しい過程を経て、残された人間で幸せを模索していく姿が心を打ちます。

もっくんが、とても難しい主人公を好演しています。☆3つ半です。


参照解説
『ディア・ドクター』などの西川美和が、直木賞候補となった自らの小説を映画化。『おくりびと』などの本木雅弘を主演に迎え、交通事故で妻が他界したものの悲しみを表せない小説家が、同じ事故で命を落とした妻の親友の遺族と交流を深める様子を映す。共演は、『悪人』などの深津絵里とミュージシャン兼俳優の竹原ピストル。繊細で鋭い心理描写に定評のある西川監督によるストーリー展開に注目。 シネマトゥデイ

『1週間で8割捨てる技術』(筆子著)を読んだ

2018-10-03 08:25:12 | 書評
今さらですがベストセラー『人生がときめく片付けの魔法』(近藤真理恵著)を読みました。目的は、ベストセラーの本のわかりやすさ、魅力に触れるため。さらに、掃除、片付けを改善するきっかになれば、と思って読みました。「触ってときめかないものは捨てる」というとても明確で印象に残るメッセージをエピソードたっぷりに書いている、ベストセラーに値する本です。しかし、片付けや掃除は進みませんでした。

「片付け」系の本は、近藤さんの本も含め何冊も本棚に残っています。それでも、片付けが一向に進まないのはなぜか?それは、ひとえに、たいへんすぎて始められないからです。そんな中、目にしたのがこの本。はっきり「8割捨てる」と言っています。私は常に物は捨てる方なので、ここからさらに8割捨てたらすっからかんになってしまいますが、『片付けの魔法』方式でも触ったけど、片づけられなかった私としては、何か参考にできたら、と思って、手に取りました。ブログで月間45万PVを達成して読者の方を集めている魅力も気になりました。

読了しての感想。カナダに住んでから子育てや家事、片付けに苦しみながら、家族に気を遣いながら、実践してきた片付けの技術を、わかりやすく解説している、片付けの役に立つ本です。

特に気付きを与えてくれたのは、

1)「FlyLady.net」で紹介されている「15分で27個捨てる方法」
→15分で27個捨てるだけの方法。これなら、やれそうです。

2)モノおをお金に換えるのではなく、シンプルに捨てる。
→リサイクルセンターに持っていく、古本屋に持っていく、と考えていたら、すぐには捨てられず、結局、片付けの勢いがなくなります。シンプルに捨てたいです。

3)「捨ててこうありたい」というゴールを浮かべる
→この発想はなかった。片づけてこういう部屋にしたい、というゴールを浮かべながら片づけます。

4)寝る前の片付けは、部屋をきれいに保つのに効果的
→寝る前の「ゆるぎの時間」の前に部屋を15分だけ片づける。

読んでいくにつれて、いくつか具体的なアクションが思い浮かびました。まずは、オフィスと家での15分片付けからはじめたいと思いました。