読書と資格試験挑戦で夢をかなえるブログ

資格試験・読書で夢をかなえる人を応援するブログ

『最強の暗記術』(本山勝寛著)を読む

2018-10-21 11:30:28 | 日記
ベストセラーの『最強の独学術』の著者 本山さんの最新刊。『最強の独学術』では試験に受かるための独学1.0、教養を身に付けるための独学2.0、夢をかなえるための独学3.0に分けて、わかりやすく独学術を解説しています。この本でも、3つのフェーズに分けて、試験に受かるための暗記1.0、ビジネスに効く暗記2.0、夢をかなえる長期記憶の暗記3.0について、それぞれポイントを明確にして解説しています。

それぞれのポイントを4ページでコンパクトに解説していて、とても読みやすいです。電車の中や家での細切れ時間にさっと読めて、役に立つ本です。暗記というと闇雲に記憶するので意味がないという人もいますが、暗記により試験にも合格して、ビジネスでも成果を出して、夢もかなえる、というとてもポジティブな内容です。スマホやインターネットで検索できる今こそ、暗記であったり記憶したものを呼び出す技術がとても貴重であると実感できる内容でした。

この本を読んで取りたいアクションは、
1.1日のルーティンに暗記習慣を組み込む (暗記1.0)
⇒夜に入れたいな、と思いました。ぶつぶつ読んで覚えたい。

2.スピーチは「ストーリー」と「イメージ」を押さえて暗記
⇒この本を読んで、まだまだ準備が足りないな、と思いました。「声を出して練習する」「本番さながらのリハーサル」を強化したいと思います。

3.「座右の書」は年に一度は読み、勝ちパターンを刷り込む。
⇒何度も本を読み自分のものにする、という考え方が素晴らしい。本はとにかく早く読み、たくさんの本を読むことを勧める本が多い中、何度も読むことの効用の説明がとても説得力がありました。ぜひ、やってみたいです。

あとがきの最後に、「本著は読んで満足して終わりではありません。」からはじまり、「まずは小さな一歩でも初めて成果を実感しながら、最終的に皆さん一人ひとりが是非夢を叶えてください。」で結んでいます。読者に語り掛けるような文章は終始一貫しており、読者に伝える、読者にベネフィットを与えようという著者の姿勢が最後の一文にも表れています。「暗記によって人生も変わる!」と思える
説得力のある本です。



『マンガでわかる「やめる習慣」』(古川武士著)

2018-10-21 09:37:53 | 日記
習慣化、集中力の本を読んでいます。古川武士さんの『「続ける」習慣』はだいぶ前に読みました。エッセンスだけ手っ取り早くつかむため、「マンガでわかる」シリーズにしました。「マンガでわかる」シリーズが出ているのは、超ベストセラーの証拠。マンガの絵やストーリーの質はわきに置いておくとして、原書のエッセンスをコンパクトにまとめていて、さっと読むにはわかりやすいです。結果、2時間程度で読みましたが、いくつかのエッジの利いたキラー・ワードとともに、「やめる習慣」についての気づきを得ることができました。

1.悪い習慣が悪循環を生み出す
習慣には「習慣引力の法則」が働くので、良い習慣も悪い習慣も、やめないほうに引力が働きます。まず、それを理解することが大切です。

2.悪い習慣には心理的なメリットがある
習慣引力の法則のほかにも、悪い習慣には心理的なメリットがあります。この心理的なメリットのかわりになる「スイッチング行動」を準備することにより、悪い習慣を絶つことができます。

3.習慣をやめるには、禁欲期、無気力期、安定期、倦怠期がある。
それぞれの期間に、取るべきアクションは違う。

4.やめる3原則
1)1度にひとつづつの習慣に取り組む
2)センターピンとボトルネックを明確にする。
3)目標でなくプロセスに集中する。

5.禁欲期の対策
1)誘惑を絶つ環境を作る - 例 スマホの電源を切る
2)行動を見えるかする  - 数値と感情を記録する
3)投げやりに上限をつける 

安定期は、徹底的にやめ切ること、倦怠期は変化をつけることが大切。

6.こころの筋力を鍛える方法
片付け・早起き・運動の3つ

1度にひとつづつの習慣に取り組むことは、他の「習慣」本でも繰り返し言われていることです。
家でダラダラとスマホを使ってしまうことがあるので、その対策として、「やめる習慣」のテクニックを使ってみます。
また、「続ける」習慣についても、マンガで読んでみようと思いました。


『自分を操る超集中力』(メンタリストDaigo著)

2018-10-21 09:00:22 | 日記
習慣化、集中力に関する本を集中的に読んでいます。30万部を突破した大ベストセラー、メンタリストDaigoの集中力の本を読んで、売れる本の研究です。

まえがきは、「告白します。実は、かって私は「LD(学習障害)ではないか?」と両親や祖父に心配されるほど、集中力がなく。。。」から始まります。ここで、一挙に、そんな集中力が無かった人が、集中力や記憶力で有名な人にどうやってなったんだ!と、読者の注意を一気にひきます。

また、「集中力を自在に操る3つのルール」「高い集中力を生み出す7つのエンジン」、「疲れをリセットする3つの回復法」と必ず数をあげて、その項目について説明しています。とてもメリハリがあって、読みやすいです。また、重要な個所については、水色のマーカーが引いています。ほとんど内容をしっている節については、読み飛ばしやすくなっています。

以上の工夫により、読者の人がとても読みやすい本です。

私がこの本を読んで得た気づきは、
1.ウィルパワーというコンセプト
⇒思考や感情をコントロールする力、ウィルパワーを集中力の源泉としています。このウィルパワーを増やして、節約することが集中力を高めることにつながるとしています。

2.スマホやケータイをはじめ、注意をそらすものを断捨離する
⇒集中力、週間化、勉強法について最近出版された本では、必ずスマホの使い方が取り上げられます。それだけ、スマホが集中力や勉強を阻害するパワーを持っているということを意味しており、学生だけでなく、社会人の新しい挑戦にもハードルになっていると実感します。

3.「とりあえずボックス」を使って集中する
机のまわりにあるものは、大きな箱「とりあえずボックス」に入れて目に見えないようにする。会社では、机の引き出しの一番上を空っぽにして、とりあえずボックスとして使う。
⇒家の机の上は、パソコンも置いているし、本が山積み。これだと、いろいろ気になって集中できません。近日、机の上には何もない状態にしたいと思います。

4.アイビー・リー・メソッド
⇒チャールズ・シュワブにコンサルタントしたときにアイビー・リーが提案したメソッド。一つのことが終わるまで、次のことはやらない、という方法です。この効果は絶大です。時間術として、最重要でしょう。

まえがき、本の構成、エッジの利いたキーワード、売れる本の条件のそろったすごい本です。「とりあえずボックス」については生活に取り入れたいと思います。