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『ハーバードメディカルスクール式 人生を変える集中力』(ポール・ハマーネス、マーガレット・ムーア、ジョン・ハンク著)

2018-10-07 09:35:12 | 書評
ハーバード大学医学部准教授のポール・ハマーネス氏とコーチのマーガレット・ムーアがタッグを組んだ、「人生を変える集中力」を身につけるための本です。集中力に関する類書として読みましたが、感じたのは、

スマホによる情報過多により昔と比べて、集中力を高めることが難しくなっている

ということです。

この本では、思考を整理する6つの法則を挙げています。それぞれの法則について、具体的な方法がいくつか書かれているのですが、私はこの法則に対する具体的な方法を法則につき一つずつピックアップして、対応したいと思います。

法則1 動揺を抑える
→ 自分の小さな進歩を褒める

法則2 集中力を維持する
→ フロー体験を存分に味わう

法則3 ブレーキをかける
→ 運動、睡眠、栄養でエネルギー不足を防ぐ

法則4 情報を再現する
→ しっかりと睡眠をとえう

法則5 スイッチを切り替える
→ マルチタスクをしない

法則6 スキルを総動員する
→ 自信がある得意分野ひとつから始める

また、集中できないことに対するアクションとして、

どこにいて、何曜日の何時頃で、どんな条件のおかげで集中できたかを考えるようにしたいと思います。
集中力の条件は何かを理解することにより、集中力を高める。集中力改善のヒントを得ることができました。

『脳が認める最強の集中力』(林成之著)を読んだ

2018-10-07 08:38:39 | 書評
「脳に悪い7つの習慣」で45万部のベストセラーを出した林先生の集中力の本です。集中力関連のりい書として読みます。脳神経外科のお医者様らしく、脳に関する医学的な記述が多く、説得力があります。そして、その脳医学に関する習慣術のかなりの部分が、私がいくつもの資格試験に合格して、勉強を続けて来た習慣と共通する部分が多いのです。

日頃から集中力の素質を育む脳の絶対習慣としてあげられているのが、

1 集中力の原点「好きになる力」を常に意識する
→ 勉強が好きになる工夫をしよう

2 何事も否定から入らない
→ 否定的な言葉は一切使わない習慣

3 人や物事をバカにしてはいけない

4 人の話をきちんと聞くことで脳の「同時発火」を起こす

5「だいたいできた」と「まあいいか」は集中力が途切れるNGワード
→ 計画したことを終わらせる

6 今やる習慣を作る

7 なんでも損得ばかり考えず全力投球する

8 ダメな点ではなく次につながる点に着目する

9 ひとつを成し遂げてから次をやる

10 日頃から正しい姿勢を保ち「空間認識力」を鍛える
→ 勉強する姿勢を決めよう

上記は集中力を高めるための準備のための習慣です。習慣と集中力を結びつけて、集中力を高める習慣を続けたいです。脳医学に基づいた集中力について書いたこの本は、勉強するための集中力でも使えると感じました。