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映画 2017-51 アメリカン・ビューティー

2017-03-25 19:40:22 | 日記
舞台を中心に活躍してきた英国の俊英サム・メンデスが、映画監督デビュー作にしてみごと第72回アカデミー賞で作品賞ほか全5部門を受賞したファミリー・ドラマ。あるサラリーマン家庭の崩壊劇を通して、現代アメリカの理想的家族の裏側に潜むそれぞれの孤独や不全感をシニカルな眼差しで描き出す。主演はケビン・スペイシー、共演にアネット・ベニング、ゾーラ・バーチ、ミーナ・スヴァーリ。郊外住宅地で妻と高校生になる娘と平和に暮らすレスター。ところがある日、勤めていた広告代理店からリストラ宣告を受けてしまう。これをきっかけに、一見幸せに思えた彼の日常の歯車が少しずつ狂い始め…。 allcinema ONLINE

1999年の映画。幸せそうな家庭に潜むすれ違いと孤独、離れすぎた家族の心は、、という話です。ユージュアル サスペクツで素晴らしい演技をしているケビン・スペイシーが、いかれた中年役を熱演。裸でワークアウトしている姿はあまりにも滑稽で怖いです。家族をビデオカメラで映す、その映像が家族の本質的な問題をあらわしています。シーン チェンジや話の進め方、そして音楽も素晴らし。観終わった後、なんともいえないむなしさとやさしさを感じさせてくれる。さすがアカデミー賞5部門受賞、と思わせてくれる映画です。☆4つ。最近ではよかった映画の一つです。

映画 2017-50 白ゆき姫殺人事件

2017-03-25 18:28:52 | 日記
『告白』などの原作者・湊かなえの小説を基に、美人OLの殺害容疑を掛けられた女性をめぐって人間の悪意を浮き彫りにしていくサスペンスドラマ。報道によって浮かび上がる容疑者像をきっかけに、インターネット上での匿名の中傷やマスコミの暴走など現代社会の闇が描かれる。監督は、『ゴールデンスランバー』などの中村義洋。容疑者である地味なOLを井上真央が熱演。テレビディレクター役の綾野剛のほか、菜々緒、貫地谷しほりらが共演する。容疑者がいかなる結末をたどるのか最後まで目が離せない。シネマトゥデイ

3月の時点で、今年観た映画が50本を超えた!というのはなかなか良いペースです。いい映画が多いです。この映画は、湊かなえ作品ということで、また、主役が井上真央ということで、とてもこわいかなーと思って、観たい映画リストにのせながら、なかなか見れませんでした。独特なテンポで、ツイッターやブログなどのSNSでの反応やマスコミでの報道と並行してストーリーが進んでいきます。観ていてつらかったけど、ラストは良かったな。観て良かった映画です。☆3つ半です。

映画 2017-49 ボーダー

2017-03-25 18:23:51 | 日記
ハリウッド屈指の大スター、ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノが、『ヒート』以来12年ぶりに本格共演を果たしたクライム・サスペンス。犯罪者ばかりを狙った連続殺人犯を追うベテラン刑事二人の姿を描く。監督は、『88ミニッツ』のジョン・アヴネット、脚本を『インサイド・マン』のラッセル・ジェウィルスが担当。そのほかヒップホップ界のスター、50セントことカーティス・ジャクソンや、『ナイト ミュージアム』のカーラ・グギーノらが共演に名を連ねる。シネマトゥデイ  

ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノという大スターが出てくる。デニーロは終始、ミステリアスであり、かつ力強い刑事の役でストーリーを引っ張っていくが、アルパチーノの枯れた凄みがでていなくて、もったいない。キャスティングもいいんだけど、なんか怖さが中途半端でした。☆3つ。

映画 2017-48 チャーリーズ・エンジェル

2017-03-25 18:17:32 | 日記
70年代後半に人気を誇ったTVシリーズのリメイク作品。姿を見せないボス、チャーリーの探偵事務所で働くのは、ディラン、ナタリー、アレックスの美女3人。今回彼女たちに下された指令は、誘拐されたノックス・テクノロジー社の創立者エリック・ノックスを救出するというもの。彼が開発中の“音声認識ソフト”が悪用されれば世界中が大混乱となるだろう。エンジェルたちは巨大企業オーナーでノックスのライバルであるコーウィンが犯人と見て危険な潜入捜査を決行する。allcinema ONLINE

TVのチャーリーズ・エンジェルをずっと豪華でセクシーで今風にした、アクション映画。ストーリーとかは、置いといて、明るく強いエンジェルズの3人の活躍っぷり、元気ぶりが気持ちの良い映画です。10年以上前に見て、サントラもiTuneに入っているお気に入りの映画。今見ても楽しい映画です。☆4つ。

映画 2017-47 エクス マキナ

2017-03-25 18:11:31 | 日記
『28日後...』などの脚本家として知られるアレックス・ガーランドが映画初監督を務め、第88回アカデミー賞視覚効果賞を受賞したSFスリラー。人間と人工知能が繰り広げる駆け引きを、限られた登場人物と舞台設定や目を引くビジュアルで活写する。美貌の女性型ロボットのエヴァを、『リリーのすべて』でオスカーに輝いたアリシア・ヴィキャンデルが好演。IT企業の社員と社長には、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のドーナル・グリーソンとオスカー・アイザックがふんする。シネマトゥデイ

AIものですが、こわい、こわい。AIロボットのエヴァが、本当にロボットのようです。「リリーのすべて」のゲルダ役で強烈に印象的な演技をしたアリシアが、ここでもすごい演技を見せてくれました。閉ざされた世界で行われる人間とAIロボットとの駆け引き。そして、衝撃のラストシーン。ひたすら怖い、映画でした。☆3つ半。