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書評『やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学』(ハイディー・グラント・ハルバ―ソン著)

2020-05-12 11:19:31 | 日記


著者は、社会心理学者でコロンビア大学モチベーション・サイエンス・センター副所長。 原題は、『9 things successful people do differently』。Harvard Business Reviewの大人気記事(歴代1位)を加筆修正して1冊の本にしたもので、ボリュームは少ないです。

ボリュームは少ないので、ざっと読むだけならば、30分もあれば、読んでしまいます。しかし、このような自己啓発の本は、自分のこととして、ワークブックのように活用しないと、効果は半減です。私は、各章に書かれている習慣(コツ)について、自分のこととして、ワークブックのようにノートにつづりながら、読みました。1つの目標について、9things(9つの習慣)を考えることで、今後のアクションが見えてきました。

各章のメッセージもシンプルで、とても読みやすいし、実行に移しやすい本です。いま「やり抜きたいこと」がある人は、是非読んでいただきたい本です。その「やり抜きたいこと」はTOEICや資格試験、仕事、スポーツ、ダイエット、なんでも当てはまります。ワークブックとして活用したら、本を読み終わったときには実行計画が出来上がり、習慣が身に付いています。

9つの習慣は「第1章 目標に具体性を与える」から「第9章「やめるべきこと」より「やるべきこと」に集中する」までの、9つの習慣です。本の最後、「おわりに」のページで、著者がわかりやすく具体的に習慣を書いているので、その9つを引用します。

1. 明確な目標を持っている。

2. if-thenプランの形で、「いついつになったらやる」と計画している。

3. 現状と目標までの距離に目を向けて「目標に近づくために何をすべきか」に焦点を当て、モチベーションを維持している。

4. 成功できると信じている。同時に、成功は簡単に手にいらないと考えて、努力をおこたらない。

5. 最初から完璧を目指さない。失敗を恐れることなく、少しづつでも進歩することを考えている。

6. どんな脳力でも努力で身に付けられると信じている。どんな困難でも「やり抜く力」を持って当たることができる。

7. 意志力も鍛えれば強くなることを知っていて、習慣的に鍛えている。筋力と同じように、意志力も使いすぎれば消耗することを知っている。

8. 誘惑をできるだけ近づけないようにしている。意志力で誘惑に打ち勝とうとはしない。

9. 「やらないこと」でなく「やること」に焦点を置く。 

面白かったのが、自分はできると信じることは大切ですが、信じてるだけではだめ、努力しなければ自分を信じても夢はかなわないことを書いている第4章です。

「やり抜きたい」と思えることが出てくるたびに読み返したい本。お薦めです。


2019年9月29日TOEIC L&R公開試験の振り返り:前の日の過ごし方

2019-10-10 08:46:04 | 日記
2019年9月29日のTOEIC公開試験を受けてみました。

今回も、目標点は満点。満点を目指して受ける最後のテストとして、準備を十分にした上で、受験することができました。

振り返りの項目は4項目、

1.直前1週間の過ごし方
2.前の日の過ごし方
3.当日の過ごし方
4.今回のテスト、および、テスト準備で良かった点

です。全開のブログでは、直前1週間の過ごし方について書きました。

今回は、前の日の過ごし方、です。

前の日の過ごし方
テスト前日どう勉強すればいいでしょうか。

① 試験前日にジタバタしても変わらないので、外にでかけたりして思い切り遊ぶ。
② 試験前日にジタバタしても変わらないので、本を読んだりテレビを見たりして、心を落ち着ける。
③ 単語や熟語、文法をぎりぎりまで暗記するインプット中心に過ごす。
④ 公式問題集の模擬演習など、アウトプット中心に過ごす。

当日の過ごし方は人それぞれと思います。

当日は、ぎりぎりまで勉強したほうが良いという人もいます。
当日は、頭を使いすぎないように、あまり勉強しない人もいます。
当日は、リスニングで倍速にして聞きまくったほうが良いという人がいます。

そう、当日は人それぞれです。

では、前日はどうか。

答えは④。私は、前日は自分の限界のぎりぎりまでアウトプットするほうがよい、と考えています。


前の日に限界まで勉強するために

前の日に限界ギリギリまで勉強するために必要なことは、事前の準備が必要です。

すなわち、
1)前の日に、できるだけ用事を入れない。
2)前の日に勉強することを、1週間前くらいから決めておく。

必要があります。

私は、前の日は限界ギリギリまで勉強できるように、できるだけ用事を入れないようにしました。

用事はなくならないので、すべて他の日にずらすのです。

私が試験前日に勉強した内容

そして、私は今回は、試験前日、限界ギリギリまで勉強しました。

その内容は、

1.至高の模試3回分のPart1,2,5、YBM3回分のPart5

2.YBMリーディング1回分

3.公式問題集5 L,R1回分

4.公式問題集5 L 1回分のシャドウィング

です。

なかなかタフな勉強量です。少なくとも模試1回分のアウトプットをこなす。アウトプット中心に過ごすのが、前日の最適な過ごし方だと、私は信じています。

ストアカで「90日で100点アップ!TOEIC公式問題集 集中演習ゼミ」

2019-06-26 07:45:19 | 日記
ストアカで「90日で100点アップ!TOEIC公式問題集 集中演習ゼミ」を実施します。リクエストがあり次第、日程を決めて開催する予定です。場所は東京の恵比寿を予定しております。ご興味いただける方、是非、ご参加をお願いいたします。

https://www.street-academy.com/myclass/60356?conversion_name=direct_message&tracking_code=5ff1307a05e6afbaa0ada2f569290170

90日でTOEIC 990点に挑戦!第1回:「今、なぜ、TOEICなのか?」

2018-11-25 09:40:46 | 日記
樺沢紫苑先生のウェブ心理塾に入塾させていただき、「情報発信」の大切さを繰り返しご指導いただいています。

まずは手始めに、6月から書評を書くようになりました。100冊くらいは書いたでしょうか。自分の気づきとアクションをまとめた、「読書ログ」のような書評です。このアウトプット読書により、明らかに本の内容が頭に残りやすくなりました。ブログでアウトプットすることを念頭において読むと、読み方が変わります。また、樺沢先生お薦めの1日置いて(私の場合はもっと置くことが多いので困ったものですが)ブログを書くことで、明らかに頭に残りやすくなりました。

ただし、
ひとつのブログ記事としては、「読者の方に読んでいただく」というよりは、「自分のために記録する、アウトプットする」ためのブログ、すなわち、情報蓄積はしていても情報発信にはなっていませんでした。

次は「情報発信」だ!

「情報発信」するには、私自身が「好き」で「得意」で、かつ、発信することに「意義がある」必要があります。そこで選んだテーマが、TOEIC 990点チャレンジです。

なぜ、いま、TOEICなのか?その理由はいくつも挙げられます。大きな理由が5つあります。
理由1:私の得意な資格試験の勉強ノウハウを実践できるから
TOEIC 920点、実用英語検定1級、証券アナリスト、国際公認証券アナリスト、行政書士、宅地建物取引士、中小企業診断士といった多くの資格試験に短期間で合格してきました。そして、今、「資格試験合格アドバイザー」として、いろんな方の資格試験合格のためのアドバイスをしています。その勉強ノウハウを実践で活用、検証できます。

理由2:TOEICテストでは過去に、短期間で結果を出しているから
TOEIC試験は、過去、3ヵ月の勉強で700点から860点に得点アップ、さらに3ヵ月で920点のスコアを独学でたたき出しています。他の資格のように、試行錯誤でもがき苦しんだ経験もありません。20年前というとても昔のことですが、過去に結果を出している資格なので、今回も結果を出しやすいと考えました。

理由3:受験者数が非常に多い資格であるため、多くの読者の方々のニーズがあるから
証券アナリストの受験者数が年間1万2000人程度、行政書士が4万人、中小企業診断士試験1次試験の受験者数が13,000~15,000人程度(申込者は20,000人程度)です。これに対して、TOEICテストの受験者数は、なんと、年間250万人です。(国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)発表のTOEIC L&R 2016年受験者数)桁違いの受験者数の多さは、実用英語検定並みです。それだけ多くの方に興味を持っていただけると考えました。

理由4:勤めている会社の社員の方々を教育するのにも活かせるから
私の勤めている会社で、チームのみんなの英語力を向上、改善する必要はあることを痛感しています。そして、英語を苦手にしている社員の方の苦手意識の克服のためにも、TOEICを利用して英語力を底上げしたい!私自身が実践することで、さらに説得力のある指導ができます。

理由5:「資格試験で脳が劇的に冴える」ことを実現したいから
5番目の理由にしてもっとも大切なのが、資格試験の勉強で脳を冴えさせることです。ここ数年、30代前半のころと比べたらスピードダウン、記憶力低下したな、と実感します。「スピードは遅くなったけど、人間としては丸くなってよかったな」、「記憶力が低下したけど、マニュアルやチェックリストを作り、記録や情報共有が改善したのでよかった」と自分に言い聞かせつつ、やはり、もっとスピードアップしたい!冴える脳を戻したい!という気持ちがあります。

樺沢紫苑先生の『絶対にミスしない人の脳の習慣』(SB Creative)では、先生が「ウィスキー・プロフェッショナル」よいう日本に200人ちょっとしかいない難しい資格に挑戦されたことにより、「頭がよくなった!」と書かれております。先生によると、「試験勉強する前に比べて、明らかに頭の回転が速くなり、集中力の持続時間も以前より長くなり、頭がキレキレの状態になって現在に至ります。」のです。これは素晴らしい!私は資格試験を得意としているのだから、これを使わない手はない!

この頭がキレキレの状態を私も経験したい!ということで、TOEIC990点に挑戦することにしました。

12月から勉強をはじめて、3月10日の試験で990点を取るのが目標です。1回目へはTOEIC Challengeの理由、2回目は、TOEIC990点合格戦略、3回目以降は、第1週から第12週までの勉強経過の報告と振り返り、そして、受験当日の報告と結果報告をしたいと思います!