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TOEIC100点アップの勉強法 <2/5>「TOEIC公式問題集」とは何か?

2020-01-31 07:53:34 | TOEIC
資格試験の勉強では、過去問の学習がとても重要だということを、前節でお話しました。

では、TOEICの過去問をどうすれば入手できるでしょうか?

答え=TOEICの過去問は入手できません。なんじゃ、そりゃ??

なぜ、TOEICの過去問を入手できないのでしょうか?

答えはズバリ、TOEICでは、まったく同じ問題が使い回されることがあるからです。

TOEICの試験では、問題用紙の持ち帰りや、書き込みができません。その理由は、過去問が使い回されるからなのです。

受験生に過去問を持って帰られてしまったら、過去問を持って帰った受験生が、その問題および答えを覚える可能性があります。その受験生が再度TOEICの試験を受ける際に、英語力を適正に評価できなくなってしまうのです。

だから、試験用紙は持ち帰ることができないのです。

では、他の資格試験の過去問にあたるものはTOEICには無いのでしょうか?
実はあるのです。
それが、TOEICの公式問題集です。

「TOEIC公式問題集」の正式名称は、「公式TOEIC Listening & Reading 問題集」。
テスト開発機関であるEducational Testing Service(ETS)が、実際のテストと同じプロセスで作成した問題を収録しています。

テスト作成プロセスが同じ。
だから、難易度も同じ。
リスニングの会話やスピーチを行う、スピーカーも同じ(同一人物たち)です。

したがって、TOEIC公式問題集は、過去問と同じクオリティーの試験がおさめられた、過去問の代わりに使うことができる、最も重要な教材なのです。




TOEIC100点アップの勉強法 <1/5>なぜ過去問を勉強するのか?

2020-01-30 08:27:56 | TOEIC
資格試験の勉強では、なぜ過去問の勉強が大切なのか?

最初に答えを言ってしまうと、それが一番、合格への近道だからです。

「過去問」と聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか?

大学受験の過去問でしょうか?
資格試験の過去問は、大学受験の過去問と、全然、違います。まったく違います。

大学受験の試験は、入学定員より多くの志望者がいるから、行われます。定員を超える志望者を「ふるい落とす」ために試験があります。(面接などもありますが)基本的には、学校・学部別に特定の日時に入学試験が行われ、上から順番に合格します。

大学での勉強に必要なレベルの知識、スキルがあれば、全員合格できるわけではありません。必要なレベルの知識があっても、不合格になることがあります。必要なレベルの知識がなくても、合格することがあります。

そのため、大学入試の試験を作る目的は、「優劣をつけること」です。優劣がつけられないと、順番を決めることができないからです。

また、同じ大学の同じ学部で、まったく同じ問題、あるいは似たような問題はほとんど出題されません。それは、同じような問題を出すと皆ができてしまうので、受験生間の順番をつけられないからです。

資格試験は、その資格を取得するのに、必要な知識があるか、スキルがあるかを図ります。基本的に、点数だけで、その合否、点数を客観的に表示します。合格の目安になる点数以上を取れば合格、取れなければ不合格です。

そこで、毎回、同じレベルの問題が出題されます。大学のように、受験生間の順番を決めるための問題は出題されません。試験に合格する資格のある人は、全員、合格させます。たとえ合格者が少なくても、試験に合格する資格のない人は、絶対に合格しません。

同じレベルの問題を出題をするのは、実は簡単なことではありません。
したがって、資格試験の問題では、過去の試験に出題された問題と「似た」問題がたくさん出題されます。
結果として、過去問と似た問題が、本番の試験で繰り返されるのです。

本試験と同じ難易度で、似たような問題が繰り返し出題される、資格試験の過去問。

だから、過去問を勉強するのです。

私の90日の勉強の中心は、過去問の演習。
同じ過去問を、時間を置いて、5回以上解く、という方法です。
私は、これを「過去問高速回転法」と名付けています。
いろんな資格試験に、すべて「過去問高速回転法」で合格してきました。

そして、TOEIC試験も、この「高速回転法」でTOEIC985点を叩き出しました。

この章で説明する勉強法も、「過去問高速回転法」をベースにしています。

90日をはじめる前に <3/3 > 90日しか勉強しないと決める

2020-01-30 08:22:02 | TOEIC
1章では、なぜ私が90日の勉強で資格試験に合格してきたのか、なぜ90日の勉強をおすすめするか、その理由をお話しました。

90日をはじめる前に、今度は、「あなた」のこととして決めていほしい。

90日しか勉強しない、と。

90日の勉強で必ずTOEIC100点アップを達成する、と。

TOEICの試験を受けにいった事がある人なら、知っているだと思います。
試験の申込みをしたのに、会場に来て受験しない人が、全体の1~2割います。

TOEICの勉強をしている友達の中には、こんなことを言う人もいるでしょう。
「やっぱり忙しいから受けるのをやめる」
「勉強が進んでいないので、次回にする」
「試験の申込み期限が過ぎちゃったので受けられない」

忙しいから
勉強が進んでいないから
申込みが間に合わなかったから

そんなことを言えるのは、次があると思っているからです。
次があると思うので、勉強が進まないのです。
次があると思うので、集中できないのです。

いつ目標点を取る、と決めたら、必ず期限までに取る。
90日しか勉強しないと決めて、勉強する。

その決意が、あなたの集中力を支えます。
あなたの勉強を支えます。
そして、TOEIC100点アップが実現します。

今すぐ、90日しか勉強しないと決めましょう。
90日の勉強が終わりTOEICのテストが終わってから、他の勉強をしましょう。遊びましょう。
90日しか勉強しないという、あなたの本気の決意。あなたが90日の勉強を始める前に、もう一度「あなた」のこととして決めてください。


90日をはじめる前に <2/3 > 目標は、XX月XX日のテストでXX点

2020-01-29 07:54:31 | TOEIC
あなたのTOEIC目標は、「TOEIC100点アップ」で十分でしょうか?

目標をたてるときは、「いつ」目標を達成するかを目標の一部として決めることが大切です。

「いつか目標を達成する」では、なぜだめなのでしょうか?
「いつか目標を達成する」を目的にしていれば、目標達成時までにどれだけの長さ(期間)があるか、わかりません。

期間がわからないので、ゴールを起点にした計画がたてられません。
計画が立てられないので、闇雲に勉強することになります。
闇雲に勉強するので、ゴールに近づいている実感がわきません。
ゴールに近づいている実感がわかないので、勉強を続けられません。
勉強を続けられないので、(もちろん)目標のTOEIC点数はとれません。

期限がないと、勉強を続けられない。
目標であるTOEIC100点アップを達成するには、必ず、期限を決める必要があるのです。

TOEICの公開テストは年間10回、実施しています。
そのどのテストで目標点を取るのか、目標の期限を決めましょう。

テスト日程(ETS TOEIC公式ページ「今後のテスト日程」)
https://www.iibc-global.org/toeic/test/lr/guide01.html

XX月XX月日のテストでTOEICXX点
(例:2020年9月13日のTOEIC公開試験でTOEIC730点)

これが、正しいTOEIC90日の目標設定です。


90日をはじめる前に <1/3 > 100点アップの目的は?

2020-01-28 08:19:09 | TOEIC
皆さんがこの本を手にとっていただいた、ということは、TOEIC100点アップしたい、と心から思っているのだと思います。

90日間の勉強をする前に、今一度確認していただきたいことがあります。
それは、あなたが、なぜ100点アップをしたいか?です。

TOEIC100点アップしたい。でも、100点アップが最終目標では無いでしょう?

もっと具体的な、100点アップの「先にある」目的があるはずです。100点アップの先にかなえたい、夢があるはずです。

例えば、
・会社で昇進するために定められため。(そのために、会社で決められたTOEICの点数を取る必要がある)
・会社で海外出張するため。(そのために、会社で決められたTOEICの点数を取る必要があるから。)
・会社の中で希望する部署に異動したいから。
・会社の中で、英語を使う仕事を任されたいから。
・希望の会社に入社したいから。(その会社の応募条件になっているTOEICの点数を取る必要があるから。)
・転職の際に、有利だから。
・英語を使う職業に就きたいから。

TOEIC100点アップしたいのは、もっと具体的な理由があるから。
叶えたい夢があるから。
自分の人生をもっと幸せなものにしたいから。

その、本当の目的を、書いてください。

その目的は、どうしても達成したいものですか?

どうしても達ししたい目的があれば、続けられます。
その目的を手帳に書いてください。
その目的を紙に書いて、机に貼ってください。

90日の勉強を始める前に、TOEIC100点アップの目的を確認すること。それは、90日間勉強を続けるためにとても大切なことなのです。