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書評「『まんがでわかる!心理学超入門』(ゆうきゆう著)

2018-11-30 08:15:24 | 書評
心理学の入門書は何冊か読みました。「入門書」とうたいつつ、なかなかボリュームが多くて、消化不良気味。なかなか見返す気が起きない、ということで、手に取ったのがこの本です。資格試験にも役立てるような心理学のコンセプトがたくさん。期待していたより、勉強になりました。




仕事がうまくいかないOLが大学の講師にアドバイスをしてもらいながら、成長していく、という話です。ストーリー自体はなんてことないのですが、うまくコンセプトとからめています。心理学初心者、ビジネスやプライベートに心理学のテクニック、コンセプトを活かしたい、という人にはぴったりの本だと思います。

私がこの本で勉強に使える、と思ったコンセプトは以下の5つです。

1.カクテルパーティー効果 気になる情報は耳に入ってくる、という効果。、

2.ルーティーンベストパフォーマンスを引き出すには、ルーティーンが効果的。

3.ヤーキーズ・ドットソンの法則
適度の緊張がパフォーマンスを上げてくれる。

4.成功恐怖理論人には成功を回避する傾向(成功回避傾向)がある。おそれずにやってみることが、何よりも大切。

5.アファーメーション
自分の理想や願望、目標などを宣言し、それらを全力で肯定する。

資格試験の勉強法のノウハウを提供していますが、心理学コンセプトとも絡めていきたいな、と思います。その意味で、この本はとても多くの気づきをくれました。まんがとはいえ、とても勉強になった本です。

90日でTOEIC 990点に挑戦!第1回:「今、なぜ、TOEICなのか?」

2018-11-25 09:40:46 | 日記
樺沢紫苑先生のウェブ心理塾に入塾させていただき、「情報発信」の大切さを繰り返しご指導いただいています。

まずは手始めに、6月から書評を書くようになりました。100冊くらいは書いたでしょうか。自分の気づきとアクションをまとめた、「読書ログ」のような書評です。このアウトプット読書により、明らかに本の内容が頭に残りやすくなりました。ブログでアウトプットすることを念頭において読むと、読み方が変わります。また、樺沢先生お薦めの1日置いて(私の場合はもっと置くことが多いので困ったものですが)ブログを書くことで、明らかに頭に残りやすくなりました。

ただし、
ひとつのブログ記事としては、「読者の方に読んでいただく」というよりは、「自分のために記録する、アウトプットする」ためのブログ、すなわち、情報蓄積はしていても情報発信にはなっていませんでした。

次は「情報発信」だ!

「情報発信」するには、私自身が「好き」で「得意」で、かつ、発信することに「意義がある」必要があります。そこで選んだテーマが、TOEIC 990点チャレンジです。

なぜ、いま、TOEICなのか?その理由はいくつも挙げられます。大きな理由が5つあります。
理由1:私の得意な資格試験の勉強ノウハウを実践できるから
TOEIC 920点、実用英語検定1級、証券アナリスト、国際公認証券アナリスト、行政書士、宅地建物取引士、中小企業診断士といった多くの資格試験に短期間で合格してきました。そして、今、「資格試験合格アドバイザー」として、いろんな方の資格試験合格のためのアドバイスをしています。その勉強ノウハウを実践で活用、検証できます。

理由2:TOEICテストでは過去に、短期間で結果を出しているから
TOEIC試験は、過去、3ヵ月の勉強で700点から860点に得点アップ、さらに3ヵ月で920点のスコアを独学でたたき出しています。他の資格のように、試行錯誤でもがき苦しんだ経験もありません。20年前というとても昔のことですが、過去に結果を出している資格なので、今回も結果を出しやすいと考えました。

理由3:受験者数が非常に多い資格であるため、多くの読者の方々のニーズがあるから
証券アナリストの受験者数が年間1万2000人程度、行政書士が4万人、中小企業診断士試験1次試験の受験者数が13,000~15,000人程度(申込者は20,000人程度)です。これに対して、TOEICテストの受験者数は、なんと、年間250万人です。(国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)発表のTOEIC L&R 2016年受験者数)桁違いの受験者数の多さは、実用英語検定並みです。それだけ多くの方に興味を持っていただけると考えました。

理由4:勤めている会社の社員の方々を教育するのにも活かせるから
私の勤めている会社で、チームのみんなの英語力を向上、改善する必要はあることを痛感しています。そして、英語を苦手にしている社員の方の苦手意識の克服のためにも、TOEICを利用して英語力を底上げしたい!私自身が実践することで、さらに説得力のある指導ができます。

理由5:「資格試験で脳が劇的に冴える」ことを実現したいから
5番目の理由にしてもっとも大切なのが、資格試験の勉強で脳を冴えさせることです。ここ数年、30代前半のころと比べたらスピードダウン、記憶力低下したな、と実感します。「スピードは遅くなったけど、人間としては丸くなってよかったな」、「記憶力が低下したけど、マニュアルやチェックリストを作り、記録や情報共有が改善したのでよかった」と自分に言い聞かせつつ、やはり、もっとスピードアップしたい!冴える脳を戻したい!という気持ちがあります。

樺沢紫苑先生の『絶対にミスしない人の脳の習慣』(SB Creative)では、先生が「ウィスキー・プロフェッショナル」よいう日本に200人ちょっとしかいない難しい資格に挑戦されたことにより、「頭がよくなった!」と書かれております。先生によると、「試験勉強する前に比べて、明らかに頭の回転が速くなり、集中力の持続時間も以前より長くなり、頭がキレキレの状態になって現在に至ります。」のです。これは素晴らしい!私は資格試験を得意としているのだから、これを使わない手はない!

この頭がキレキレの状態を私も経験したい!ということで、TOEIC990点に挑戦することにしました。

12月から勉強をはじめて、3月10日の試験で990点を取るのが目標です。1回目へはTOEIC Challengeの理由、2回目は、TOEIC990点合格戦略、3回目以降は、第1週から第12週までの勉強経過の報告と振り返り、そして、受験当日の報告と結果報告をしたいと思います!

映画『はじまりの旅』(2016)

2018-11-21 08:51:41 | 映画評
インディ スピリッツにあふれたロードムービー。森の中で6人の子供と暮らしている父親と子供たちが、子供たちの母親の死をきっかけに、その葬儀のためのン長い旅に出る、という話です。子供たちは学校に行かず、厳しいトレーニングを受けて、スポーツ選手並みの運動能力と、6か国語ペラペラで法律や文学の教養も豊か。長男はあらゆる超難関大学に合格、というお話しです。

こういう映画では、登場人物である子供たちの表情、そしてキャラクターがとても気になります。この映画では、もっとも感受性が豊かな次男に感情移入。極端な話ですが、その男の気持ちになって、お父さんとの会話に涙です。

今年は映画が観れていないですが、家でビデオ鑑賞で感動することを、久しぶりに味わいました。

*****
第69回カンヌ国際映画祭ある視点部門での監督賞受賞を筆頭に、各国映画祭で賞を獲得したロードムービー。森の奥深くで社会と交わらずに生きる一家が、死んだ母親の葬儀のためにアメリカの北西部から南西部へと旅をしながら騒動を巻き起こす。監督は、俳優としても活躍する『あるふたりの情事、28の部屋』などのマット・ロス。『イースタン・プロミス』などのヴィゴ・モーテンセン、『パレードへようこそ』などのジョージ・マッケイ、『フロスト×ニクソン』などのフランク・ランジェラらが顔をそろえる。 (シネマトゥデイ)

『自己啓発の名著から学ぶ世界一カンタンな人生の変え方』(高田晋一著)を読んだ

2018-11-21 07:37:43 | 書評
「成功データアナリスト」の肩書で、本業 データアナリスト、ライフワークで成功本を分析している、高田晋一さんの本。

読みやすい本、さらっと読んで勉強になる本、いわゆる「超訳系」の本として、書き方、構成について学ぶために買いました。この本の提供してくれるメリットは、「名著と呼ばれる自己啓発書の重要なポイントだけを手早く理解すること」と、まえがきで著者が述べています。実際には、何100ページもある本をたった1テーマ3ページにまとめていますので、要約は難しいです。

そこで、著者は、その「それぞれの本から身に付けるべき習慣」、そして「この本から他に学ぶべき3つのポイント」にまとめて、アクション、ポイントを中心に解説をしています。50のテーマのうちの約半分は私も読んだことがある本です。いずれも、著者の独自の目線で、習慣とポイントをひろっているので、ビジネス書愛好家にとっても、「こういう読み方、とらえ方もあるのか」「この著者はここがポイントと受け止めたのか!」と、面白く読むことができます。

50のテーマのうつ、私は、以下の4つの習慣にあらためて取り組もうと思いました。
習慣3:「楽しくて意義があること」に取り組もう (『Happier』タル・ベン・シャハー)
⇒楽しいことだけでなく、意義があることをすることで、幸せになれる、ということを説いています。私の場合は、「意義」ばかり考えて疲れてしまうことが多いので、「楽しい」「意義がある」両方を満たしていることに取り組んでみたい、と思います。

習慣9:「起きたら解決している」と信じて寝てしまおう(『眠りながら成功する』ジョセフ・マーフィー)
「難しい決断をしなければならないときは、身体をくつろがせて、解決法を冷静に考える。それでも、解決法が思い浮かばないときは、問題が解決したときのことを想像して、その喜びを感じる。その喜びに浸ったまま、眠りについてしまいます。」
⇒マーフィーの眠りながら解決する方法は、いろんな自己啓発本に乗っていますが、実際にやってみたことはありません。何度か試して、奇跡を経験したいです。


習慣24 「80%の成果」を生む「20%の時間」に集中しよう(『人生を変える80対20の法則』リチャード・コッチ)ポイント1:これだけは誰にも負けいないという能力を磨く
ポイント2:自分が楽しいことや認められやすいことに集中する
ポイント3:自分の核になるもの以外は外部にアウトソーシングする
⇒これは、私がもっとも心がけていることですが、雑務を行うことで、同時に、もっとも忘れてしまうことでもあります。


習慣49 不義理をしていた人に「感謝」を表そう(『世界でひとつだけの幸せ』マーティン・セリグマン)
⇒私にとって、大きなテーマ。前の職場で、転職するときにお世話になっていたのに不義理していた方がたくさんいらしゃいます。2018年末から2019年にかけて、不義理していたひと10人には会うぞ!

「超訳系」のお手本として手に取った本ですが、いくつかの習慣のきっかけになりそうです。過去に読んだビジネスホンの復習に、新しい習慣づくりのヒントを得るために、お薦めの本です。

『パーソナル・マーケティング』(本田直之著)を読んだ

2018-11-15 08:34:04 | 日記
久しぶりに本田直之さんの本を読んだ。ビジネスでモノやサービスをマーケティングするように、自分をマーケティングする方法を書いた本です。

ビジネス書ベストセラー著者の中にありながら、もともとが外資系のビジネスマンというキャリアは私と同じなので、読みやすいです。この本では、個人ブランド構築の法則を、実践的なワークをしながら学んでいく、というものです。すべてのワークをしたわけではないですが、中には自分の強みをいま一度見直す、自分のブランディングに役立つ「目からうろこの」ワークもあり、読んでよかった一冊になりました。

いくつか、今後のアクションにつながる「気づき」をくれた法則、内容は、以下の通りです。

1.法則01「パーソナル・マーケティングがうまくいっている人の共通点」
①自分の進みたい方向がわかっている
②現時点で自分に何が足りないかを理解し、そのギャップを埋める努力をしている
③自分ならではの独自性を常に意識している
④周囲への貢献(コントリビューション)をつねに考えている

⇒ 方向性、ギャップ、独自性、コントリビューション、この法則に、この本で薦める「パーソナル・マーケティング」のエッセンスが詰まっています。

2.法則03 パーソナルマーケティングのポイント
①自分の強みをはっきりさせること
②誰の役に立つのかを徹底的に考える
③さまざまな要素を体系だてて組み立てる

⇒ 弱み克服には力を入れず、強みにフォーカスする。ニーズを考える、体系だてる。方どこに力を入れるかが、とてもよくわかりました。

.「相手にどんなイメージを持ってほしいのか?」を頭に浮かべて、そこから自分のプロフィールを考える。

⇒ 読者を意識したプロフィールを書く、ということについては、他の本でも学んだことがあります。この本では、さらに一歩踏むこんで、「どんなイメージを持ってほしいか?」を起点にプロフィールを考える、ということを説いています。とても勉強になります。


4.「出版したら何とかなる」ではなく、「出版することでおどこに向かっていきたいか」ということの戦略が大事

⇒ 出版を機会に、いま一度戦略を立て直したい、と思いました。


本を何冊もプロデュースした経験、ベストセラーを何冊も書いた著者の本であるため、とても説得力があります。実は、この著者の「レバレッジ・リーディング」は愛読書で、この本を読んだあと、読者習慣がかなりかわりました。「パーソナル・マーケティング」も自分が変わるきっかけになればな、と思います。良い本をよい時期に読みました。