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書評『amazon 世界最先端の戦略がわかる』(成毛眞著)を読んだ

2018-09-29 13:20:43 | 書評
書店で見ていて、表紙がとても魅力的なので、思わず手に取ってしまいました。
アマゾンに関する本は、『ジェフ・ベゾス 果てなき野望』(ブラッド・ストーン著)を読んだのが4年前。果てなき野望のようにジェフ・ベソスの人生と人そのものに注目しているというよりは、「ECやクラウドで独り勝ちしているアマゾンの経営戦略から、世界最先端の戦略を学ぼう」という趣旨の本です。果て無き野望では取り上げられていないAWSのクラウドでの独り勝ち、アマゾン ゴーや、アマゾン エコーといった最新のアマゾンの大成功のビジネスについても詳しく言及しています。ビジネスや勝負の「熱さ」を感じられるのが、「果て無き野望」。最新のアマゾンの動向と、様々な分野におけるアマゾンの位置づけを確認できる資料としては、当著が参考になると思います。

アマゾン日本上陸以来のファンで、アマゾンプライムも、アマゾンビデオも導入後1か月以内に入ったアマゾン・ユーザーとしては、知っていることも多いのですが、いくつか気づきがありました。

>アマゾンの2017年のCCC(キャッシュ・コンバージョン・サイクル)はマイナス28.5日。仕入れ先からの支払よりも28.5日も早く、販売先からの入金がある。

AWSは全体の売上高の10%の売り上げ規模だが、営業利益では全体の利益よりもAWS部門の営業利益が高い。

>日本の小売りの中でAmazonは4,5位の規模。ユニクロとヤマダ電機の間。

>アメリカのプライム会員は8,500万人。日本は600万人。全世界売り上げの67%がアメリカ、ドイツ、日本、イギリスを合わせたら90%。

>アマゾン・ビデオのオリジナル作品に秀作が多い。トランスペアレント、ドキュメンタル、仮面ライダー アマゾン等。

>アマゾン エコー「アレクサ」対応の家電も増えている。

ちょうどFireタブレットを昨日買い替えたばかりで、気になったので、2時間くらいで読んでしまいました。アマゾン関連では、アマゾン ビジネスの導入を検討したいな、と。思っています。あとは、アレクサをいつ買うか、ですね。いろいろ楽しいことを提供してくれるアマゾンにこれからも期待です。


書評『20代で身につけたい、一度手に入れたら一生モノの幸運をつかむ50の習慣』(千田琢哉)

2018-09-28 08:22:39 | 書評
千田さんの本を集中的に読んでいます。9月に入って、4冊目。今回は、20代の人への仕事、生き方の習慣の提言です。自分は20代ではもちろんありませんが、千田さんが20代の読者ターゲットにどのようにメッセージするか、興味を持って読みました。

この本を読んでの気づきは、以下の5点です。
1.「不機嫌そうな人の共通点は、慢性的な睡眠不足だということ
=>言われてみたら、そんな気がします。自分も、他人も。

2.「仕事において、後始末をできること以上のスキルは存在しない。
=>読んで、ぐさっときました。どんどん前に進むのは難しくないですが、後始末は本当に難しい。私のポジションには、後始末ができることが、強く求められています。この点は、特につからを入れたいです。

3.『たった今からあなたの人生をじゃっぴーにかえていくための簡単な方法は、いい知らせを自分から発信していくこと』
=>良い知らせを発信していきたい!会社でも、家でも、友達の間でも!

4.『誰かをとことん愛し続ける人は、出会う人すべてに大切に接することができる』
=>そのとおり!実践する

5.『礼状ははがきで出す』
ー>これができていない!年に3回は、やる。

以上、20代の人向けの本ですが、今佐奈ながらに役に立つことが満載でした。早速、10月から気づきに基づいたアクションをとろうと決めたのでした。

『いつも忙しい人、なぜか余裕のある人』(箱田忠昭)を読んだ

2018-09-27 08:57:25 | 書評
カリスマインストラクターの箱田さんの本を、久しぶりに読みました。箱田さんの本は、元気があって、具体的なノウハウが詰まっていて、読んでいて元気になります。その元気がほしくて、本を手にしました。ノウハウもさることながら、メインメッセージの「タイム イズ ライフ」に共感しました。

今回久しぶりに読んで特に気づきを得たのが、以下の5点です。

>タイムマネジメントとは、今日の時間をいかに生きるか、ということ。

>今、この瞬間を真剣に生きているか、自問しよう。

>ドラッカーの仕事のできる人3つのの条件=量/質/優先順位

>スモールタスクリストを書いておくこと

>計画のために15分の時間を作る

特に、スモールタスクリストを作ること、15分で計画を作ることは、これまで実践したりやめたりの繰り返しをしていました。まずは1ヶ月を目的に、続けたいです。

『人を動かす「超」書き方トレーニング』(苫米地英人)

2018-09-27 08:37:17 | 書評
文章を書くのが本当に難しい。構成を考えるまでがとにかくたいへんで、思いつかないときは、寝かせながら常に意識しています。
もっと良い方法がないかな、と思って、手に取ったのが苫米地先生の書き方トレーニングの本です。文章を書く上での、いくつものキーワード、気づきがありました。いくつもの文章の書き方本を読んで、書く苦しみをわずかですが感じたので、なおさら「響き」ました。

気付きを得たキーワードは以下の通りです。
1.臨場感
 自分自身の臨場感を人に伝えることで、人に伝えることで、世の中を動かします。

2.再現性
 一般的な文章のキーワードは「再現性」

3.ストコーマ
 書くということは、読者のストコーマに対する挑戦する。

4.全体像
 全体像ができあがってから書き始める。

5.トゥールミンロジック
 論理的な文章にはトゥールミンロジックを使う。データ(事実)、クレーム(主張)、ワラント(根拠)
 自分の主張(クレーム)には根拠(ワラント)があると意識しながら書く


この中でも、最近、もっとも気を付けているのが「再現性」です。

今後のアクションとしては、
A. 読者のストコーマを外す。
B. 全体像を固める。(全体像が途中で崩れることがある。書かなければとあせるけど、全体像をまずは固める。)
C. 英語の文章で、特にトゥールミンロジックを意識する。

最近1ヶ月で読んだ文章術の本の中では、とても勉強になる本でした。著者お得意のストコーマやゲシュタルトにからめる論理展開も、懐かしかったです。

書評「人生の教養が身につく名言集」出口治朗

2018-09-26 06:16:09 | 書評
類書研究の合間に、エッセイ集で読みやすい本を読んで、書き方の研究。出口さんの本は、歴史的な名著からの印象的な引用が多く、かつその解説がわかりやすい。他の著書で読んだことがある名言、話が多いですが、最後まで興味を持てました。

特に気をつけたいのは、
ー「偶然」を大切にする人が運がいいと呼ぶ

ー不幸を悔やむと、さらなる不幸が来る

ー言わなくてもわかる、はあり得ない

ー書評は大手三紙の書評を参照する

ー仕事をしている時間はせいぜい2-3割

ー運命の女神は、準備している者にだけ微笑む。そのためには自己管理と勉強


出口さんの本は説得力があって面白い。そこには膨大なインプットがあるからなんだな。インプットも怠らず頑張ろうと思いました。