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『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書』(西岡壱誠著)を読んだ

2018-10-17 12:26:21 | 映画評
編集者の方に「売れている新しい本を読んだ方がいいですよ」というアドバイスとともに紹介された本です。

この本、本屋でよく見かけた緑色の目を引く本いましたが、「また東大か」と思って、敬遠していました。そもそも、読書法とは、人生経験や仕事の経験も長い人が書くものと思っていましたので、東大の現役性が書いた本を読むという気にはなれなかったのです。

敬遠していた本ですが、編集者の方のおすすめで買って読んだところ、「この著者、すごい。」「こんな読み方があったんだ。」という驚きとともに、その、わかりやすい編集、まとめの仕方、論理の展開仕方がたいへん参考になりました。

この本の文章を読んで、本を書くにあたっては以下の点について留意すべきだと、気づきました。

•大切なことは何回も繰り返す。
•具体例を挙げて説明する。
•たとえ話を入れて、理解しやすいようにする。
•読者に語りかけるような、話を聞いているような親しみがわく。
•最後にキーポイントをまとめる。

売れる本を書くって、こういうことなんだ、とたいへん参考になったのでした。

本の内容(読書法)そのもについては、以下の気づきがありました。私には難しすぎる読書法(「クロス読み」など)もありましたが、私の今の読書法にすぐにもプラスアルファできる方法がいろいろ紹介されています。

•本の装丁からヒントを得る。(これは納得、プラス楽しい!)
•仮説を作りながら読む。自分だけの仮説を作ろう。
•著者のプロファイルを参考にしよう。(なるほど!)
•パラレル読み
で、「共通点」をさがし、「相違点」を考え、「相違点の理由」を考えて「多面的な思考力」を鍛える。(同時並行で読む、というのが新しい。)