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映画評『ミニミニ大作戦』

2020-05-26 21:06:00 | 映画評
爽快なカーアクション映画を観ました。原題がThe Italian Jobに対して、邦題はミニミニ大作戦。

この原題と邦題の差がすごいが、なぜミニミニ大作戦かというと、ミニクーパーを使っての争奪戦だからです。1969年の作品のリバイバル、当時の邦題をそのまま使っています。

ミニクーパーが大活躍。ロック中心のバックミュージックもいい。
ミニクーパーが主役のカーアクションというのが、可愛くてかっこいい。しかも音楽も爽快で、スリルもあるカーチェース映画でした。1969年の作品のリバイバル、当時の邦題をそのまま使っています。

主演のマーク・ウォールバーグを始めジェイソン・ステイサム、エドワード・ノートン、セス・グリーン、モス・デフ、ドナルド・サザーランド…と肉体派・演技派・個性派・大御所が勢揃いした贅沢なキャスティングも魅力で、オーシャンズシリーズのようなスター勢揃いの映画です。ヒロインを演じた紅一点シャーリーズ・セロンも魅力的な、家族で楽しめるアクションでした。



映画評『プラダを着た悪魔』

2020-05-19 16:00:14 | 映画評


コロナでステイ・ホーム、家族が観たいと言ったので、観た映画。つい15年前の映画ですが、もはや古典のような扱いの有名映画ですね。

この映画は、上演当時に観ました。そして、今、もう一度見て、気づいたのは、いかに、この映画がいろんな映画、テレビ・ドラマに影響を与えたか。ほとんど、この映画のパクリみたいな設定の映画、ドラマをいくらでも挙げられます。

その中で、この映画が特別なのは、メリル・ストリープが演じるミランダの、強烈すぎるキャラクターです。強烈なキャリア・ウーマンはいろんな作品に出てきますが、弱点や人間らしさもあるけど、まわりに支えられながらなんとか克服していくキャラが多いです。このミランダは、弱点も人間らしさもすべて忘れて仕事へのコミットメントとプライドが一番人生にとって大切だという信念のもとに生きるキャラ。やっぱり本家は桁違いだな、と感じました。

主人公はもともとファッション業界を目指していたわけではないけど、業界の中でミランダとの仕事にのめりこんで、大学時代の大切な人のことを忘れていく。大切な人とのすれ違いになることは、現実でも起こること。観ていて、つらくなりました。

パトリシア・フィールドが手がけたハイブランドのスタイリングは、私はあまり興味なしですが、『プラダ』がタイトルに入りファンっション紙を舞台にした映画にを華やかに飾っています。

やはり名作にはわけがあるんだな。久しぶりに見て思えた映画です。
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ローレン・ワイズバーガーの同名のベストセラー小説を映画化した、ハートウォーミングな女性映画。ゴージャスなファッション業界誌の舞台裏をコミカルにみせる。カリスマ編集長を貫禄たっぷりに演じたのは『クライシス・オブ・アメリカ』のメリル・ストリープ。助手役の『ブロークバック・マウンテン』のアン・ハサウェイと大物女優のやり取りもスリリングだ。続々と登場する一流ブランドのファッションや着こなしも必見。シネマトゥデイ


映画評『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』

2020-05-19 15:46:08 | 映画評


子供の視点で、現在のアメリカの社会問題、貧困問題を描いた映画。

資本主義の光と闇。闇の中で生活する親子。でも、そこに暗さは、全くないです。

やりたい放題の娘と、まったく仕事をせず詐欺とか違法なことばかりする母親。それでも、いつも笑顔で踊ったり歌ったりしている親子。
お互いのことが大好きな母娘。

めちゃくちゃやっている二人ですが、最後に、いくら詐欺をしていても、お金が無いので暮らしていけないという現実が。そこからの、親子の表情、行動が感動です。何かドラマチックなことが起きるわけではない。でも、親子仲良く笑顔でいること、それが魔法なんだな、と思える映画でした。

それにしても、こんな生活している人が少なからずいるんだな。かわいそう、とかそういうのではなくて、それが現実なんだな、と思い知りました。

言葉が汚すぎて、英語のリスニングの教材にはおすすめできません。
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全編iPhoneで撮影した『タンジェリン』などのショーン・ベイカーが監督・脚本を務めた人間ドラマ。フロリダで貧しい生活をしている母娘と二人を取り巻く人々の日常を、6歳の少女の視点から描く。主人公を子役のブルックリン・キンバリー・プリンスが演じ、母親役にベイカー監督がインスタグラムで発掘したブリア・ヴィネイトを抜てき。モーテルの管理人を演じたウィレム・デフォーは、第90回アカデミー賞助演男優賞にノミネートされた。シネマトゥデイ


映画評『さざなみ』

2020-05-16 16:10:43 | 映画評


結婚45周年を直前に控えた老夫婦の話。最後はどうなるんだろう、と思いながら、見ました。ひとつのきっかけで、揺らぐ夫婦の絆。はじめは全く動じていなかった妻の気持ちがどんどん変わっていくところが、見ものです。
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ベルリン国際映画祭銀熊賞受賞を筆頭に、各国の映画祭や映画賞で高い評価を得たヒューマンドラマ。結婚45周年を迎えようとする夫婦の絆と愛情が、ある手紙が届いたのを機に揺らいでいくさまを追い掛ける。メガホンを取るのは、テレビやショートフィルムで活躍してきたアンドリュー・ヘイ。『スイミング・プール』などのシャーロット・ランプリング、『ドレッサー』などのトム・コートネイが夫婦にふんする。ベテランである彼らが見せる妙演に加え、恋愛と結婚の違いを深く見つめた物語にも引き込まれる。シネマトゥデイ


映画評『ウォールフラワー』

2020-05-16 15:27:35 | 映画評

高校1年 主人公の青春映画。高校1年生の1年をつづった青春映画だけど、面白かった!

過去の家族の出来事や親友の自殺が原因で、発作が出る主人公。高校1年生になっても友人ができず、高校も全然面白くないな、と思っていたら、パーティーでウォールフラワー(壁の花)になっていたことがきっかけで、親友ができる。

その親友たちと過ごす1年間。それぞれの恋愛があったり、学校での先生とのやり取り、喧嘩したり、仲直りしたり、まさに、青春映画。
そこに、子供時代のトラウマが見え隠れして、そして、最後には病院でトラウマの原因が判明して、という話です。

面白かったなー。

エマ・ワトソン、ハリポタ・シリーズのハーマイオニーなんですね。どこかで見たと思った、目と笑顔が魅力的だと思ったら、ハーマイオニーか。

青春映画で大切なのは、音楽。そしてこの映画の中で一番重要なテーマが、David BowieのHeroesだったのも、良かった。最高の青春映画でした。
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『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』のローガン・ラーマン、『ハリー・ポッター』シリーズのエマ・ワトソン、『少年は残酷な弓を射る』のエズラ・ミラー共演の青春作。原作者のスティーヴン・チョボスキーが監督を務め、自身の小説「ウォールフラワー」を基に、思春期の青年の揺れ動く心情を繊細なタッチで映し出す。困難を乗り越え成長する少年の心象風景が観る者の心を強く揺さぶる。シネマトゥデイ