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映画 2017-33 羊たちの沈黙

2017-02-27 19:48:08 | 日記
解説  若い女性を殺害しその皮を剥ぐという猟奇事件が続発。捜査に行きづまったFBIは、元精神科医の殺人鬼ハンニバル・レクターに示唆を受けようとする。訓練生ながらその任に選ばれたクラリスは獄中のレクターに接触する。レクターはクラリスが、自分の過去を話すという条件付きで、事件究明に協力するが……。トマス・ハリスの同名ベストセラーを完全映画化したサイコ・スリラー。アカデミー賞の作品・監督・主演女優・主演男優賞といった主要部門を独占。allcinema ONLINE

こんなに有名な作品を今まで見なかった。。。観てこなかった。。。というのは、上映当時、あまりにも怖いという映画評が多かったため。で、意を決して観ると、やはりすごい。怖い怖いハンニバルを演じるアンソニー ホプキンスの怪演。過去の怖い経験から逃れるようにもがくジョディー フォスターの若々しく力強い演技。狂気の殺人鬼の連続殺人事件と並行して行われるハンニバルとクラリスのInterviewは一回一回、名勝負。予想通りに終わることはありません。すごい映画です。☆5つ。

映画 2017-32 麦子さんと

2017-02-27 19:38:38 | 日記
『純喫茶磯辺』『さんかく』など独特なセンスで注目を浴びる吉田恵輔監督が、構想に7年かけたハートフル・ドラマ。納骨のため亡き母の故郷を訪れたヒロインが、町の人々との交流を経て母の知られざる一面に触れ、それまでとは違う母に対する思いを抱いていく。声優を夢見るオタク女子の主人公に、連続テレビ小説「梅ちゃん先生」が好評だった堀北真希がふんし、兄役に『探偵はBARにいる』シリーズの松田龍平、二人の母をベテラン余貴美子が演じる。シネマトゥデイ

あらすじ
声優を目指して奮闘中の麦子(堀北真希)が、兄・憲男(松田龍平)と暮らすところに、かつて二人を捨てた母・彩子(余貴美子)が戻ってくるが、間もなく病のために、帰らぬ人となる。麦子は、納骨のため母がかつて青春を謳歌(おうか)した田舎を訪れると、町の人気者だった彩子に似ている麦子の登場に町の人々は活気づく。そんな彼らと交流するうちに、麦子は自分の知らない母の一面を垣間見ることになり……。シネマトゥデイ

堀北真希主演のドラマ。母との暮らしと、母の田舎での生活。自分の知らなかった母のことをいろいろ知って、母への素直な思いがこみ上げてくる。。特に、母の故郷でのいろんな人とのやり取りが秀逸。母の友達のミチルさん役に麻生祐未。とても微妙な心を、表情豊かに演じています。これを見て感じるのは、自分を含め、親をやっている人間には子供の知らない過去、青春があるということ。子供にはあえて言わない青春の中に、その人のアイデンティティーを作ったものがあるんだ。それに気づく子供もいるし、ほとんどの子供は気づかないんじゃないかな。良い映画です。堀北真希ちゃんも素朴な役をよく演じています。ということで☆3つ。

映画 2017-31 ぼくたちの家族

2017-02-27 19:03:08 | 日記
映画化もされた「ひゃくはち」の作家・早見和真の小説を、『舟を編む』などの石井裕也監督が映画化した人間ドラマ。母親の突然の病気をきっかけに、それまでバラバラだった家族に隠されていたさまざまな問題が噴出し、その後関係を見つめ直し家族が再生していくさまを描く。妻夫木聡と池松壮亮が、責任感の強い長男と家族に対して素直になれない弟という正反対の兄弟役で初共演。彼らの両親を、ベテランの原田美枝子と長塚京三が演じる。

あらすじ
重度の物忘れにより病院で検査を受けた玲子(原田美枝子)は、末期の脳腫瘍で余命1週間と宣告される。そして認知症のような状態になった玲子は、それまで話すことのなかった家族への本音をぶちまけ、長男・浩介(妻夫木聡)、次男・俊平(池松壮亮)、夫・克明(長塚京三)はうろたえてしまう。やがて経済破綻や家庭内不信など、ごく普通の家族に隠されていた問題が明るみに出てきて……。

以上シネマトゥデイ

これは素晴らしい映画。母親の病気をもとに家庭の問題がどんどん浮き彫りになり、子供たちやお父さんが動揺して、壊れそうになるが、、というお話。決して逆転ホームランや英雄が出てくるわけではないが、それでもぐっと家族を思って少しづつ自分のできることを淡々としていこうという姿勢が、泣けます。明るくてちゃらんぽらんな役をすることが多い妻夫木君が、とてもまじめな主人公を好演しています。これは、また観たい映画です。

☆4つ。

映画 2017-30 セイジ 陸の魚

2017-02-27 18:57:16 | 日記
辻内智貴のベストセラー小説を原作に、伊勢谷友介が『カクト』以来およそ8年ぶりにメガホンを取ったヒューマン・ドラマ。謎めいたドライブインの店主の男と、彼とその周囲の人々に惹(ひ)かれて店で働くようになった青年の触れ合いを通し、一筋縄ではいかない人と人とのかかわり合いが描かれる。『サヨナライツカ』の西島秀俊、『モテキ』の森山未來と新井浩文など、実力派、個性派が顔をそろえる。深遠なテーマを秘めたドラマもさることながら、雄大な自然美をあますところなくとらえた映像も魅力的だ。シネマトゥデイ

あらすじ
投げやりに就職先を決めて、自転車による一人旅に出た大学生(森山未來)。だが、その途中で事故を起こしてしまい、旧道沿いにあるドライブインHOUSE475に立ち寄る。寡黙ながらも真理を突いたことを話す店主のセイジ(西島秀俊)と、店に集うユニークな客たちに魅了され、彼は住み込みで働くように。これまでに得たことのない充足を店での生活に感じ、よりセイジのことを知ろうとその周辺を探っていたある日、思いもよらぬ事件が起きてしまう。シネマトゥデイ

森山未來が主演だったり、山奥を舞台にしていること、なかなか面白そうだな、と思ってみましたが、観終わって????とわからないところが多く、十分楽しめませんでした。ストーリーの骨格自体は良いのですが、小説にある細かい表現や出来事が割愛されているからだと思います。私にとっては、ちょっと残念な映画でした。☆2つ。

映画 2017-29 猿の惑星 ジェネシス

2017-02-24 21:01:06 | 日記
人間が高度な知能を持つ猿に支配される前代未聞の世界観と、衝撃的なラストシーンで話題となった『猿の惑星』の前日譚(たん)をひもとく話題作。現代のサンフランシスコを舞台に、1匹の猿の突然変異的な進化と自由を求める戦いが人類にとって脅威になっていく様が描かれる。『127時間』のジェームズ・フランコ、『スラムドッグ$ミリオネア』のフリーダ・ピントらが出演。『アバター』のWETAデジタルによる革新的なCGIにも注目だ。シネマトゥデイ

猿の惑星の前日譚でありながら、これも十分に楽しめる。ストーリート猿の特撮もすごいし、圧巻はゴールデンゲートブリッジでの戦い。迫力満点の娯楽大作。そして、ラストシーンには怖くも感動。ということで、☆4つ。