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『セミナー講師の教科書』(立石剛著)を読んだ

2018-10-28 09:56:02 | 書評
今年の8月、セミナー講師によるセミナーに参加しました。すでにセミナー講師をしている人向けの内容だったので、初心者向けの本を読みたいと思って、手に取りました。初心者向けを狙って書いた本のようですが、考え方、テーマの選び方、シナリオ作り、話し方からビジネスモデルまで網羅した、とてもわかりやすい実務書です。

この本からいただいた「気づき」は、
1)長く講師を続けるには、「自分自身がテーマのことを好きで学び続ける」ことが必要(第1章)
⇒好きなことでないと学び続けられるません。仕事の必要から苦しみながら身についたことは、受講生に役立つ情報として提供できますが、それを学び続ける、ブラッシュアップは難しいと感じました。

2)あなたにふさわしいテーマは、⓵体験 ⓶強み ⓷情熱の3つの視点を大切にテーマを選ぶ(第2章)
⇒体験がないことに強みがある、というのは少ないと思うのですが、体験しても強みでないことはたくさんある。その両方を兼ね備えつつ、情熱もあるテーマを選ぶ、ということです。私はようやく、見つかってきました。

3)4つの視点(「誰に?」「どんな悩み?」「何を教える?」「どう変われる?」)をかけあわせるだけでテーマは無限に広がる (第2章)
⇒かけあわせで無限に広がる というのが、とても印象的で、この本を読んで得た、一番の気づきです。

4)8つのビジネスモデル 
⇒私は講師で儲けようと思っているわけではありませんが、「講師エージェントモデル」「オーディオ教材モデル」「勉強会主催者モデル」には興味を持ちました。いずれもちょっと先の話かな、という印象はあります。

講師セミナーにチャレンジされる方については、テーマ選びから長期的な方向性まで網羅した、とても分かりやすい本だと感じました。2年後にもう一度読んだら、また新しい気づきがあると思いました。



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