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6月23日開催のTOEIC 公開テスト 結果報告

2019-07-29 07:49:54 | TOEIC
結果報告がとても遅くなりました。出版の企画やらなにやらで、とても忙しくしていたためです。

985点

6月23日に受験したTOEIC L&Rのスコアが出ました。TOEIC L&Rの満点は990点なので、あと1問で満点でした。

応援してくださった皆様、ありがとうございました。

昨年の12月半ば、90日・独学で結果を出す私の勉強法を検証するために、TOEICの勉強を始めました。

3ヶ月後の3月11日の試験で945点(Listening 450,Reading 495)。

その3ヶ月後の6月23日の試験で985点(Listening 495, Reading 490)。

2回目の6月23日の受験に際しては、イベント「朝活!6月23日にみんなでTOEICを受けよう!」(全5回)を開催させていただきました。(メンバーの皆様、ありがとうございました!)この朝活の中でご説明するために、私の勉強法や試験への取り組み方をいろいろ体系化しました。

TOEIC900点を超えてからのスコア・アップは「修羅の道」とも言われており、何年も足踏みする人が多いと言われています。朝活イベントで自分のやり方を一度体系化できたことが、成功要因の1つだったと考えています。アウトプットと情報発信の力を実感しました。

資格試験全般の勉強法の検証を目的に20年ぶりに始めたTOEICの勉強ですが、楽しくなってきました。TOEICに特化した勉強会の開催や情報発信も行っていきたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

書評『遠慮しない生き方』(鳥居祐一著)

2019-07-29 06:15:51 | 書評
遠慮しない生き方 鳥居祐一

今一度、自分の方向性を確認したくなって、パーソナル・ブランディング・コンサルタントの鳥居祐一さんの本を読みました。




自分らしく生きる「遠慮しない生き方」を書いた本です。

遠慮しない生き方とは、

自分らしく生きることであり、
健全なずうずうしさで人と付き合うことであり、
富と幸せを求めること
自分をアウトプットすることです

それぞれについて、1章を割いて、エピソード豊富に説明しています。

何点か、気づきを与えてくれた言葉を紹介します。

「図々しい自分らしさをとことん尖らせて100パーセント発揮すれば、必ずファンが出てくる」
という言葉が印象的。

自分らしさを尖らしてオンリーワンにすることの重要性が書かれています。人をお手本にするだけでなく、自分らしさを尖らしていくことの重要性が書かれていてい、自分の今行なっていることが間違っていないんだ、と自信を持てました。


「ロールモデルとなる北極星のような人を探す」

自分のブランディングには、ロールモデルが大切。その人を探して、どんどんアタックすることをすすめいています。メルマガに登録する、本を読む、いろんなかたちでロールモデルに接することができますが、フェース・トゥー・フェースで会えるセミナーや懇親会を最大活用したいと思います。

「お客様の感謝と笑顔をどんどん引き出す努力」

お客様の価値、ベネフィットを考えて本を書いたり情報発信しているけど、なかなかうまくいかない。ここで、「お客様の感謝と笑顔」という言葉が、とても大きな気づきを与えてくれました。

この情報を発信したら、お客様は笑顔になるかな、と考えればいいのですね!

アウトプットが流行語になり、ますますアウトプットの大切さが強調されています。樺沢紫苑先生の大ベストセラー『アウトプット大全』がアウトプットの基本書であり原書であり、アウトプット・ブームの火付け役です。

学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books) 樺沢紫苑

鳥居先生の本は、パーソナル・ブランディングとは何か、そのためにどのようなアウトプットをすればいいか、に特化したアウトプットの本。パーソナル・ブランディングで自分らしく生きてお金も儲けたい人にとって、必読の書だと思います。




新版 ずっとやりたかったことを、やりなさい。 (ジュリア・キャメロン著)

2019-07-13 10:35:55 | 書評



資格試験と関係ない本です。「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」--創造性を取り戻してやりたかったことをやるためのてきすとぶっくであり、ワークブックです。

12週間通して1章ごとにワークする。そして、毎日、モーニング・ページという自分の意識を振り返るノートを書き、週に2時間、アーティスト・デートという自分の内なるアーティストとのデートを楽しむ。これに加えて、毎週6-10個の、ワークがあります。

そう、創造性を取り戻すのは、簡単ではないのです。
とはいえ、毎週2時間くらいでワークはこなせると思います。

アーティストにより、創造性を取り戻すためのワークブック。3か月の創造性を取り戻し創造的に生きるための本。私はすぐにワークを始められるわけではありませんが、モーニング・ページとアーティスト・デートは部分的でも生活に取り入れたいと思います。

『超高速暗記術~資格試験に忙しくても一発合格! 』 (鬼頭政人著)

2019-07-13 09:20:04 | 書評
開成→東大法学部→司法試験合格、弁護士でオンライン資格試験サービス「資格スクエア」を主宰する鬼頭さんの本です。資格試験の勉強法について、複数本を書いている著者で、主張は一貫しています。この本は、「暗記術」をタイトルにしていますが、資格試験勉強法全般の本です。やや暗記について重きを置いて書いた資格試験勉強法の位置づけでしょうか。

同じ著者の資格試験勉強法の本に『資格試験に「忙しくても受かる人」と「いつも落ちる人」の勉強法』がありますが、構成はとても似ています。「受かる人」と「落ちる人」の典型的な勉強パターンを対比して、その後に、説明やエビデンスを示すという構成です。

この本では、
〇 受かる人はXXXXXX
Ⅹ 落ちる人はXXXXXX

というかたちで、45の節、秘訣を挙げています。イメージがわきやすく、どこからでも読みやすい本です。

私の勉強法とは、基本的なベースとしては、似ている点が多いです。ただし、細かい点、各論では、違う点が多いです。なかでも、暗記術に関連する説明の中で、以下を取り上げている点は珍しく、とても説得力があると思いました。もちろん、わたしも著者と同じ考えであり、「受かる人」のやり方をしています。

1)受かる人は素直に暗記に取り組む
資格試験に合格している人に限らず、仕事ですぐに成果を上げる人の共通点は、「素直である」ことです。成功している人、うまくいっている人のやり方を「素直に」実行している人です。

いろいろ理由をつけて、教えてもらったとおりにしない。それでは、うまくいっている人のやり方を十分に取り入れることができません。

やらない理由を考えず、素直に取り組む。

これが、まず大切だと思います。

2)まず知識の枠組みを作る
私は拙著『中小企業診断士1次試験 科目別合格戦略』の中で、診断士1時7科目のフレームワークを示しています。過去問を解いて、覚えることを整理して理解を進めるにしても、そのためには、科目のフレームワークを理解することが必要です。

著者も、暗記をする前に知識の枠組みを作ることの大切さを説いており、とてもわかりやすく解説しています。

3)受かる人は、毎日ノルマに少し届かない
毎日ノルマを達成しているということは、自分の限界まで挑戦していないことです。よって、自分の限界と思えるより少し上のところに目標、ノルマを置いて取り組むということを、分かりやすく解説しています。

わたしも同じ考えで、短期的な目標につていはストレッチを入れることを勧めいています。著者の筋トレとの比較はとてもわかりやすく、さすが資格試験についていくつも本を出版して、かつ、資格スクエアを主宰しているだけあるな、と思いました。

この本は、膨大な暗記をする資格試験の受験者にとって、一番参考になると思います。法律系、ビジネス系の国家資格などが、ぴったりはまるでしょう。英語資格については、著者本人があまり取り組んだことがないこともあり、あまりユニークなノウハウは紹介されていません。それでも、勉強への取り組み方、基本的な暗記の仕方については、勉強になると思います。

表紙はマンガの絵で、各章の冒頭にTOEICを受験する先輩と後輩のおはなしが入る等、ソフトな点もありますが、内容は骨太の資格試験勉強法の本です。

これから資格試験を受ける人、すでに勉強をはじめており、自分を奮い立たせようとしている人、いずれにも役に立つ本だと思います。おすすめです。

書評『TOEIC L&Rテスト スコアアップの奥義』(早川幸治著)

2019-07-07 08:53:21 | 書評
TOEICのテスト対策の本をいくつも手がけ、講義を行なっている売れっ子TOEIC対策英語講師の早川さん(ニックネームはJay)のTOEIC対策の本
を読みました。

自分の考えるTOEIC対策と比較しながら、読んでいきましたが、副題に「テクニックを超えろ!」と書かれている通り、いったんテクニックを外して英語として聞くことを勧める、これまでにないTOEIC対策本でした。

特に共感できる点は、リスニングのパート3とパート4、質問文と選択肢の先読みをするあまり、リスニングで流れる会話の内容が頭に入っていないのでは?という問いかけです。

とにかく設問に答えることだけに集中しすぎるあまり、会話の内容を理解していないのでは、という読者への問いかけですが、なるほどな、と思いました。

私も、心当たりがあるからです。

その対策として、著者のJayさんが7章 本物のリスニング力を高めるための学習法 で勧めているリスニングの方法が、次の通りです。

①Part3、4の会話文、スピーチを聞く
②会話やトークの内容を思い出して、口頭で、または頭の中で話の展開を説明する。


いったん、「先読み→リスニング」という対策を外して、素直に自分に関する会話であるかのように聞いて、要約する。

実際に、公式問題集のPart3、4でやってみました。

話の展開を理解できていない時が結構あるな!

というのが、私の素直な感想です。
そして、この聞き方をすると、会話本来の内容がわかるな、と思いました。

この方法のリスニングでは、細部については聞き逃すことがあり、設問全てを正解することは難しいかもしれません。

それでも、「会話の展開と内応を理解する」というコミュニケーションとしてのリスニングの基本にたちもどるJayさんの勧めるこのリスニング方は、多くの気づきを与えてくれました。

今後、公式問題集のリスニング問題について「聞く→話の展開を説明する」エクセサイズをやってみたいと思います。

この本では、この他にも、単語の覚え方やリーディングについても、他のTOEIC対策本には無いようなユニークでわかりやすい奥義が書かれています。

TOEIC試験を何度も受けているけどスコアが上がったり下がったりで一進一退している受験生の方に、特におすすめです。