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『超「高速」勉強術 ――努力のムダ、時間のムリ、成果のムラがなくなる!』(椋木修三著)を読んだ

2018-10-16 12:44:23 | 書評
何が自分の記憶に関する成功要因(資格試験)で、何が記憶に関する失敗要因(大学院での研究がうまくいかなかった)のか、成功要因・失敗要因を分析しよう!そう思って、手に取ったのが、記憶の達人として著名な椋木さんの「超「高速」勉強術」」です。


この本では、記憶を中心とする勉強の仕方について、その心の持ち方、姿勢、潜在意識から変えていく、ということをわかりやすく説明しています。いわゆる記憶のテクニックに関する記述は10パーセント、残りは記憶に入る前の、目的意識、潜在意識といったベースについてわかりやすく説明しています。


成功要因、失敗要因をさぐりながら読み進めました。カッコ内は私の成功要因・失敗要因分析です。

・無理に「集中しよう」としなくても、目的意識をしっかり持てば、いやでも集中できるように脳はできている。
(資格試験の成功要因。大学院時代の失敗要因)

・一夜漬けは「時間設定法」でやれ
(これは、学生時代から必ずやっている。いつでもやっている成功要因)

・整理されたものは、おぼえられる。記憶術は整理術。(資格試験の成功要因。大学院時代の失敗要因)


・記憶は5回目で定着する。
(資格試験の成功要因。大学院時代の失敗要因)

・自分の願望が叶ったイメージを描く「結果先取り法」(資格試験の成功要因。大学院時代の失敗要因)

読み終えて、椋木さんのやり方は、驚くほどの真新しさありませんが、これをいろんな勉強で継続して行うのは難しい、という感想を持ちました。今の私が勉強していることを記憶する際に、大いに参考にしたいと思います。

『中小企業診断士試験にラクして合格するコツ』(嶋津有理・長谷川祐編著)を読んだ

2018-10-16 12:31:46 | 書評
平成24年合格の中小企業診断士士の4人が分担して書いた診断士合格のコツ。同友館から2013年に発行された本です。

何年もかけて合格した経験からの、時間、空間、心のマネジメント、ご自身やご友人の経験をベースにしていて、受験者の方々にはとても励みになります。


一次、二次別の勉強法が書かれていて、読者にプレッシャーをかけず「諦めず頑張りましょう」と語りかけるような優しい本です。


いくつか印象的な記述です。

•受験は年間プロジェクトだー1次試験の時から2次時試験の勉強も含めた計画づくりをする
→この視点は、私は欠けていました。アドバイスするときは、この点を踏まえさせていただきます。

•財務、会計に勉強は、家に帰ってから夜の時間に毎日するようにしていました。体で慣れる「体育会系」科目と考え、毎日欠かさず行うことで頭の筋肉を鍛える方法をとりました。
→そんなに財務、会計はたいへんだったかな。人によって、得意不得意があることを、再確認です。

•一旦決めたら、そのテキストを最初から最後まで使いつくす。同友館のeLearning「これ短」もおすすめ。
→最後まで一つのテキストを使い尽くすことは定石。ただし、最初にテキストを間違わないようにするのにはどうしたらいいか?

•テキストをさらっと読み、すぐに過去問にあたる。わからなければテキストに戻り、テキストを辞書のように使う。
→まったくそのとおり。

•ストレスコントロールの方法:お香、写経・座禅、笑う
→お香っていうのがいいな!と思いました。ストレスコントロールというと、「自己肯定感をあげる」とか、「物事のとらえ方」についてアドバイスをする本をよく見かけますが、この本では、「お香」などストレス解消のために具体的なアクションを行うことで解消する、その視点がユニークだし、真似してみたいな、と思いました。