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『「3か月」の使い方で人生は変わる』(佐々木大輔著)

2018-10-20 08:46:28 | 書評
「3か月」という金色の文字が目立つ表紙で、書店に山積みされている本。2018年7月初版で9月に第6刷発行。売れています。freee創業者で代表取締役 佐々木大輔さんの本です。アカデミーヒルズのイベントで時間術について講師をされたときのスピーチをベースにしています。私は、資格試験という分野で、3ヵ月という期間を一つの区切りとして考えています。また、時間術も専門分野であるため、たいへん期待して本を読みました。

最後まで読んで、時間術について詳述している本ではなく、「3か月」をキーワードにしつつ、仕事の取り組み方、テーマの選び方、目標の設定し方など、ひろく仕事の仕方について書かれた、実体験エピソードの詰まったビジネス書、という感想を持ちました。グーグルやfreeeにおける実体験に基づいており、また、自分がワクワクすることをする、世の中にインパクトのあることをする、という著者のポリシーが貫いており、終始一貫した仕事観に強い好感を持てる本です。

この本を読んでの私の気づきは、
1.なんで「3か月間」なのか。
⇒この本では、著者の小学校5年生時の経験、アルバイト時代、グーグル時代に3か月で成し遂げたエピソードがでてきます。私も3ヵ月は一区切りとして目標管理、時間管理をしており、共感できました。

2.長期的なゴールは「世の中にどれだけ貢献できるか」

3.「自分のやっていることは明らかに意味がある」という強力なストーリーに人は共感し、つき動かされる
⇒ 自分は「自分で自分のストーリーを作ることにより、自分をモチベーションしている」ことに気づきました。

4.「深い思考」をするための3時間
⇒長期的なゴールについて考えるために定期的にまとまった時間をとる、ということです。本業の仕事でできていないので、月に1回くらいは2時間くらい時間をとって、長期的なゴールについて考えたいと思いました。

「3か月本」として興味を持って読めただけでなく、面白く読ませていただきました。