The Phantom of the Opera / Gaston Leroux

ガストン・ルルー原作「オペラ座の怪人」

買いたい

2007年12月09日 | 映画について

買ってまで所有した言って言うのはやっぱグルヌイユが好きだからなんだろうなぁ、と自己分析。

グルヌイユ自身と言うか、プラム売りの少女が好き、という「切なさ」が心をとらえてしまって後の殺人というのは二の次に・・・。

ま、これはクリスティーヌが好き、という「切なさ」が心をとらえるエリックとも同じですね。

 

 

 

こんなところからですがいつも拍手をありがとうございます。ペコリ。本当に励みになっています。
まだまだ「オペラ座の怪人」には夢中ですので別館が落ち着きましたら、本館の原作系も頑張ろうと思っています。

 


パフューム

2007年12月09日 | 映画について

やっぱりDVD買うかなぁーーーー。原作も。

パフュームの素晴らしい二次創作を読んだら、さらに深みに。

もともとDVDは二回見て、よく意味が分らないながら気に入っていたのですがグルヌイユの切ない表情とかまた見てみたい。

そんな彼が、芳しい香りゆえにプラム売りの娘を殺めてしまう場面には、倒錯的なエロスが匂いたつ。

彼は、まるで砂漠のなかでわずかな水を見出した者が、それを最後の一滴まですくい取り、飲み干そうとするかのように、娘の肉体が発する香りを嗅ぎ尽くす。

そういう動作、表情が素晴らしい。

 

音楽はベルリン・フィルだそうです。映像は豪華です。年老いた貴婦人の化粧した顔やドレスにはうっとりです。

 

家族と見ていて、家族は全編酷評していたのですが私は好きだなぁ。

 

パフューム ある人殺しの物語

 

 

 


お知らせ

2007年12月09日 | オペラ座二次
どうにか別館更新できました。第46話です。
ホッ・・・。


でも内容は・・・・色気も幸せも全然なかったり。

で・・でも個人的には腹話術と言う書きたかったネタだったので後悔はないのですが・・・。



そして今日の朝の夢はガストン・ルルーに「Gaston Leroux」ってサインをもらう夢だった。マニアらしい夢ですね。


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「パフューム」を見ました。
好みの映画でした。18世紀のパリですし、興味深かったです。

しっかし汚い・・・。パリの猥雑さ、と言うか汚さの描写がねちっこくてよい。
そのカメラワークは「リバティーン」の”汚いイギリス”よりも凄まじく、汚濁の中へ中へと引きずり込みます。

どういう訳か、天上への、清浄さへの激しい希求とともに汚濁嗜好というものがヨーロッパにはあるのかな、なんて思いました。

キリスト教的な土壌で、二元論的に生きているのかもしれない。