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The Phantom of the Opera / Gaston Leroux

ガストン・ルルー原作「オペラ座の怪人」

パフューム

2007年12月09日 | 映画について

やっぱりDVD買うかなぁーーーー。原作も。

パフュームの素晴らしい二次創作を読んだら、さらに深みに。

もともとDVDは二回見て、よく意味が分らないながら気に入っていたのですがグルヌイユの切ない表情とかまた見てみたい。

そんな彼が、芳しい香りゆえにプラム売りの娘を殺めてしまう場面には、倒錯的なエロスが匂いたつ。

彼は、まるで砂漠のなかでわずかな水を見出した者が、それを最後の一滴まですくい取り、飲み干そうとするかのように、娘の肉体が発する香りを嗅ぎ尽くす。

そういう動作、表情が素晴らしい。

 

音楽はベルリン・フィルだそうです。映像は豪華です。年老いた貴婦人の化粧した顔やドレスにはうっとりです。

 

家族と見ていて、家族は全編酷評していたのですが私は好きだなぁ。

 

パフューム ある人殺しの物語

 

 

 


シベールの日曜日

2007年11月06日 | 映画について

あらすじ

戦争中パイロットだったピエール(ハーディ・クリューガー)は戦線で少女を射殺したと思いこみ、それ以来、みずから激しい戦に加わり、墜落のショックで彼は記憶喪失性となってしまう。
恋人マドレーヌ(ニコール・クールセル)の愛情も、友人である芸術家カルロスの友情もピエールの孤独な心を救えずにいた。

失った記憶を求め、町をさまようピエールは、ある夜、父に連れられ泣く泣く寄宿学校を訪れる少女に出会う。少女は父親から見捨てられ寄宿学校に入れられるところだったのだ。

“フランソワーズと名乗る幼い少女―――「でも違うの。本当はとても綺麗な名前よ。教会の鐘の上の鶏をとってくれたら教えてあげるわ。」2人は日曜日ごとに逢うことを、約束した。



二人は日曜日ごとに会い、互に孤独な二人の間には汚れのない愛情が生れていった。
日曜日は二人にとって貴重な時間となったが、この日曜日を守るために、彼等は周囲に嘘をいわねばならなかった。マドレーヌもこの嘘に気づき心配して後を追ったが、池の畔で遊ぶ二人の姿は汚れのない美しいものだった。

ピエールと少女は父と娘として装ってきたが、そんな嘘はいつまでもつづくはずがなかった。
クリスマスがやってきた。いつものように二人は池の畔で楽しいクリスマスイブを過ごしていた。

ピエールを唯一の友人と思っている彼女は、はじめて本当の名前は「シベール」(異教的、という理由で名乗れなかった。神話の女神の名前)だと告げるのだった。

一方、マドレーヌはピエールの不在に気づき相談相手の医師ベルナールに助けを求めた。
ピエールを頭から変質者扱いにしている彼は早速警察に連絡してしまう。
警察もベルナールと同じく父親でもない男が少女と恋人同士のようにしているのに少女の危険を感じた。警官達は二人の楽しいクリスマスの現場に踏み込んできた。彼等はピエールを銃殺してしまうのだ。

シベールは池の畔でいつまでも泣き続けた……。ピエールもいなくなった。シベールはまた一人ぼっちになってしまったと。


 映画の最後、二人だけでクリスマスパーティー。

そこで、少女は言います。

「クリスマスプレゼントをあげる。 私の本当の名前をあげる。私は今、フランソワ―ズって呼ばれているけど、 本当の名前はシベールっていうの。シベールっていうのは大地の女神様の名前なの。 これをあなたにあげる」

主人公にマッチの箱を差し出す少女。その中に入っている紙には「cybele」と…。

この少女は、主人公を心から愛していて、何も上げられない中で、自分の一番純粋なもの、 「私の名前」をあげる。



ラスト、射殺されたピエールの元で、シベールが 「もう私には名前がないの。もう私は誰でもないの」といって泣くらしいのです。



見たわけではないのですが、憧れの映画です。

 

 


悩む・・・

2007年11月05日 | 映画について
「ベオウルフ」って中世イングランドの物語?


どうしてか私は勝手に北欧が舞台だと思っていました。
ああああ、あの船といい、衣装、背景と言いツボ。もちろんバトラー氏も素敵です。


ちょっと船もヴァイキングぽい?衣装も毛皮があしらわれているのが良いです(^^)


「ヴァイキング」→「ノルマンディー」→「ルーアン(エリックの故郷)」→
「原作エリック」



湖(?)に舟が浮かんでいるなんて原作チック♪



「ひとりの王様が小舟に座っていました。その小舟は、きらめく瞳さながらノルウェーの山中にぽっかりあいた静かな深い湖に浮かんでいました・・・」



p85の箇所ですね。この写真だといくらなんでも寒々しすぎるだろう、しかも湖か分らないとも思ったりしますが・・・。

これを書きながら、次に続く「小さなロッテ」の箇所も読む。
どうしてクリスティーヌってこんなに可愛いんでしょうね♪


今月は早期割引でお歳暮も贈っちゃいたいし、金欠だったり・・・。買うかどうか悩んでます。
「キルヒャー」は当然中古で買ったのです。
話題が貧乏くさい・・・


中古ビデオ 200円

2007年10月17日 | 映画について
レンタル・ビデオ屋に行くなり「中古ビデオ 200円」という張り紙が目に飛び込んでまいりました。

映画好きの私にとって安く好きな作品を入手できるチャンスですから、色々見て回っていくつかゲット。


今回は


「ファントム・オブ・パラダイス」(ま、ファンなので資料として)
「本当のジャクリーヌ・デュ・プレ」(エマ・ワトソン演じる天才チェリストの物語)
「マレーナ」(モニカ・ベルッチ主演のあまりにも悲しい物語)

でした。


(これで「ベティ・ブルー」や「ピアニスト」があればよかった。「ある貴婦人の肖像」もあったのですがやめました。同じ監督作品で「キャリントン」なら買ったと思います)




腐女子のくせに結構女性が主人公の物も見ているのだな・・・と自己分析。と言うか女性物ばかりという気も・・・。
「アドルフ――惑い」「王妃マルゴ」「カミーユ・クローデル」もいい。「王妃マルゴ」は現在定価以上の値段で買えません・涙。




◆私的理解不能すぎる映画◆


「ドッグヴィル」「ダンサー・イン・ザ・ダーク」「奇跡の海」の三作はどうも何がいいのか分りません。しかも全部同じ監督だったり・・・。

「ドック・・・」「奇跡・・・」は嫌いな人も多いと思うのです。
(見ればわかりますよ)
「ダンサー・・」はよく「感動しました!」言う感想も聞きますし、映画館でポストカードが何種類も売っていて、普通に日本の田舎でも愛されているらしいのですが、今一つセルマの魅力が分りません。





「サムライウェスタン・ジャンゴ」

2007年09月16日 | 映画について
予告からすっごく見たかったのですが行ってきました。

時代設定も時代考証も滅茶苦茶なのですが見ていて、もの凄く面白かったです。あの滅茶苦茶がツボでした。

タランティーノも出演していたとか?分りませんでした。




そして特筆すべきは「義経」!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


すっごい美形でした!!!!

きっれいな完璧な顔でクラクラ。「ハンニバル・ライジング」のギャスパー・ウリクル、キアヌ・リーブス並みです、管理人的な美意識では。


あ、ゲイリー・オールドマンも大好きだけど、彼の場合は好みの顔立ちだけど性格の方が好き。←「レオン」「不滅の恋人」「ドラキュラ」の役柄からのイメージ。



タランティーノかぁ。久しぶりに「ナチュラル・ボーン・キラーズ」とか見てみたいです。


フォルカー・シュレンドルフ監督の「魔王」DVDを買いました。でもまだ見ていません。
「善き人のためのソナタ」「ナポレオン」「ファントム」(ドラマ)、「アッティラ」とかまだ買って見ていない。

そのくせ「不滅の恋人」「ドクトル・ジバゴ」「ピアノ・レッスン」「シャイン」はしょっちゅう再生。これはBGMがわりとして「聴いている」DVDなのです。






そういえば「オペラ座の怪人」が再上映だなんて嬉しいですね。
片道二時間かけて行くかはまだ分りませんが、やっぱり大画面は絶対いいに決まっています。

以前わざわざ交通費と時間をかけて見に行って感じたのは「来てよかった!!!!!!!」でした。そして「ホームシアター欲しいっ」って思いましたもの。


細かいところもよく見えるし、巨大ファントムはセクシーでクラクラ。音も臨場感もあって全然家で聴くのと違うし、「MOTN」を聴いて悶絶し、こっそり泣きたいです。

時間があれば・・・





「ディア・ハンター」

2007年09月14日 | 映画について
また、しつこくロシア的な話題だったり・・・。
「ディア・ハンター」を見たこと事のある人だけどうぞ。 


映画を見ていると主人公たちはアメリカ人ですけれども、ロシア系の人たちらしいです。
結婚式でも教会はロシア正教風で、ダンス・パーティのシーンではロシア民謡も流れてきます。

つまりアメリカのロシアの血を持った人たちが戦争に駆り出されていったわけです。
また、ベトナムの兵士は旧ソヴィエト(ロシア)の支援していた国の兵士。
つまり「アメリカ」対「ベトナム」という図式は、裏を返せば、実は当然ながら「アメリカ」対「旧ソ連」という関係になるわけです。代理戦争と言うのでしょうか?
「ロシア」の血を持った人間が、強制的に「ソヴィエト(ロシア)の支援する北ベトナムの兵士」と戦わなければならなかった物語とも見えてくるのです。


この映画の持っているやりきれない悲しみのようなものは、もしかしたらそこにも込められていたんじゃないかと思ったりするんですね。

最初の鹿狩りのときに、優れたハンターは一撃で鹿をしとめるというようなことを主人公が言いますが、その一言が何度も弾を込めて撃ち合いをする最後のロシアン・ルーレットのシーンにもだぶりました。

何度も何度も強烈な死を味わうと言う、狂気へ導く無慈悲な極限状態との対比なのかも、とも思いました。

もちろん大国に翻弄・蹂躙されるベトナムの悲劇と言うのも考えなくてはなりません。


映画の好み

2007年08月06日 | 映画について


今日お友達サイト様に行った。
「今日見た映画」の中に「Ⅴ フォーヴェンデッタ」「王は踊る」が入っていた。

なんだか重なると嬉しいものです。


「善き人のためのソナタ」DVDを買いました。上映した時は地方に住んでいるため見逃した上に、内容はよく分っていません。ベートーヴェンのピアノ・ソナタ「熱情」とか「軍人」で決定。


「戦場のピアニスト」「ショーシャンクの空」「不滅の恋人」「シャイン」も大好き。

「海の上のピアニスト」のティム・ロスも素敵♪


猫情報


拾ったロシアンブルー(メス)は酷暑の中、毛皮を着て頑張って生きてます。

アメショー母子はいつの間にか、納戸に移住してました。くわえてった・・・。


母猫は基本的に私の部屋にいるのですが、ロシブルを見ると「シャーーーーーー」と威嚇しています。父猫の目つきは怪しい・・・。


ロシアの猫なら気合入れて名前をと思っていたのですが「ほこり」って呼んでます。
本当ならまだまだ甘えたい時期。アメショーの子供達はかいがいしく母猫に世話され、甘やかされてます。

でねぇ、やっぱり母猫の夢を見ながら「ちゃぱちゅぱ」行動しています。「もみもみ」行動とか。「頭すりすり行動」とか・・・。


ウサギも「頭すりすり」は大好きです。毎日スキンシップは欠かせません。体中なでてあげて、頭もすりすりマッサージ。
目を細めて、耳をぴったり背中に押し付けて「至福」の表情をしているのは可愛いです
ウサギはスキンシップが足りないと死んじゃうらしいですよ。



・・・・。だって埃みたいな色をしてるんですもの。


ものすごーーーーーーく甘えん坊です。


ハリーポッター

2007年07月24日 | 映画について

シリアス・ブラックとハリーって・・・・?

で・・出来てる?なんだか見送りに犬になってまで・・・とか色々萌え場面にみちていましたぁ。


スネイプ先生も可愛いですよね。色々と(^^)


ベラトリックス・レストレンジって「キャベツスープ」(チャリチョコのお母さん役)と人ですよね?「眺めのいい部屋」の時はすっごく綺麗だったです。(この映画にダリオ・アルジェント監督「オペラ座の怪人」のファントム役のジュリアン・サンズも出演)



リーマス・ルーピン先生ってどうもアニエスカ・ホラント監督の「太陽と月に背いて」の印象が強すぎて強烈なホモオーラを感じます。でも年取ったね・・・。ディカプリオとホモホモしていた時は若かった。


不思議ちゃん、ルーナ・ラブグッドの髪の毛は原作クリスティーヌだった!!!すごく綺麗でした


・・・なんだか大した感想が書けませんね。

明日あたり「炎のゴブレット」買いに行こうと思います。


300

2007年06月20日 | 映画について
拍手お礼

10回とはすごいですね!管理人まだ一回です(^^;
見れば見るほどはまる!と某サイトマスター様が言ってましたが、やはり見る毎に「堕ちていく」のでしょうか?

ジェリーの目力は「オペラ座の怪人」の時から凄いなって思ってます。綺麗な目でした。

拍手御礼

2007年06月19日 | 映画について
天使様たちへ

王様に拍手ありがとうございます(^^)
「変態チック」などと、私の絵はともかく鍛えられた肉体は美ですよね。身長が高いからなおさらいいのでしょう。
スパルタ兵のマントの落ち感がいいです。しかも重いマントをバサっと!


「筋肉フェチ(細身限定)」
管理人は筋肉フェチではないのですが、精悍な肉体は好きです。

「300」はすでに武器と化した肉体のぶつかり合いが美しく、見ていて一種のカタルシスを感じます。

また見たいです!


コメントありがとうございました。励みになります!




300

2007年06月17日 | 映画について



ジェリーには似てません。
[300」鑑賞記念にレオニダス王。


カチューシャしてるんですね、王様(^^)



いつ二度目の鑑賞になるかカレンダー見て考え中。


オラクルは異常に美しいし、ペルシャ王はあとをひく気持ち悪さだし、ペルシャ軍あらゆる意味で面白すぎ、かつツボ過ぎ。







300 見てきましたッッッッ!!!

2007年06月09日 | 映画について
うぉぉぉぉぉ!!!
かっこよかったぁぁぁ。ハァハァ。

映像もキビキビしていていたし、やっぱり戦闘シーンは興奮しますね。

レオニダス王も素敵。

いやっ、ペルシャの王様・・・・キモ・・。



色々語るとネタバレになるから書かないけど、やっぱり映画館で見るべき!!!



「久しぶりに『オペラ座の怪人』を見るぞっ!!!!」と言う王・・いや・・娘の一声で映画鑑賞会。


「ふわ毛カワユス!!!!」←支配人萌えの娘




「お母さん、クリスティーヌが歌うよっ!!」



ありがとう。わかってるなぁぁぁぁぁぁ、娘は。
あ、ファントムも好き。



「THINK OF ME」とか礼拝堂の場面の歌は心が揺すぶられますね。


ってか「MUSIC OF THE NIGHT」・・・ふふふ、良すぎっっっ!!!!








パイレーツ・オブ・カリビアン

2007年05月27日 | 映画について
んにゃ~エリザベスとウィル・・・良かったです。最後感動しました。

エリザベスに迷いが生じて変な展開にならなくてよかったです。



相変わらず息もつかせぬアクションにワクワクしっぱなしでした。

ジャック・スパロウもかっこよかったです。ノリントンもぉぉぉぉ、いやネタバレになるのでこれ以上言いませんが。


最後のクレジットが音楽とともに流れ出して立ち去る人がいましたが最後まで落ち着いて見てくださいね。

いつも慌てて帰っていてDVDで見逃した部分に気づくほど悲しいものはありませんからね・・・。





そういえばシンガポールの海賊の手下が水の中をシュノーケリングしている場面では、原作エリックを思い出してしまいましたよ。

フィリップ兄さんなど湖の家に近づいた者に水中から忍び寄り、水の中に引きずり込んで殺す・・・というやつですね。


はっきり言うと口から管のようなもので呼吸しながら水中に潜んでいるわけです。


・・・・・いやぁ、管理人の「音楽の天使」ドリームをことごとく破壊してやまないんですけど・・・仕方ないですね。
しかも歌ってるし・・・。歌えるのかなぁ、その状態で。

ま、本人が





「アホらしいほど簡単なことさ!!」




と豪語しているのでそういうことにしておきたいと思います。

で、その技術をトンキン(ベトナム)の海賊から学んだ・・・、と言っているので今回の「パイレーツ・・・」のあの場面はちょっと笑えました。


そういえばロン・チェイニーの映画ではその場面が入っています。すごく恥ずかしいんですけど、管状のものがフィリップに近づくあたり。


うわぁ、出来る事なら見たくなかったですね。
でも、これで「湖の家の水の精のトリック」が明かされるので仕方ないか、と断念しつつ何かもっといいトリックはなかったんかい?と思う気持ちでいっぱいです。




・・・かような事を考えるとアメリカの「Trik Trap Marker」って漫画は、いかにもそういう変な事をしそうなエリックで管理人結構萌えだったりします。
多分私の思い描くエリックに最も近い感じがします。冒険活劇風ですし・・・。



第四巻が待ち遠しいですが、ペルシャの次にいきなりパリかぁ、みたいな。
ペルシャ、トルコを経ていったん「普通の家を作る建築家になる」という設定もいいと思うのですけどね。極悪非道の生活に疲れる、という心境の変化はダロガが命を救ってくれた事に起因するのだと思うんですが。


まあ、最大の心境の変化は天使クリスティーヌによってもたらされるんですがね♪


エリック、クリスティーヌ、ダロガは三位一体で大好きです♪