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The Phantom of the Opera / Gaston Leroux

ガストン・ルルー原作「オペラ座の怪人」

マンマ・ミーア

2009年01月31日 | 映画について
メリル・ストリープ、クリスティーン・バランスキー、ジェリー・ウォルターズのABBA世代おばさん3人組は、見事にABBAのヒットナンバーを歌いこなしていました。素晴らしいパワーです。いやーーーいい味出してます。
エンディングには、調子に乗ってアンコールまでしてしまう入れ込みよう。その時にアメリカのドラマによくある「笑い声だけの演出」が。
そういうレトロな雰囲気でまとめたいのだろうな、と思いました。

今、徹底してその時代っぽさにこだわる、と言う文章を書いているので「なるほどこれだ!」と言う感じでした。
内容は母、娘という二世代、二つの時代を扱っているのですが、その作品の入れ物自体もレトロなアメリカン・ホーム・ドラマ風にしたあたりはABBA世代にとって「あーーー懐かしい!」というノスタルジーを感じさせる演出でしょう。

「オペラ座の怪人」でも拷問部屋で「まるでグレヴァン美術館みたいね!」という台詞を読むと20世紀初頭のパリっ子、フランス人は「あ、懐かしいw」とニンマリするかもしれません。

<年代破り>と感じてしまうか「ああ、懐かしい」と感じるかは1910年あたりに生きていたかいないかによるような気がします。
「高級紙読者」「低俗大衆紙読者」という区分より、その当時フランスにいたかどうかのほうが決め手かもしれません。

「物語の入れ物」自体がノスタルジーを感じさせ、明らかに創作と断定できるのですがその事で感動が減ることはない、むしろ面白い効果があるらしいと言うのが分りました。


「ワルキューレ」も絶対見たいです。(トム・クルーズ美形ですねw)明日は「ラフマニノフ/愛の調べ」を見る予定です。

鏡張りの拷問部屋

2008年12月26日 | 映画について
今日は「ミラーズ」を見てきました。

「鏡」「鏡張りの部屋」「拷問」、原作チックな部分もあって凄く面白い・・・いや、怖かったです。

鏡張りの部屋が六角形じゃなかったのが残念です。


映画の中で偶然にも私がローマで買った小物入れが映っていました。娘も「あ!」みたいな顔をして、こっちを見たので見間違いじゃありません。

写真を載せておきます。ヴェネティアの仮面と、フランスの古本も一緒です。

ダーク・ナイト

2008年12月11日 | 映画について
ついに来ました「ダークナイト」!!!!!!!!!

と言っても私はジョーカーのみ愛しています。ああいう変なキャラっていいです。
娘も好みが近いので「今度『アメリカン・サイコ』見よう。殺人鬼物だよー」とか盛り上がっています。


そろそろ歌舞伎にも一緒に行きます。ああ、それに「ミラーズ」も楽しみ。
鏡の中から、って「やっぱり」ですよ。娘と行きますよw

家族っていいですよね。

ちょっとおおおー

2008年11月03日 | 映画について
ジョーカーのフィギュア欲しいーーーーーっ!!!!!!!!!!!


そして六角形の鏡の拷問部屋に安置したい!
ついでにツェツェ蝿の模型なんかも置いてみたい?

そしてレクイエムの布で巻き巻き。
棺桶とか葬式の布とか分りやすく、わざとらしい感じもするけど、そのキッチュな感じもまたよいですね。


それに家のどこかにアナキンのフィギュアもあったような・・・。
(*^^*)


ジョーカーの動画が見られます。
http://wwws.warnerbros.co.jp/thedarkknight/jpspecial/joker.html


追記

やっぱポチリました。娘もジョーカーファンなので二人で遊びます。
30センチだって。

鏡より大きい・・・・困った。




ダークナイト

2008年09月11日 | 映画について

やっと見られました。もう一緒するはずだった娘なんぞあてにできません。レディースデイでもないのに一人で行って来ました。

ジョーカーーーー!!!

ツボなキャラです。萌える、と言う感じではないのですが。
色々重なりました。誰、とは言いません。


やはり父親に顔を切られるというのは凄まじいですよ。「笑い顔」という設定も恐いです。

実はバットマン・シリーズは今まで一作も見たことはないのです。ただ周囲の評判が高かったのと、予告編を見て「これだ!」と。

土曜日に「デトロイト・・」が見られるか、どうか・・・。見られなかったら一人で行くつもり。子供はドタキャンするから予測不可能です。



別館も第二部が終了。
読んでくださっている方でこの記事を読んでいらっしゃる方がいましたら、本当に感謝の気持ちを伝えたいです。
またアンケートもありがとうございました。





焦燥

2008年09月08日 | 映画について


主婦で仕事もあって実質拘束時間がとても長いです。

でも、どうにか時間を作って「デトロイト・メタル・シティー」には行きたい。

「ダークナイト」も行きたい、行きたいと思っているのに行けずじまい。


そういえば最近「オペラ座の怪人」も見ていない。
清純無垢で可愛いクリスティーヌの姿をゆっくり落ち着いた気持ちで見たいです。



自動ピアノ

2008年09月06日 | 映画について

何となく影像で大好きな映画『ピアノ・レッスン』が見たくなりヨウツベに。

おおおおおーーーー!!!!

19世紀の古びたピアノが自動演奏で私の最も好きな曲を演奏している貴重な動画がッ・・・!

自動演奏ピアノと言うと何となくオペラ座ですし、萌えますよね?

参考までにリンクしてみました。 

 

この映画は孤独と表裏一体の音楽(ピアノ)への依存・妄執(言いすぎ?)がマイケル・ナイマンの音楽とともに切々と伝わってくる事。

青を貴重とした影像も美しいです。

 

 


SAW

2008年06月29日 | 映画について

今頃になって「SAW」(1)を鑑賞。

面白かったです。

最後のオチは意外でした。でもちょっとこれだけの殺人の動機としてはイマイチかも。

第一脳に転移していてこれだけの思考力があるのかどうか・・・。


でも変な仮面(?)なジグソウはちょっとデジャヴでした。誰って「呪われた奇術師」さんですよ。

映画を見ながら原作(オペラ座の怪人)の場面を色々想像。特に拷問部屋。




モンレアーレ大聖堂

2008年06月21日 | 映画について

「ブラザーサン シスタームーン」のアッシジのフランチェスコが教皇に謁見する場面で使われていた教会はパレルモのモンレアーレ大聖堂のようです。

でもアップ時のキリストのポーズや衣装は同じなのですが顔は微妙に違うような気も・・・。



(検索して画像を見てみるとモザイクが素晴らしい教会です)

聖キアラが清純そうな美少女で原作クリスティーヌみたいです。


撮影そのものはイタリアのウンブリア地方のサンジミャーノ。
オプショナルで行けるのですがアッシジにも行くので同じウンブリアの古い街なのでフィレンツェを自由行動する予定です。


紀元10000年

2008年04月27日 | 映画について

久しぶりの映画でした。

面白かったです。単純に映像が楽しい。
シャーマニズム、部族社会、恐竜(?羽毛で覆われていました)、マンモス、サーベルタイガーみたいな獣などが動く映像で見られるのはワクワクしてしまいます。

個人的な萌えはエヴァレットを誘拐した青いターバンの男かな?

作品の進行上の捨てキャラなのでしょうが、女に手を出さないとか、布団をかけなおすとかちょっと優しい。でも歯向かうとキレる・・・。



顔がイングランド版のファントムに似ていました。(あのファントムのヴィジュアルは好きじゃないです)

あの映画(イングランド版)も、娼婦に優しく(だったような・・・。ま、殺しはしなかったです。普通に顔を背けさせ、いたしておりましたし)しかしカーロッタには厳しい(生首をシチューに入れてるし)。

どうでもいい事ですが社会的弱者である娼婦に優しいエリックと言うのは結構好きです。





エリザベス・ゴールデンエイジ

2008年03月10日 | 映画について

やっと見てこられました。
本当ならもっと早く行く筈だったのですが、一緒に行く約束の娘の予定がなかなかつかずに今日のレイト・ショーに。

予告編を見ていたので、その衣装の豪華絢爛さは知っていたのですが、やはりうっとりしました。

そしてケイト・ブランシェットの風格ある女王ぶり、側近のジェフリー・ラッシュの達者な演技を堪能してきました。

あとメアリー・スチュアートが「リバティーン」のヒロイン役をやったサマンサ・モートンで驚き!
首も太くガッチリした感じで貫禄を感じました。エリザベスが非常に細いからヴィジュアル的には被らないので、キャラデザとしてメリハリを感じました。


「リバティーン」の時は物凄い違和感でした。


ローリー卿は個人的に好みでした。外見は男臭くて好みとは対極なのですが、二人の女に愛される責任・男気みたいなのを感じました。
言葉の上では素気ないんですけどね。


だから最後の三人の神々しい光景はやはり感動です。
赤ちゃんを女王に手渡すベスもちょっと笑っている。





そして昼間は「L」でした。面白かったです。
原作をしっかり読んでいるわけではないので、とっても勝手な感想ですが、別に恋愛要素がなくても良かったような。そのほうがLの若い死の悲劇性も増す、というか一般女子受けするのかな?

そして「ニア」って「側に」って意味だったのかああああ??

L役の人は良かったです。





スウィーニー・トッド/シルク

2008年01月28日 | 映画について

やっと見てこられました。
19世紀の汚いロンドンを味わいました。
んーーー、ジョニデは素敵でしたが復讐物としては「モンテ・クリスト伯」の方がぐっと来るかもです。

映像はティム・バートンちっくで面白かったです。

一番良かったのは精神病院から出てきたジョアナがちょっと後ろ向きに変化していたところに精神病院の恐ろしさを感じました。アンソニーとまた明るさを取り戻して欲しいです。

あとは色々あまりすがネタばれなので割愛。でも私はすぐに気づきましたよ。



それは昨夜のレイト・ショーの事でした。

今日は「シルク」でした。んーーーー、もっとひねった・・・と言うか主人公の男が普通の人過ぎで、「異国の恋」に陥るのも特に理由もなくて、のめり込む理由と言うのがないといえばない。
わざわざもの凄い距離を往復する底辺がもっと強烈なものだったら、身を引く妻の美しさも際立ったかな・・・と思います。

そ・し・て何と言っても・・・「何なんだよ!あの日本の女は!!」みたいな。
外見もまあまあの上(時々●スすれすれと言う気も、●首の色も嫌だーーーー!!!!!!!!!!!!!!もっと綺麗なのがいたんじゃないかなぁ)になんかすッごく「薄汚れ感」が漂っていたりする。

あの「しなだれかかる」場面を抜くだけでも随分違うような気がする。あーりーえーなーいー、「まとも」な日本女性なら。

ラベット夫人のように突き抜けた「薄汚れ感」でないので、正直キモイ。だから障子の陰で泣いてても可愛くない。ラベット夫人の愚かさはまだ可愛い。だって途中まで彼女はいいところもあるもの。子供に優しいのはとてもいいです。


「シルクの肌のような女」という割には肌の映像ももうちょっとどうにかならなかったのかな?と思いました。正直もっと綺麗な肌の子はいっぱいいますって、心もね。
娼館のマダムにはあの女の本性が見抜けていたのかもしれません。つまり「毒婦」。だから「忘れろ」と。
大体、あの女の短い方の手紙の内容からは感動はないです。単に自分勝手に相手を困らせているだけ。奥の深さはないです。
でも男は愚かですよねーーー。


最後の手紙は途中のマダムの朗読から部分的に内容を削っていますが、こっちはなかなか感動的です。


旅行の過程も毎回同じ映像みたいです。キエフの駅も同じ映像の使いまわしかと思いましたよ。道程が同じなら映像だけでも変えて欲しかった。



手紙の朗読で終わる作品と言うのは結構好きです。

「不滅の恋」みたいなのですね。こちらはベートーヴェンものですが・・・。BGMが素晴らしいので感動も大きいです。

こちらは素直になれないベートーヴェンの凄まじい葛藤と恋人の赦しが重なり、報われなかった恋の事を考えると管理人感動してしまいます。

そして好きな俳優なのでちょっとした笑顔にもキューーーーンとなってしまいます。


アース エリザベス

2008年01月20日 | 映画について

チビとチビの友達を連れて「アース」を見に行ってきました。
地球温暖化への警鐘がテーマの映画で小学生は500円でした。

うわぁ、映像が素晴らしいです。動物の赤ちゃんを見るだけでも幸せな気分になりますよ。
なんで赤ちゃんと言うのはあんなにも愛らしいのでしょうね。感動。

白熊の赤ちゃんのおしりとか、おしりとかっっ!!!雛鳥とかっっ!小象とか。たまりません(^^)

同時に温暖化でアザラシ狩りの足場となる氷が早く溶け出し、獲物をとりにくくなった白熊が絶滅の危機に瀕している現状も映像を見ながらなのでとても分りやすいです。

二月に「エリザベス  ゴールデン・エイジ」ですね。
ケイト・ブランシェット扮するエリザベス女王のポスターを見て「おおっ」と言う感じでした。
前作の弱冠25歳で即位したイングランド女王誕生を描いた「エリザベス」の時は下げた髪型で若い時代のものでした。でもケイト・ブランシェットの眼光鋭い威厳ある容貌が印象的でした。

今回は女王としてのエリザベスが、いかにしてイングランドの黄金時代を築き上げたか、らしいです。ポスターも貫禄があるような。もちろん美しいです。

前作と同じ構図の写真で面白いです。

スペインとの海戦シーンもありそうでワクワクですね。最近はCGのお陰で本当に見ごたえがありますよね。


買いたい

2007年12月09日 | 映画について

買ってまで所有した言って言うのはやっぱグルヌイユが好きだからなんだろうなぁ、と自己分析。

グルヌイユ自身と言うか、プラム売りの少女が好き、という「切なさ」が心をとらえてしまって後の殺人というのは二の次に・・・。

ま、これはクリスティーヌが好き、という「切なさ」が心をとらえるエリックとも同じですね。

 

 

 

こんなところからですがいつも拍手をありがとうございます。ペコリ。本当に励みになっています。
まだまだ「オペラ座の怪人」には夢中ですので別館が落ち着きましたら、本館の原作系も頑張ろうと思っています。