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The Phantom of the Opera / Gaston Leroux

ガストン・ルルー原作「オペラ座の怪人」

「300」予告編

2007年05月26日 | 映画について


いい!!!!!!!!
今日初めて大画面で予告編見ました。←「ハンニバル・ライジング」三回目


なんだか最初からもの凄くカッコイイんですけど。

しかもペルシャ軍団とか仮面の死の軍団とか巨大象とか激しくツボなんですけど♪

歴史物だし・・・ジェラルド・バトラーだしと思っていたのですが公開がすっごい楽しみです。



うわぁぁぁ「アッティラ」とか「ベオウルフ」も大画面で見たかったなぁぁぁぁ!!!!


やっぱり迫力が全然違うもの





もうすぐ「300」♪

2007年05月24日 | 映画について

もうすぐ「300」の地元公開です。
当然見に行くつもりです。先日やっとCMをちらりと見ました。う~ん、楽しみです。

とか言って「アッティラ」は買ってまだ見てないし「ベオウルフ」はま・・・まだ買っていません。汗(^^;

「アッティラ」はもうもうフン族ってところから萌えです。しかもフン族の扁平な顔、という幻滅要素も立体的なジェリーが代入されていて素敵そうです。

「ベオウルフ」もあれ、北欧なんですか?ヴァイキングなんでしょうか?
「オペラ座の怪人」以来、「北欧」とか「ヴァイキング」に反応しがちです。

ヴァイキング物の映画って「エリック」って名前がよく出てきますよね。割とありきたりの名前なのでしょうか?


・・・にしても激しく「オペラ座」な映画も近日公開ですね♪



「300」

2007年04月21日 | 映画について
 
何だかおもしろそうな映画ですね。もともと見る気満々ですが、皆さんのブログを読み更なる興味が!

「アッティラ」も買ってまだ見ていないのですが、「ベオウルフ」と言い、元ファントムと言うのなしでも面白そうな映画に出てますよね。

「ベオ・・・」で流氷の中を船が・・・とかいい感じ。「アッティラ」はもろツボですし(フン族、フン族♪)。

しっかしすんごい筋肉ですね!「トゥームレイダー2」のあたりも身体は立派でしたが、「300」のポスターの筋肉は割れている、というんでしょうか?立派でございます。

どろろ

2007年02月04日 | 映画について

「どろろ」見てきました!
良かったです。さすが手塚大先生ですね。
親子の愛憎とか民衆の苦しみなど、いろいろな要素が入り混じりつつ作品としてすっきりまとまっているのは素晴らしいです。
百鬼丸とどろろの淡い純愛もさりげなく、しかも深く描かれていて良かったです。一人一人のキャラの性格を巧みに端的に描くのは実は難しいことだと思うのですが(原作は未読ですが)手塚先生らしいな、と思いました。

好きな場面は水槽の中の赤ん坊に椿の花を見せるところ。
この子は目もないのに心の目で綺麗なものがわかるんだな・・・と思いました。そして優しく花を水にいれてあげる描写は美しい。


その他、素敵な場面、面白い化け物、素敵な中井喜一さんなどなど見所はいっぱいです。映像も綺麗でした。
ネタバレしそうなのでこのへんにしておきます♪

時計じかけのオレンジ

2007年02月01日 | 映画について
暴力やセックスなど、欲望の限りを尽くす荒廃した自由放任と、管理された全体主義社会とのジレンマを描いた風刺的作品にして、人間が精神の奥深くに隠し持っているであろう残虐性、悪の舞踊劇ともいうべき作品。(受け売り)
そしてそれを管理しようとする政府側という図式。抑圧により失われる「歓喜」(第九)?
ロシア語と英語のスラングが使用されています。このスラングは面白かったです、作品の格調を汚していて。。

音楽はグレゴリオ聖歌、シェへラザートなどクラシックばかり、特に人類愛を讃美した第4楽章は真逆の効果のために使われています、特に前半。しかもとんでもなく軽くフニャフニャした電子音で奏でられていてちょっとサントラを買ってみるか考え中。

私が最も印象的だったのは、主人公に妻を殺された老作家が主人公を拷問する時の異様な表情。凄かった!!知性のかけらもなくひたすら相手の苦悩を獣のように味わっている感じでした。拷問部屋は普通のありふれた部屋。ただ床下からは「第九」が大音響で吹き上がる。かつて愛した第九が洗脳された後には凶器となリ、主人公が耳をふさぎ床をのたうちまわり、窓から身投げするあたりは凄絶。

しかし洗脳が解かれた主人公は再び残虐でシニカルな性質へと戻ります。病室に運び込まれた巨大なスピーカーからは「第九」が大音響で流れます。
自分を救ってくれ、食べ物を口に運んでくれた大臣にもたれかかり、苦悩から開放され上を向き(白目をむき)恍惚と音楽に浸ります。最後は突き上げるような本能の喜びを表現しているようです。

良い子には向かないし、途中で放棄したくなるような映画です。私は暴カシーンとレイプは吐く程嫌でしたが全体的に音楽と映像が面白かったです。上手く総括できないのですが。


ちなみに、この映画の音楽担当は、ウォルター・カルロス


マリー・アントワネット

2007年01月21日 | 映画について
「マリー・アントワネット」見てきました。
衣装が、舞台が華麗!!美しい!そしてマリー・アントワネットが可愛らしかったです。
ヴェルサイユでの生活もけなげに耐えてました。プチ・トリアノンでの牧歌的な生活は本当の彼女が望んだものだったのだろうなぁ・・・とウルっときてしまいました。
最後はやはりマリア・テレジアの娘、王妃としての威厳を感じさせました。

音楽も重厚すぎなくてよかったです。彼女を等身大に感じられました。ノリもいいし。

デュ・バリー夫人にアーシア・アルジェントが出演。ダリオ・アルジェント版「オペラ座の怪人」のクリスですね。美人でした。


最近、なんだか気力が・・・。3月末の旅行の事や娘の受験の事で頭がいっぱいなのかもしれません。
受験は本人の努力する分野なので、私はもっぱら旅行の事が心配。初めての街に小学生を連れて行くなんて・・。二人旅の予定です。

そういう訳で引き続き更新もカメになるかと思います。

私信

M様 リクエストしていただいたイラストはちゃんと描かせていただきます。ちょっと気長にお待ちください。「墓場」の場面はやはり最高に感動的です(^^)



Attila the Hun

2007年01月10日 | 映画について

「アッティラ」来ました!
ジェラルド・バトラーがアッティラ役で主演してます。

中央アジアを制覇したアジア系民族の物語、萌えです。「オペラ座の怪人」公開の頃から見たくて見たくてしかたありませんでした。

「アッティラ」とは関係ないかもしれないですが、ロシアでアジア系異民族に支配され続けた時代を「タタールのくびき」と言います。
西欧が花の様なルネサンスを謳歌している時、その影響から遮断し続けられ異民族に隷属していました。

司馬遼太郎氏によればその時代は「・・・外敵を異様に恐れるだけでなく、病的な外国への猜疑心、そして潜在的な征服欲、また火器への異常信仰、それらすべてが支配と被支配の文化遺伝」をひきおこしたと言います。(「ロシアについて」文春文庫)
そういえばソ連時代も食料が乏しくても軍事力には心血を注いでいましたよね。

チャイコフスキーの「1812年」も最後に大砲を打ち鳴らして終わります。楽譜に書いてあるそうです。「1812年」はロシアがナポレオンを破った年ですが、あの軍神のようなフランス皇帝に勝った・・・というのは気象条件が助けたにせよ誇らしい気分なのかも知れません。

・・・で、車の中ではもっぱら「1812年」を聴いてます。大砲が鳴る一番のさびの部分(「Ⅴ」のあの場面)のカタルシスまで16分近くかかるのですが「Ⅴ」のかっこよさを思い出しつつ萌えています。

映画「ニジンスキー」を注文

2007年01月08日 | 映画について
バレエ・リュスのレパートリー、『カルナヴァル』『薔薇の精』『シェエラザード』『ポロヴェツ人の踊り』『牧神の午後』『遊戯』『春の祭典』などが見られるらしいです。

ロシア・バレエ団やニジンスキーを描いた映画です。原作はロモラ・ニジンスキー、ヴァツラフ・ニジンスキー夫人。

山岸涼子先生の「ニジンスキー」を持っているので内容の予測はつくのですが、実写でバレエを見られるのはうれしいですね(*^^*)
バクストとかも登場するらしいです。素敵ですよね、バクストのイラスト。

と言うかなぜ今まで買わなかったのか自分でも不思議です。

山岸先生の「ニジンスキー」を読む限りなんですが、あんなディアギレフなんかと~と思います。ニジンスキーの手紙をネットでチラ読みすると痛々しいまでに彼を求めていて胸が締め付けられます。

そういえば「テレプシコーラ」も10巻出ましたが未読。クミが出てくると恐ろしいです・・・。(10巻に登場してるかは不明)彼女の周囲の大人は狂ってます。山岸先生らしいキャラです。一体どういう展開になるのか・・予想もつきません。

アマデウス

2007年01月07日 | 映画について
は素晴らしいですね。
私はサリエリの苦悩の方が身近です。音楽を真に愛する者として「レクイエム」を写譜してしまうところも、嫉妬に狂い十字架を燃やすところも、罪悪感に苦しみ自殺しようとするところも・・。
「レクイエム」を写譜してしまう場面が一番好きです。


「敬愛・・・」はベートーヴェンが「芸術家たること」に微塵の迷いもなく確信に満ちているところが最も心に響かなかったのですね。
そういう風に思える事、支える人がいる事、ロシア貴族がパトロンな事、幸せなことだなぁ・・・と思います。

難聴という苦境を乗り越え作品が深化し、「芸術家たること」をあのように思うに至ったというのは分かるのですが・・・。
難聴も周囲にカミングアウトして乗り越えてるみたいですし・・・。彼の音楽はもっと人間的かな・・・とも思っていました。

ネットサーフィンしてみると管理人みたいな意見は0に近いので、音楽好きな方は見て感動する可能性のほうが高いです。


それから「第九」は映画「時計仕掛けのオレンジ」にも使われているようです。買ってまだ見ていないのですが、ちょっとペルシャな感じかも・・・と期待しています。

敬愛なるベートーヴェン

2007年01月06日 | 映画について
ダイアン・クルーガーが美しかった。

アンナという写譜師がオーケストラの中に潜み、
ベートーヴェンに指揮のリズムを伝えるという物語を許容できるか否かは見る側の感性なのではないでしょうか?
胸の大きく開いたドレスを上からとらえるカメラの視点は・・・。

男女の魂の結びつきが神聖でない、などと固いことを言うつもりはないのですが「第九」はもっと普遍的で神聖な作品のような気がするし、シラーの歌詞を思い出しながら聴きたいのに、薄く開かれた唇、そこから覗く歯、半開きの目・・・はかなり厳しいです。音楽に酔ってるのか、別のものなのか・・・、怖くて言葉に出来ません。

もともと彼女は「第九」の構想にも作曲にも関係ない人物ですし・・・。二人が出会った頃からベートーヴェンは内面的、宗教的にも安定していて(確かに性格は粗暴ですが)「彼女がいたから神の愛に気づかされた」とか「隣人愛」に目覚めた・・・という大きな変化はないようなので、彼女の第九参加は「単なる助っ人」という感じが・・・。

ベートーヴェンも「野獣」などと言われながら偏屈でちょっと粗暴なおじさんにしか思えない。陽気で普通の人っぽい。大きな甘えん坊みたいだ。(そしてアンナはそんな彼を包み、理解する役割)管理人的には萌えないタイプ。
それからベートーヴェンの裸体を何度も見るのは生理的に苦しい(管理人は胸毛とか駄目だし・・)。ウィーンでおしっこを漏らすベートーヴェンよりつらい。


カメラワーク、様々な描写、特に虫や自然物、小物に対する細やかさは秀逸。本当に美しい。冒頭のアンナが馬車に乗りながら、ヴァイオリンを弾く少年を見かけて音楽的霊感に満たされる(おそわれる)場面はストップモーションのようなコマの送り方で新鮮。

楽曲の取り入れ方は「不滅の恋人」の方が巧みなような・・・。
特に「第九」は父親の虚栄と野心のために虐待された少年時代とオーバーラップし、森を駆け抜けていく場面は美しく悲しく、力強い。
この世の醜さに囚われたくないかのように、逃げるように駆けていく子供の心が第4楽章に収斂していく構成は素晴らしい。
父親に杖で殴られた少年が夜空を見上げる場面は切ない。

「音楽好きの虐待された少年が・・・」という設定に異常に弱い管理人はこの場面だけでも圧倒されてしまうわけです。

どれだけ感情移入できるかが感動につながるのなら、このベートーヴェンには感情移入できませんでした。別に管理人があれこれ思うような、孤独さも迷いも苦悩もなさそうだし・・・。


パイレーツ・オブ・カリビアン

2007年01月02日 | 映画について
パート1の方ですが、海底を歩くゾンビ達、音楽も怖くてよい場面です。月明かりに照らされる水中も美しい。美しさとおぞましさの青の世界。

こんな風に水の精とエリックの映画、誰か撮って下さい。

誰か管理人と一緒に原作絵本とか作ってくれないかな~、と思う。
あまり原作が大好き過ぎて、フランス版OG漫画のコンゴの森の場面で激しく萌えてしまいました。

怒り狂ったエリック萌えぇ、焦がれ死にしそうでございます。
そういえば、海外舞台で最前列だと本当に熱いのだそうです!!!焼かれたい!!!と、マゾ全開に思ってしまいました。


そうそう30日あたりにガストン・ルルー原作ダリオ・アルジェント監督「肉の蝋人形」がやってました。深夜なので見なかったのです。
従来のスプラッター・ホラーと全く変わり映えせず、唯一見どころと言えるのは最終盤10分程、蝋で作られた家が溶けていく場面であり、エドガー・アラン・ポーの「アッシャー家の末裔」を思い出させるクラシックなムードある、らしいのです。
う~ん、見ればよかったかな~。この最後の場面はなかなか奇抜でいいですね。ルルーのアイデアでしょうか?

犬神家の一族

2006年12月30日 | 映画について
見てまいりました。面白かったです。
やはり古典であり名作として名高い探偵物ですね。
昭和20年代の日本の雰囲気といい旧家の趣といい(ちょっとだけ我が家とデジャブでした~)、音楽と言い「これこれ!」って感じでした。

諸悪の根源は犬神の翁っていう感じですよ。言ってやりたい事がいっぱい!
人の心を無視して好き勝手に生きたような気がするんですが。「地獄で静かにしてなさい!」という感じです。
まあ、こういう女性蔑視(敵国民蔑視)の男っていますよね、特にあの時代。この手のタイプに人生を狂わされて、せめて金だけでもふんだくらないと気がすまない、と言うのもよく分かります。
静馬親子の家もみすぼらしくて、寒々しい。松・竹・梅子の母親に対しては人間扱いしてなかったりする・・・。
血塗られたお金なんか貰いたくもないような気もするのですが翁はくれたいのね、そういう価値観の男なのね。どうでもいいけど。


松子・・・最後、金田一さんは気づかなかった(ふり?)のですが、気位の高い人だっただけに「やっぱり」と思いました。佐清の行く末を気にしているところも母を感じました。
こういったどろどろしたドラマの中で▽□○と○×□の純愛は救いでした。竹・梅子は不幸すぎる・・・。

旧作ではお琴のお師匠が実は・・・だったらしいですが、その方が面白かったし、凄みがあった気がします。

佐清に関しては姿は似ていても愛せないな~と。ときめくのはデジャブのせいでした。

あとは「敬愛なるベートーヴェン」「マリー・アントワネット」「エラゴン」、2月に「墨功」ですね。
壮大な歴史絵巻き、いいですねぇ。

そういえばジェラルド・バトラー主演の「アッティラ」も注文しました。楽しみです。そのうち「ベオウルフ」も買うつもりです!




また・・「硫黄島からの手紙」

2006年12月22日 | 映画について
感想つけたし・・・。

今思い返すと栗林中将の偉大さは敵の戦力も、日本が負けることを確実に知っていながら最も過酷な戦地で淡々と自分のやるべき事(国・国民を守る)をやり遂げた、というだと気付きました。

硫黄島に到着してすぐヒステリックな上官に鞭打たれる主人公を助け、いかなる時も冷静で、故郷の子供には決して厳しい状況を伝える手紙を書かないし、部下にも常に冷静で優しいというのは人間の理想かもしれないですね。


あの艦隊を前にして、もちろん死を覚悟してのあの柔和さと言うのは本当に敬礼ものです。
(敵ながら天晴れな生き様が監督を動かしたのかもしれないですね)



同監督の「ミリオンダラーベイビー」のあの思いつめた主人公の痛ましさを包むような穏かな優しさも素晴らしかったです。最初は単なる女性版「ロッキー」かと思ったのですが最後の最後での人間描写が凄かったです。(「ロッキー」は「ロッキー」で好きです。「エイドリアーーーン!!!!」)
この包容力と言うのは「ベティー・ブルー」に通じるかもしれません。これも最初は「?」な女主人公でしたが、今はその悲痛さや切なさが分かるような気がします。
社会的にも、情緒的にも滅茶苦茶な女の子でした。でも彼女の無垢さを恋人は知っていたんですね。(どうもあのシャンデリアのシーンやファントムの感情の激しさはこの女の子を思い出させます。私見ですが)


「彼女の瞳の中に悲しみのすべてを見た」

恋人役はちょっとダロガかもしれません。壊れた人を見守る・・・という意味で。


「無垢」・・・私にとってはエリックも「無垢」です。