えりはな の 「いま」を伝えたくて

「いま」目の前にある感動や景色をたくさん伝えたくて、ここを作りました。

そして、千鳥が淵へ

2010-04-06 13:35:57 | 旅行
靖国神社をあとにして、そのまま千鳥が淵へ。
当然ながら、ものすごい人で、二女は人を観に来たようなもの。

「列に並んで、立ち止まらずにお進みくださ~い」、とメガホンで
交通整理の人がたえず話してる。
「そこで立ち止まると危険です、聞こえているならお進みくださ~い」、と
標的の人にむいて話しかけることも。

総勢11名の私たち、2~3名ずつ適当に歩いて進んでいきました。

ライトアップされた並木を
かれこれ10年以上前にみたきりだったでしょうか。
あのときは、家族は主人と私だけだったなぁ、と思いながら
歩いていきます。



気がつくと、私は二女とふたりになっていました。
撮った写真は二女と桜ばかり。

ボートに乗りたい、ボートに乗りたいと繰り返し訴えていた甥っ子、新4年生も
そのうちに叫ばなくなり、たそがれるように。

が、ほぼ最終地点近く展望台のところを過ぎたあたりで
その甥っ子がいないことに、みんなが気がついた。
10名揃った、誰も連れていない。
ついさっき、あのあたりにはいた、とか
展望台には入ってこなかった、とか
いろいろ聞かれ、義兄夫婦と義父が手分けして探し、
この人ごみでいなくなったら、、、、とよぎった10分後に
だいぶ先までいって、半べそをかきながら戻ってきていた甥っ子を
義兄が見つけた。

ほっとしたのか、しばらくしてから、
泣くまいとしながらも、ぽろぽろと涙がこぼれてきた。

よかった、とにかく見つかって。

その問題のボートは、当然ながら長蛇の列で
何時間待ったら乗れるのかなぁと思いやったが想像つかず。
でも、30分でも乗れたなら、垂れ下がる桜を真上にみながら
この上なく優雅な花見が出来たに違いない。


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